株式会社トリニアス、LLMO対策の重要性を浮き彫りにするデータを発表。新しい集客チャネルとしてのAIの台頭を示唆します。
株式会社トリニアス(本社:東京都新宿区、代表取締役:細井裕作、以下「当社」)のLLMO事業部は、全国121クリニックのGoogle Analytics 4(以下「GA4」)データを基に、生成AI経由のクリニックサイト流入に関する調査を実施しました。
 
この度の調査結果から、2026年3月の生成AI経由の流入セッションは、121院合計で前月(2月)比+31.1%という大幅な増加が確認され、全体としてのセッション成長率(+17.0%)を約2倍とするペースで伸びています。また、当社がLLMO対策を実施しているクリニックの一部では、前月比+814%の成長が見受けられ、AIプラットフォームからの流入獲得においても、対策未実施のクリニックとの差別化が際立っています。
 
調査の背景
2025年後半以降、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude、Copilotといった生成AIを介した情報探索行動が各業界で広がりつつあります。
クリニック業界においても、ユーザーが生成AIに医療機関や治療法について質問するケースが増えており、AI経由の流入が新たな集客チャネルとして台頭する兆しが観測されています。
 
当社は2026年3月よりLLMO対策サービス「LLMO prime」を提供しており、AI時代の集客動向を実データで可視化し、対策の効果を定量的に検証することを目的に本調査を実施しました。
サマリー
2026年3月の生成AI経由流入は121院合計で915セッション、前月比+31.1%の増加
全体セッション成長率(+17.0%)の約2倍のペースで拡大中
ChatGPTが約87%のシェアを占有、Gemini・Perplexity・Claude等の新興AIは成長率でChatGPTを上回る
ChatGPT経由の流入はmaps経路(約35%)とreferral経路(前月比+72.7%・最高成長率)が中心
LLMO対策実施クリニック1院では、前月比+814%の成長、1→4プラットフォームへの流入元拡大の事例を確認
1. 生成AI流入の全体動向(121院ベース)
全国121クリニックの2026年2月・3月のGA4データを横断集計した結果、生成AI経由の流入は以下のとおり推移しています。
 
指標 2026年2月 2026年3月 前月比
生成AI流入セッション(121院合計) 698 915
 
+31.1%
 
1院あたり月間平均 5.8 7.6
 
+31.1%
 
全体セッション成長率(参考)     +17.0%
 
生成AI経由の流入セッションは全体セッションに占める割合としては約0.1%前後と絶対値ではまだ小さいものの、成長率は全体セッション増加率(+17.0%)の約2倍のペースを示しており、今後のさらなる拡大が見込まれます。
 
2. プラットフォーム別の構成比と成長率
生成AIプラットフォーム集計のため、検索エンジンであるBing中国版(1.9%)とBraveSearch(0.7%)は除外しております。
2026年3月時点のAI流入をプラットフォーム別に集計した結果、ChatGPTが全体の約87%を占めていることが確認されました。
プラットフォーム 構成比(3月) 前月比成長率
ChatGPT 約87% +38.1%
Gemini 約7% +32.7%
Perplexity 約2% +77.8%
Claude 約1% +100.0%
ChatGPTが絶対的シェアを持つ一方、Perplexity(+77.8%)、Claude(+100.0%)といった新興AIの成長率はChatGPTを大きく上回っています。AI検索の分散化が進行しつつあることが示唆されます。
 
3. ChatGPTの主要流入経路(全123院ベース・当社関与サイト合計)
経路 3月セッション数 前月比 想定される流入パターン
chatgpt.com / (not set) 350 +50.2% ChatGPTの回答画面からの直接遷移
chatgpt.com / maps 304 +20.6% ChatGPTの地図検索機能経由
chatgpt.com / referral 133 +72.7% ChatGPT回答内のリンク参照
chatgpt.com / organic 56 +36.6% ChatGPT検索経由
 
特徴的なのは、maps経路がChatGPT流入の約35%を占めている点です。
これはChatGPTの地図検索機能を経由した流入が多いことを示しており、AI時代においてもGoogleビジネスプロフィール(GBP)の情報整備が引き続き重要であることが確認されました。
 
また、referral経路(AI回答内でクリニックのWebサイトが引用・参照された結果の流入)は前月比+72.7%と最高成長率を記録しており、AIへの引用最適化(LLMO対策)の効果が最も直接的に表れる指標と位置付けられます。
 
4. LLMO primeによる、生成AI検索対策実施クリニックの事例
 
当社がLLMO対策を実施しているクリニックのうち、眼科領域の1院(O眼科クリニック・仮称)では、前月比+814%の大幅な流入増を記録しました。
 
当該クリニックの2026年3月のAI流入は64セッションに達し、121院平均(7.6セッション)の約8倍を獲得しています。
さらに、2月時点ではChatGPTのみだった流入元が、3月にはCopilot、Perplexity、Geminiを含む複数プラットフォームに拡大しました。これに伴い、ChatGPTの構成比は100%から75%へ低下しており、単一プラットフォーム依存から複数AIへの流入分散の兆しが見られます。
 
指標
 
2月
 
3月
 
前月比
AI流入セッション
 
7
 
64 +814%
 
流入元AIプラットフォーム数
 
1 4 +3
 
ChatGPT依存度
 
100%
 
68.8%
 
低下(マルチAI化)
 
今後の展望
生成AI経由の流入は、全体セッションに占める絶対的な割合ではまだ小さいものの、全体セッション成長率の約2倍のペースで拡大を続けています。当社は今後も月次ベースで同様の横断調査を継続し、クリニック・医療機関をはじめとする各業界における生成AI流入動向と対策効果を定量的にモニタリングしてまいります。
当社サービス「LLMO prime」について
当社が提供するLLMO対策サービス「LLMOprime」は、AIMA5フレームワーク(A1:認知 → A2:情報収集 → A3:比較 → A4:検証 → A5:行動)に基づき、下記の3つの柱でAI時代の集客基盤構築を支援します。
1.
FAQコンテンツ設計:AIに引用されやすい構造化されたQ&A形式コンテンツの整備
2.
約130サイトへの同時登録:AIが参照する情報ソースの網羅的なインデックス
3.
第三者評価の獲得:AI回答における信頼性・権威性の担保
 
LLMO prime 公式サイト
 
 
調査概要
調査名:クリニックサイトの生成AI経由流入に関する横断調査
調査対象:当社が関与する全国121クリニックのWebサイト(眼科・歯科・内科・メンタルクリニック・美容クリニック等)
対象期間:2026年2月1日から2026年3月31日
調査方法:各クリニックのGA4プロパティ「トラフィック獲得:セッションの参照元/メディア」レポートの横断集計
抽出対象ドメイン:chatgpt.com、gemini.google.com、claude.ai、perplexity、copilot.com、brave、cn.bing.com
集計日:2026年4月9日
実施主体:株式会社トリニアス LLMO事業部
※本調査の全体数値(121院ベース)からは、当社がLLMO対策を実施している2院を除外し、対策未実施の母集団として集計しています。また「4. LLMO対策実施クリニックの事例」の当該クリニックは仮称で記載しています。
 
株式会社トリニアスについて
株式会社トリニアスは、MEO対策サービス「MEOプライム」(全国5,000店舗以上へ導入、上位表示率96.2%)をはじめとするローカルマーケティング領域の事業を展開しています。MEO対策で培った地域検索領域の知見を基盤に、AI検索時代の集客対策として「LLMOprime」を提供しているほか、店舗集客・マーケティング情報を発信するオウンドメディア「マケスク」を運営しています。
会社概要  
社名 株式会社トリニアス
代表者名 代表取締役社長 細井 裕作
本社所在地 〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿4階
設立 2012年2月2日
資本金 1,000万円
事業内容 デジタルマーケティング事業、パートナー事業
 
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