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慶應義塾大学イノベーション推進本部(所在地:東京都港区、統括本部長:斎木敏治)が運営する、ディープテックスタートアップの創業と成長を支援する全学レベルの起業支援プログラム「慶應スタートアップインキュベーションプログラム(以下、KSIP)」の採択チームであるグラフェナリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野梨伊、以下、グラフェナリー社)が、シードラウンドにおいて総額約2.4億円の資金調達を完了いたしました。 |
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グラフェナリー社は、本学理工学部の牧英之教授による長年の研究成果を基盤に、2024年10月に設立されたディープテックスタートアップです。当本部は同社の創業前から、KSIPを通じて事業計画策定や初期資金の獲得、法人設立に係る実務支援、事業会社や投資家との連携支援など、研究成果を社会実装へとつなげるための伴走支援を行ってまいりました。本調達を経て、グラフェナリー社はKSIPを修了いたします。 |
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当本部は、スタートアップの創出を一過性の輩出に留めるのではなく、慶應義塾大学発の教育・研究成果が日本のイノベーションの核として自律的に成長し続けるエコシステムの構築を目指しています。 |
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教育・研究成果の社会実装に向けた挑戦を、今後も組織一丸となって支え続けてまいります。 |
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■ グラフェナリー株式会社について:グラフェン光デバイスで社会変革へ |
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グラフェナリー社は、慶應義塾大学理工学部牧英之教授の研究成果を基盤に、新素材グラフェンの事業化を目的に2024年10月に設立されました。グラフェンは、数々の驚異的な性能により、エレクトロニクス、情報通信、新素材、バイオ・医療など幅広い応用が期待され、2010年にはノーベル賞を受賞するなど、ナノテクノロジー業界ではもっとも有名な最先端素材の一つです。同社は独自のグラフェン技術に加えて、最先端の光デバイス技術と融合することで、世界に先駆けてグラフェン光デバイス開発に成功しています。
半導体上で動作可能な先駆的な赤外光源や分析センシング応用に加えて、データセンター等で期待されている光電融合デバイスの実用化に向けて事業を進めており、グラフェンの優れた特性を活かして様々な光デバイス事業を展開していきます。本事業により、近年爆発的に発展が進む半導体、情報通信、AI、量子、バイオ・医療分野において革新をもたらすことを目指しています。 |
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■ シードラウンド資金調達の概要 |
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シードラウンドとなる今回の資金調達において、SBIインベストメント株式会社をリード投資家として、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社、株式会社フィデアキャピタル、株式会社ディープコアの出資により、約2.4億円の資金調達をしたことをお知らせします。 |
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グラフェナリー社は、この資金を用いて、人材獲得と技術開発をさらに加速し、世界に先駆けてグラフェン光デバイスの実用化を本格化させていきます。 |
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【会社概要】 |
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企業名:グラフェナリー株式会社 |
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代表者:平野梨伊、牧英之 |
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本社所在地:東京都千代田区飯田橋四丁目3番3号第11相信ビル2階B |
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開発拠点:神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 |
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設立:2024年10月1日 |
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事業内容:ナノカーボン素材(グラフェン)を用いた光デバイスの研究開発、製品の製造、販売、分析、技術コンサルティング |
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会社Webサイト: https://graphenory.com/
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■ 慶應義塾大学による伴走支援について |
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グラフェナリー社は本学の研究成果を事業化するために、イノベーション推進本部スタートアップ部門による伴走支援のもと、事業計画策定や創業融資・助成金等の初期資金の獲得、法人登記などの各種実務支援を受けながら会社設立し、事業会社や投資家との連携も進めつつ、技術の社会実装に向けた活動を進めてきました。 |
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初期資金の獲得と事業計画策定(EIR連携含む): |
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株式会社ビズリーチとの連携により「慶應版EIR(客員起業家)」を公募し、個別伴走支援を通じて初期的な事業計画を策定。あわせてNEP等の初期資金の獲得を支援し、創業初期のキャッシュフローを安定させ、技術開発へ集中できる環境整備をサポートしました。 |
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本学アルムナイ・協定パートナーとの連携による実務支援: |
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本学アルムナイネットワークや協定パートナーと連携し、法人登記などの各種手続きを含む実務支援を実施。また慶應義塾ならではの「塾員(卒業生)」の絆を活かして、財務計画策定等のサポートも行いました。 |
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市場接続の推進: |
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事業会社や投資家・VCとのネットワーキング機会を創出し、事業化に向けた外部連携を促進しました。 |
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■ 慶應スタートアップインキュベーションプログラム(KSIP)について
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慶應義塾大学の研究成果の事業化を目指し、本学に所属する教職員・学生が創業メンバーの主体として参画するグループを対象にした、ディープテックスタートアップの創業と成長を支援する全学レベルのインキュベーションプログラムです。「大学のディープテックシーズから、ユニコーン企業に成長するポテンシャルを有するスタートアップを継続的に輩出し、研究成果のグローバルな社会実装を通じて、経済や生活にインパクトをもたらす」というビジョンのもと、法人設立・資金調達に向けて事業計画の具体化やスタートアップ設立の準備実行を包括的に支援しています。 |
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https://innov.keio.ac.jp/startup/support/ksip/ |
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■ 慶應義塾大学イノベーション推進本部 本部長 新堂信昭 コメント |
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理工学部の牧英之教授による研究成果の社会実装を目指す、グラフェナリー株式会社の資金調達を心より喜ばしく思います。 |
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同社は、当本部とKIIが連携する「慶應スタートアップインキュベーションプログラム(KSIP)」に採択され、創業前から経営体制の構築や事業化に向けたブラッシュアップを重ねてまいりました。 |
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今回の資金調達は、革新的な「グラフェン光デバイス技術」の価値と、社会実装への期待が高く評価された結果であると確信しております。 |
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本学発のディープテックスタートアップが大きな社会的インパクトを創出し、世界に新たなイノベーションを巻き起こすことを期待し、今後も更なる飛躍に向けた成長を支援してまいります。 |
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■ 慶應義塾大学イノベーション推進本部について |
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慶應義塾大学イノベーション推進本部は、慶應義塾の教育・研究成果の社会実装を通じて、社会課題の解決およびイノベーション創出による社会貢献を推進しています。 その実現に向け、持続的に社会へ影響を与えるイノベーション・エコシステムの活性化およびスタートアップ・エコシステムの形成を目指し、研究成果の事業化支援、知的財産の権利化支援、産学連携、およびスタートアップの創出・成長支援を、学内外の様々なステークホルダーとも連携しながら、多様な活動を推進しています。 |
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イノベーション推進本部は、慶應義塾大学の研究大学としてのビジョンである「未来のコモンセンスをつくる研究大学」の実現に向け採択された、日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」における全塾的な社会実装ハブとして活動しています。 |
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当イノベーション推進本部にとって、KSIPのプログラム修了はイノベーション創出へ続く長い道のりの始まりです。グラフェナリー社を始めとする、教育・研究成果を社会実装につなげる挑戦は、慶應義塾が掲げる「実学」そして「躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」という目的を具現化するものです。本学が創出したスタートアップが、日本の産業の新たな礎となるその日まで、その飛躍を一体となって支え続けてまいります。 |
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