三菱地所株式会社を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社(以下「事業者JV」※1)は、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」(以下「本プロジェクト」)内で大阪府・大阪市、独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)との公民連携により「うめきた公園ノースパーク後行工区」(約1.0ha)の整備に取り組んでおります。今般、2027年春頃の全体開園に先駆け、2026年11月20日に「うめきたの森」部分(約0.9ha)※2を早期開園することに決定しました。

本プロジェクトは、2024年9月6日に先行まちびらき、2025年3月21日に南館グランドオープンを行い、延べ約2,800万人の方々に来街いただいております。今後、事業者JVは「REGENERATIVE(リジェネラティブ)※3」な空間「うめきたの森」も対象に加え、市民・来街者の方々や企業・研究機関等の皆さまと“共に育む”運営を通じ、本プロジェクトのコンセプト「”Osaka MIDORI LIFE”の創造」~「みどり」と「イノベーション」の融合~の更なる深度化を図ってまいります。

・うめきたエリアは、淀川をはじめとする河川が長い時間をかけて運んだ土砂の堆積によって形づくられた、大阪平野の低地部に位置します。かつては湿地帯として水をたたえ、その後、田園の風景へと移り変わってきたこの地には、水辺に育まれてきた土地の記憶が今も静かに息づいています。

・そのような「大阪本来の潤ったみどりの大地」を、約85年間に亘り存在した「梅田貨物駅」の時代を経て、“都市の森”として“再生”することで、生態系ネットワークの再形成、都市部で暮らす人々の心身のWell-being形成を通じた人と社会の回復を図ります。

・都市と自然、人と社会がより良い関係を取り戻すための“生きたプラットフォーム”として、また“再生型”都市づくりの先導的モデルとして、さまざまな取り組みを行ってまいります。

・芝生広場やイベントスペースを有する都会的でアクティブな空間「うめきた公園サウスパーク※6」と対をなす、静けさや癒しが感じられる自然豊かな空間「ノースパーク」内の西側エリアに位置。

・水都大阪の歴史を踏まえ、幅約10m、落差約3mの滝など、約1,400平方メートルの水景を整備します。

・南北街区を繋ぐ全長350mの「ひらめきの道」が全面開通。うめきた全体の回遊性が向上します。

・大阪の桜の新名所をつくるほか、モミジやカツラ等の紅葉の美しい樹木や、ハナショウブやツツジ類といった日本で古来より親しまれている花類を、繊細な配色により演出することで、年間を通して日本の四季の美しさを感じられる植栽計画とします。

・古代より大阪の中心地として栄えた上町台地や大阪近郊の丘陵地に生育する里山植生(在来種)も取り込むことで、大阪らしさを表現すると共に、生態系にも配慮した植栽計画とします。

・「うめきたの森」の植栽は、コンセプトである大阪本来の潤いのある大地を表現する「水辺の森」として計画しています。エノキ・ムクノキなど、潜在自然植生も踏まえた落葉樹や、水辺環境に適した樹種を中心に構成しています。

・桜23本・6種(エドヒガン・ヤマザクラ・オオシマザクラ・カンヒザクラ・シキザクラ・ササベザクラ)

・世界的に都市化が進む中、生物多様性の喪失や気候変動、人々の心身の不調は、現代社会における地球規模の課題となっています。2022年の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、2030年までに自然の回復を進めるとともに、都市を含むあらゆる空間でネイチャーポジティブを実現することが国際社会の共通目標として掲げられております。

・うめきた公園では、淀川や大阪城公園における生態調査から以下のような56種の誘致目標種(鳥類・昆虫類)を掲げ、これら生物の生息に配慮した環境を計画(光環境への配慮、水辺から後背の樹林へと連続していく多様性の高い環境創出等)しております。

・目標種のうち既に30種(鳥類10種、昆虫類20種)の生物が観測されており、うめきたの森の完成により、大阪都心を取り巻く生態系ネットワークの更なる向上が見込まれます。今後も生物モニタリング調査の実施により、目標種の生息状況を観測してまいります。

・高さ約3mのランドフォーム(石壁)に囲まれ、滝・池や水生植物などの多様な自然に包まれる「うめきたの森」では、視線や音が周囲からおのずと遮られ、生物のさえずりや木々の音が来園者をやさしく包み込むことで、JR大阪駅前の都心にいながら日常生活で疲弊した心身をリセットできる空間です。

・一般社団法人うめきたMMO※7が先行開業エリアで展開しているレンタルサービスや、参加型プログラム「うめきたPUBLIC SCOOP」※8を「うめきたの森」にも拡張することで、来街者は日常的にWell-beingを実践、あるいは、生物多様性を体感できます。また、これら活動への興味が深まり自ら主体的な取り組みを希望される市民・来街者を対象として、公園でのチャレンジ活動支援の仕組み「MIDORI CLUB」※9を開始します。

・「うめきたの森」は、JR大阪駅前という多様な人流・環境条件が交差する場所に立地する、都市機能と自然環境との共存を「実環境で検証するフィールド」としての役割も担います。

・JAMBASE※10では、特定の分野やテーマに限定せず、企業、スタートアップ、大学、自治体、市民など多様な主体が交わる開かれたイノベーション支援施設として、既に400社・約1,800人以上が集積しており、多彩なプレーヤーによるイノベーション創出活動が活発に行われています。

・こうした環境のもと、「一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO(ユーフィーノ))」※11では、自治体・企業・スタートアップ等が連携して社会課題解決に取り組む「XKANSAI(クロスカンサイ)ソーシャルイノベーションプログラム」※12の受賞提案による新たなサービス・技術の社会実装に向けた実証実験を行います。健康寿命の延伸・QOLの向上をめざす最優秀提案※13の実証を計画しており、「うめきたの森」をはじめとする公園空間を社会課題解決と新産業創出の実証フィールドとして活用してまいります。

・このような取り組みをはじめとして、MIDORIパートナー(下段ご参照)やまちに集まる企業・研究機関・スタートアップ等とともに来街者が楽しみながら新たなサービスやテクノロジーを見学・体験できる機会を創出してまいります。

・うめきた公園を中心とする本プロジェクトの管理運営は、計28社(2026年4月時点)の「MIDORIパートナー」※14に支えられています。今後も本プロジェクトでは、MIDORIパートナーと共に、持続可能な社会づくり、来街者のQOL向上に関する共創活動に取り組んでまいります。

・その一環として、本年5月2日~4日には一般社団法人うめきたMMOとMIDORIパートナーの共同企画によるサステナブル体験型イベント「MIDORI FES. 2026」※15を開催します。

・事業者JVは、うめきた公園内における設置許可施設※16(以下「本公園施設」)として、「うめきたの森」の四季折々の景色を望むことができる飲食店舗「AOI NAPOLI OMBRA(仮称)」(会社名:株式会社バルニバービ、業態:カフェ、レストラン)を開業します。

「緑豊かな公園のロケーションを最大限に活かし、薪窯ピッツァを核としたイタリアカフェレストランです。公園利用者の方々へ、テイクアウトやパーティー対応を通じて豊かな公園体験を提供し、季節の移ろいを感じられる店舗体験を創出。さらに、大阪産の食材(ハチミツなど)を活用したコラボレーションメニューや手軽に楽しめるワンハンドグルメ(テイクアウト)を展開することで、地域の魅力発信にも貢献してまいります。」

うめきたの森 開園(うめきた公園ノースパーク後行工区のうち約9,000平方メートル)

※同日時点でグラングリーン大阪全体の約9割が開業

うめきたの森(以下大阪市ホームページで掲載されている「うめきたみどり基金」における定義を含む)の対象エリアについては、2027年春頃を予定するうめきた公園全体開園時における開園エリア(約1,400平方メートル)も含まれます

大阪市:「うめきたみどり募金~みんなでつくろう未来のみどり~」の寄附受付終了時期・顕彰方法のお知らせ(…>市政に参加>寄付(寄附))