- AI時代だからこそ、「人による入力データ」が価値を持つ -
クラフテクス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:山中 駿平)は、サイボウズ株式会社が提供するkintoneに対応したAIサービス「NEKOTA for kintone」の提供を開始いたします。
NEKOTAは、kintoneの蓄積データを「行動」と「判断」につなげ、ビジネスの推進力に変えるサービスです。
ファーストリリースとして「NEKOTA リマインダー」と「NEKOTA サマライザー」の2機能を提供し、あわせてベータ版パイロットユーザーの募集を開始いたします。
AI時代に高まる「人による入力データ」の価値
業務のあらゆる領域でAI活用が進む中、改めて注目されているのがkintoneに蓄積された「人による入力データ」の価値です。
案件情報、決裁履歴、日報、対応記録--現場の担当者が日々kintoneに入力するデータは、業務の実態を映す一次情報です。AIが文章を生成し、データを分析する時代になっても、この一次情報の質と鮮度こそがビジネス判断の基盤になります。
一方で、多くの企業では以下のような課題が存在しています。
入力されたレコードが放置され、次の行動につながらない
データは蓄積されているが、必要な人に届いていない
複数アプリに散在する情報を横断的に把握できない
つまり、「データはあるが、業務が停滞している」という状態が発生しています。
「NEKOTA for kintone」とは
NEKOTA for kintone は、kintone上のユーザーとして動作するAIサービスです。kintoneアカウントを1つ追加するだけで導入でき、蓄積データを「行動を促すリマインド」と「意思決定に使えるサマリー」に変換して届けます。
▼ NEKOTA リマインダー -- 蓄積データを「行動」に変える
kintoneアプリの一覧条件に合うレコードを検知し、対象者へスペーススレッドで@メンション投稿します。通知にはレコードの状況と次に取るべきアクションが含まれるため、受け取った人はそのまま行動に移せます。承認待ち、未対応、期限超過--kintoneに入力されたデータの中から「止まっている仕事」を見つけ出し、必要な人に届けて業務を前に進めます。
▼ NEKOTA サマライザー -- 蓄積データを「判断材料」に変える
複数アプリにまたがるレコード群を横断的に読み取り、読み手の立場や目的に応じたサマリーをAIが生成します。同じデータから、経営層にはリスクと全体傾向を、現場リーダーには進捗と具体的な状況を--届け先と切り口を指定するだけで、人が集めて整理していた情報が定期的に届きます。
NEKOTAが実現する「kintoneデータの好循環」
NEKOTAは単なる通知・要約ツールではなく、データ活用の循環を生み出します。
 リマインダーにより「データが見られている」ことを実感 
サマライザーにより「入力が意思決定につながる」ことを可視化 
その結果、入力の質と鮮度が自然と高まり、NEKOTAのアウトプットはさらに的確になります。
入力の質と鮮度が向上 → NEKOTAの出力精度が向上 → データ価値が向上 → さらに入力が改善
kintoneを「入力するツール」から「データが育つプラットフォーム」へ。NEKOTAは、このループを回し続ける仕組みです。
NEKOTAのAI設計
この好循環を支えるために、NEKOTAはAIを「どこに使うか」と「どこに使わないか」を明確に区分けしています。
▼ ルールベースで「条件判定と対象者の特定」
条件判定や通知対象の特定といった業務の基盤部分は、AIではなくルールベースで処理します。
kintoneの一覧(View)で定義された条件を組み合わせて利用することで、判定ロジックの透明性と再現性を担保し、現場での確認・運用を容易にしています。
▼ AIで「行動につながる投稿文の生成」
AIは「人が理解し、行動できる文章を生成する部分」に活用しています。
レコードの状態を読み取り、次のアクションが伝わる文脈付きの通知文やサマリーを生成することで、データをそのまま提示するだけでは生まれない「行動につながる情報」を実現しています。
各機能の主な特長
▼ NEKOTA リマインダー
一覧条件による対象検知:kintoneアプリの一覧(View)を条件として指定
クロスアプリ条件:複数アプリをまたぐ条件設定に対応
文脈付きの通知:レコードの状況と次のアクションを含む投稿文をAIが生成
スレッドへのメンション投稿:スペーススレッドに@メンションで通知
繰り返し通知:条件を満たしている間、設定した間隔で再送
2方向通知(To+Cc):対象者だけでなく、申請者や管理者にもフォロー状況を共有
投稿前の確認機能:人事関連などの機微な通知は送信前に確認可能
プロセス管理の滞留検知:ワークフローの滞留を検知してフォロー
通知の投稿例
▼ NEKOTA サマライザー
複数アプリの横断集約:複数アプリ・一覧のレコード群をまとめて読み取り
読み手に合わせたサマリー生成:届け先の階層・部門・切り口などを指定するとAIがサマリーを生成
同じデータから異なる切り口:同じデータソースから、経営層にはリスクと傾向、現場には進捗と具体を届け分け
スレッドへの定期配信:スペーススレッドに@メンションで定期的に届ける
投稿前の確認機能:送信前に管理者が内容を確認可能
要約の投稿例
セキュリティ
NEKOTAアカウントはkintoneの正規ユーザーとして動作し、kintone標準の権限管理がそのまま適用されます。これにより、既存のアクセス権や運用ルールを変更することなく、安全にご利用いただけます。
また、AI処理にはサイボウズ株式会社の「kintone AI」でも採用されているAWS Bedrockを利用しており、データが外部サービスを経由しない構成を採用しています。
これにより、以下を実現しています。
お客様のデータをAIモデルの学習に使用しません
kintoneデータを外部のAIサービスに送信しません
処理完了後にレコードデータを保持しません
さらに、NEKOTAによるすべての操作はkintone標準のアクセスログに記録されるため、お客様自身で監査可能です。
ベータ版パイロットユーザー募集のご案内