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このたび、株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、ジェーン・スー『おつかれ、今日の私。』文庫版を2026年6月4日(木)に全国の書店・インターネット書店にて発売いたします。本日4月27日(月)より予約を開始しました。 |
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つい頑張りすぎちゃう人、必携の書! |
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大きな失敗にくよくよする夜。不本意な扱いに傷つく夜。メイクを落とすのさえ面倒な夜。幾つもの凹んだ夜にそっと寄り添う48通りの方法。たとえば、美顔器。たとえば、友人との鍋。たとえば、いけてる自分のイメトレ。たとえば、Apple Musicでハワイアンミュージックをかけて自室にハワイを手繰り寄せる、など。こり固まった頭と心をじんわりときほぐすセルフケア・エッセイ。 |
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(解説:伊藤亜和) |
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仲の良い友達の背中をさするように――ジェーン・スーが本書に込めた思い |
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単行本の元となる連載がウェブサイトで始まったのは、天から降ってきた災難に、こりゃ他人事じゃないぞと肝を冷やすようになった頃。その少し前から、私は時代の強度が下がったと感じていた。誰もが傷つきやすくなった。傷付いたことを隠さなくてよくなったと考えれば、強度が下がることは悪いことではないけれど。 |
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十代二十代の頃、私が好んで読んでいた文章には、皮肉と、笑いと、少々の自虐があった。心の機微をありのまま書くのは、無粋とされていた時代。この時代の特性は、私の性格になんらかの影響を及ぼしていると思う。やがて自分が文章を書くようになり、皮肉と笑いと自虐に、過剰な熱量を加えた文体が私の個性になった。 |
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加齢とともに自虐は落ち着き、読み手によっては自虐と取られるが、書き手としては朗らかな開き直りのつもりで書くことが増えた。「あっちのぶどうは酸っぱいに違いない」を、どれだけ面白く言い換えられるか競争から降りることができた。 |
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私には似合わないと決めつけていたものをひとつずつ試し、気分が良ければとり入れ、やはりダメだと感じたら手放した。そうやって、自分で自分に余計な負荷を掛けることを少しずつ止めていった。すると、これでもいいのだ、ひとまず上出来だと、自分を受容することができた。 |
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さあ、次はなにを書こうと考えていたところに、時代の変化がやってきた。未知のウイルスまでやってきた。周りを見渡すと、とてもじゃないが皮肉めいた笑いを受容できる余裕など誰にもない。私にもなかった。 |
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とにかく、やさしさを持って書こうと決めた。面白さなんてどうでもいい。今回は、仲の良い友達の背中をさするように書こう。 |
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(中略) |
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社会の風通しを一気によくする力はないが、自分のなかの窓を増やす方法なら、年の功で知っている。連載の後半は、自力で自分の窓を増やすヒントになりますようにと祈りながら書いた。 |
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(本書「おわりに」より抜粋) |
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目次 |
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最近、なんにも報われない |
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一歩を踏み出せばなんとかなるかもよ |
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自分への期待を裏切る自分 |
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婚活のしんどさについて |
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取り返しのつかない失敗を乗り越える方法 |
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洗い物をしながら母を思う |
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なんのために生きているか |
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ケイミ先輩が教えてくれたこと |
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なりたい自分をイメージするなんて |
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人の気持ちを矮小化すると致命傷になるよ |
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トンネルの出口で待つ |
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働く人の強さと輝きの話 |
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おつかれ、若かった頃の私。 |
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名前がついて腑に落ちる |
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思い出し怒りに満足する夜もある |
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上手に休むのも能力だ |
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ようこそ、風の時代 |
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白黒つけない生き方 |
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面倒と感動の全面対決 |
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「おつかれさま」に込めた気持ち |
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毛足の長いじゅうたんの上で |
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落ち込みと立ち直りのあいだ |
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つまんないのだ飽きているのだ、自分と日常に |
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不本意な扱いを受けた |
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辻褄が合わなすぎる |
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ギリギリのライン、大丈夫? |
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ダメージを克服しようなんて考えなくていい |
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自室にハワイを手繰り寄せるには |
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そういう性分 |
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自分と他者との境界線 |
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なにをしても許されてしまう人をうらやむ |
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自分ではどうにもならないこともある |
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彼にピッタリな子はほかにいる |
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ダメダメな日の妄想術 |
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弱った自分からの脱却イニシエーション |
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好きでもない人に好かれなくていい |
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私はしあわせジャンキー |
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美味しいねえと楽しいねえ |
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洗顔ほど面倒くさいものはないよ |
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「必要とされている」と「利用されている」は別モノだ |
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この人と一緒にいれば…… |
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仕事でいちばん大切なこと |
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失敗が私を作ってきた |
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仲良くなりたかったら本音を言うしかないのだ |
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悪口大会の教訓 |
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一度ぜんぶ止めてみたらいいのよ |
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「私なんかが」の呪い |
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しあわせについてのネオ心理 |
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【著者プロフィール】 |
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ジェーン・スー |
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1973年、東京生まれ。コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」、雑談の人・桜林直子との「となりの雑談」のパーソナリティとして活躍中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』で第31回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど』『介護未満の父に起きたこと』など多数。 |
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【書誌情報】 |
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書名 :おつかれ、今日の私。 |
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著者 :ジェーン・スー |
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発売日 :2026年6月4日 |
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価格 :770円(税込) |
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仕様 :文庫・200ページ |
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ISBN:978-4-8387-7717-2 |
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発行 :株式会社マガジンハウス |
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URL :https://magazineworld.jp/books/paper/7717
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