防災製品の提供を通じて、地域の水害対策力向上に貢献
昨年行われた総合水防演習の様子 デルタチューブ
 大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己)は、一般社団法人リバーテクノ研究会(R)(東京都世田谷区、会長:関 克己)からの要請を受け、水防月間(5月1日~31日・北海道は6月)に合わせて全国11地域で行われる総合水防演習へ参加しています。三角水のう「デルタチューブ(R)」やハイブリッドエアーテント「マク・クイックシェルター(R)」、組み立て式簡易止水壁「デルタパネル」などの防災製品を提供し、各地の水防体制強化に向けた演習を支援しています。
水防月間
 国土交通省は毎年5月(北海道は6月)を「水防月間」と定めています。防災・減災の取り組みの一環として、梅雨や台風の時期を迎えるにあたり、国民一人ひとりが水防の意義及び重要性について理解を深めることが目的です。毎年、国、都道府県、水防管理団体(市町村等)が連携して、総合水防演習等の水防訓練が実施されています。
可搬式特殊堤防「デルタチューブ(R)(三角水のう)」
防水性の高いシートを用いて製作した三角形の長い袋体です。堤体の上に伸ばして敷設し、その中に水を注入することで、堤防からの越水を防止します。これまでの土のうに代わる水防ツールとして軽量で、コンパクトに折りたたんで収納・移動可能で、すばやく設置できます。そして越水や浸水を防ぐ止水性を兼ね備え、環境や資源にも配慮しています。
ハイブリッドエアーテント「マク・クイックシェルター(R)」
マク・クイックシェルター(R)は、緊急・災害時に素早く簡単に設営できるハイブリッドエアーテントです。女性4人で10~15分で設営が可能で、災害対策本部や救護所をはじめとする幅広い用途に即応力を発揮します。東日本大震災や令和6年能登半島地震など、災害時の医療用途などを含めて3200張り以上の活用実績があります。
組み立て式簡易止水壁「デルタパネル」
 ゲリラ豪雨などが発生して建物への浸水が予想される際に、水の侵入部を構造的にも安定した三角断面の膜構造体で帯状にガードして被害を抑制する水防ツールです。 従来の土のうと異なり、土の確保や袋への注入、さらには完成した土のうを積み上げる一連の作業が一切不要で、現地にて連結・組み立てるだけで設置が完了します。
全国11地域で実施される令和8年総合水防演習
実施日 演習名 場所
5月16日(土) 第74回 利根川水系連合・総合水防演習 利根川水系利根川
群馬県邑楽郡千代田町赤岩地先
5月16日(土) 令和8年度 野洲川総合水防演習 淀川水系野洲川
滋賀県野洲市市三宅地先 野洲川右岸河川敷
5月17日(日) 令和8年度本明川総合水防演習 本明川水系本明川
長崎県諫早市八天町地先
5月23日(土) 令和8年度 芦田川総合水防演習 芦田川水系芦田川
広島県福山市草戸地先
5月24日(日) 令和8年度 大阪府地域防災総合演習 大和川水系大和川
大阪府藤井寺市川北地先
5月24日(日) 令和8年度 土器川総合水防演習 土器川水系土器川
香川県丸亀市垂水町地先
5月24日(日) 岐阜市水防連合演習 長良川水系長良川
岐阜県岐阜市長良雄総地先
5月30日(土) 令和8年度黒部川総合水防演習 黒部川水系黒部川
富山県黒部市出島地先
5月31日(日) 令和8年度 最上川下流・赤川総合水防演習 最上川水系最上川
山形県酒田市下瀬地先
5月31日(日) 令和8年度 天竜川下流連合総合水防演習 天竜川水系天竜川
静岡県浜松市中央区豊町地先
6月6日(土) 令和8年度 石狩川水系幾春別川総合水防演習 石狩川水系幾春別川
北海道岩見沢市北村幌達布地先
太陽工業の防災対策製品について
 太陽工業では、街中から河川沿い、いざという時のために幅広い水害対策器材をはじめとする防災機器を数多く取り扱っています。
リバーテクノ研究会(R)について
 一般社団法人リバーテクノ研究会(R)は、民間21社が学識経験者と連携して、河川の環境や防災・減災に関する多様な社会的ニーズに機動的かつ柔軟に適用可能な技術の開発・普及・啓発を目的に、2009年に非営利型一般社団法人としてスタートしました。本研究会が開発の核と位置付けている可搬式堤防や河川堤防の調査点検のためのリバーテクノコーン(R)、堤防の質的強化のためのリリーフウエル工法、ドレ―ン工法、水防シートの開発などを行っています。 また、研究会では「スーパー川守(R)」制度を設け、地域の行政機関や各種団体と連携して、河川施設の管理や減災対策の提案などの活動も積極的に展開しています。http://rirt.or.jp/
太陽工業株式会社について
 太陽工業は、創業100年を超える大型膜面構造物のリーディングカンパニーです。1970年日本万国博覧会ではアメリカ館において、空気圧のみで屋根を支える低ライズ(高さを抑えた)方式の空気膜構造を世界で初めて実現しました。その後も東京ドームの膜屋根施工や世界最大級のドーム施設であるロンドンのミレニアム・ドーム(現:The O2 Arena)など、世界各地の大型プロジェクトに参画。さらに2025年の大阪・関西万博では20以上のパビリオンの設計・施工を手がけ、万博会場づくりを支えました。経済性、施工性、透光性、デザイン性に優れた膜構造技術を核に、建築事業をはじめ、土木、物流、環境分野へと事業を展開し社会の安全・安心を支えています。
 イベントコンサルティングを手がけるTSP太陽株式会社、施設運営を担うアクティオ株式会社などのグループ会社とともに、「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」を掲げ、社会に新しい価値を提供していきます。