―AI×デジタルで外科医の教育と手術精度向上を支援―
日本におけるメドトロニックの 3 法人のひとつであるコヴィディエンジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、外科医療における学習・トレーニングを支援するデジタルプラットフォーム「Touch Surgery(TM) ecosystem(タッチ・サージェリー・エコシステム)」を、2026年4月23日付で日本国内において発売することをお知らせいたします。なお、Touch Surgery(TM) ecosystem は、2026年4月23日より開催される第126回日本外科学会定期学術集会において展示予定です。本学術集会を通じて、外科教育におけるデジタル技術活用の可能性を、幅広い医療関係者に紹介していきます。
日本においては、医療の高度化や外科医の育成環境の変化に伴い、効率的かつ質の高いトレーニング手法の重要性が高まっています。特に、若手外科医の育成や手術手技の標準化において、デジタル技術を活用した教育の需要が拡大しています。
こうした日本における外科教育の課題と需要に応えるために開発されたのが、Touch Surgery(TM) ecosystemです。Touch Surgery(TM) ecosystemは、メドトロニックのHugo(TM)手術支援ロボットシステムと組み合わせて使用できるほか、他のロボティック支援手術プラットフォームとも互換性を有し、腹腔鏡手術にも対応することで、さまざまな手術環境におけるトレーニングおよび学習を支援します。
【Touch Surgery(TM) ecosystemについて】
Touch Surgery(TM) ecosystemは、モバイルおよびクラウドベースのデジタル技術に加え、AIおよびデータ分析の活用することで、外科医が手術手技を効率的かつ体系的に習得できるプラットフォームです。同等のシステムを利用しない従来運用と比べて、手術映像の取得や症例レビューを簡素化し、セキュアでシームレスな映像キャプチャと、AIにより支援されたインサイトを通じて、症例レビューの構造化を可能にします。これにより、外科教育の質の向上と標準化を支援します。
【Touch Surgery(TM) ecosystemの特長】
1.
ビデオ:各病院専用の安全なクラウドベースのライブラリにおいて、手術動画の記録、容易なアクセス、解析を可能にします。
2.
パフォーマンス・インサイト:AIを活用した動画解析により、術後レビューを効率化するとともに、パフォーマンス評価へのアクセスを支援します。
3.
ライブストリーミング:手術中に遠隔地の外科医や医学生とのリアルタイムなコラボレーションを可能にし、手術室(OR)を双方向型の学習空間へと進化させます。
4.
シミュレーション:クラウドを活用することで、時間や場所に制約されない柔軟な学習環境を提供します。対話型のシミュレーション機能により、手術手技をステップごとに学習することが可能です。
【AI・データ活用による外科教育の進化】
Touch Surgery(TM) ecosystemは、ユーザーの操作データや学習履歴をもとに、個々の習熟度に応じたフィードバックを提供することで、より効果的なトレーニングを実現します。こうしたデータドリブンなアプローチは、外科医教育の質を均一化し、手術の再現性と安全性の向上に寄与します。
 
大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授の猪股 雅史先生は「外科医の育成においては、経験に依存する従来型の教育に加え、標準化されたトレーニングの重要性が高まっています。Touch Surgery(TM) ecosystemのようなデジタルプラットフォームは、手術手技の理解を深め、若手医師のスキル向上を効率的に支援する有用なツールであると期待しています。また、個々の外科医の習熟度に応じた学習が可能になる点も、今後の外科教育において大きな意義を持つと考えています。」と述べています。
 
メドトロニックにおけるサージカルロボティクス&デジタルテクノロジーのシニアダイレクター 中川 玲子は、次のように述べています。「Touch Surgery(TM) ecosystemの日本導入は、外科教育のデジタルトランスフォーメーションを加速させる重要な一歩です。ロボティックサージェリーと並行して、デジタル技術、データ、AIを統合することで、私たちは外科医療の未来を形づくり、より精緻で、より予測可能かつ、個々に最適化された医療の実現を支援していきたいと考えています。本プラットフォームを通じて、外科医の継続的な学習や知識習得を支援し、外科教育の質向上に貢献していきたいと考えています。」
 
メドトロニックは、デジタルとデータを活用した教育ソリューションを通じて、手術技術の標準化と次世代外科医の育成を支援し、誰もが質の高い医療を受けられる社会の実現に貢献してまいります。
 
【メドトロニックについて】
大胆な思考。より大胆な行動。私たちはメドトロニックです。Medtronic plc(本社:アイルランド、ゴールウェイ)は、ヘルスケアテクノロジーをグローバルにリードし、人類が直面している多くの困難な健康課題に積極的に取り組み、ソリューションを探し、見つけ出します。150ヵ国以上にまたがる情熱を持った9万5千人以上の従業員からなるグローバルなチームを団結させているのは、「人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」という私たちのミッションです。 私たちは70以上の健康課題を治療する、心臓ペースメーカ、手術支援ロボット、インスリンポンプ、外科用手術機器、患者モニタリングシステムなどの多様なテクノロジーと治療法を提供しています。私たちは、多様な知識、飽くなき好奇心、そしてそれを必要とするすべての人を助けたいという思いを原動力に、革新的なテクノロジーで、1秒に2人の人々の生活を、毎時間、毎日、変え続けていきます。メドトロニックは、インサイト(洞察)に基づいた治療法の提供、人を第一に考えたエクスペリエンス、そして世の中により良いアウトカム(結果)をもたらすことに注力していきます。
私たちは何ごとにもエンジニアのマインドを持って、想像を超えるものを創り出します。
Webサイト www.medtronic.com
 
【日本メドトロニック株式会社 (Medtronic Japan Co., Ltd.)について】
日本メドトロニックは1975年の設立以来50年にわたり、生体工学技術を応用し、慢性疾患をお持ちの方々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす医療機器を通して人類の福祉に貢献することを目指しています。メドトロニックが提供する先端医療技術は、心臓疾患をはじめ、パーキンソン病、糖尿病、脊椎疾患、脳疾患、慢性的な痛みなどを広くカバーしています。
Webサイト www.medtronic.co.jp
 
【コヴィディエンジャパン株式会社(Covidien Japan Inc.)について】
コヴィディエンは、医療機器、メディカルサプライのセグメントで業界をリードする製品ラインアップを揃え、多岐にわたる医療関連製品とサービスを提供してきました。2015年1月にコヴィディエンはメドトロニックと事業を統合し、より多くの患者さん、幅広い領域の疾患治療への貢献を目指しています。
 
なお、将来の業績見通しに関わるすべての記述は、メドトロニックが米国証券取引委員会に提出する定期報告書に記載されているようなリスクや不確定要素の影響を受ける場合があります。実際の業績は予想と著しく異なる可能性があります。