◆本制度の概要

◆各高専の特徴と今後の展開

<呉工業高等専門学校>

<広島商船高等専門学校>

校舎外観
 呉工業高等専門学校(広島県呉市 校長:由井 義通 以下「呉高専」)は、広島商船高等専門学校(広島県豊田郡大崎上島町 校長:逸見 真 以下「広島商船高専」)と、広島県内に所在する2つの高等専門学校として、学力検査による連携入試制度を共同で導入します。
 
 呉高専の4学科(機械工学科・電気情報工学科・環境都市工学科・建築学科)および、広島商船高専の総合科学科(電子情報システム系・流通情報マネジメント系)を志望する受験生を対象に、一度の学力検査で両校への出願を可能とするものです。
 
 出願時に示された志望順位に基づき、第1志望校の合否判定を行い、不合格となった場合には第2志望校で判定を行います。学力検査は5教科の共通問題を用い、各校がそれぞれの評価方法により判定します。
 
 本制度は、各校の教育の特色を尊重しながら、受験生の進路選択の可能性を広げることを目的とした入試制度上の連携です。
 
 広島県内の2高専が連携して入学者選抜を行うことで、高専進学を希望する受験生にとって、より柔軟で分かりやすい進路選択が可能となります。
 
 今後も両校は、入学者選抜制度の工夫を通じて、高専教育の魅力向上と、受験生・保護者の利便性向上に取り組んでまいります。
 
 呉高専では、機械工学科、電気情報工学科、環境都市工学科、建築学科の工学系4学科があり、入学者学力選抜の出願時に第一志望から第四志望までを選択し、入学した学科で5年一貫の教育課程で、各学科のカリキュラムに沿って学修します。
 数理・データサイエンス・AI教育プログラムの「リテラシーレベル」をすべての学科で全学生が学習し、「応用基礎レベル」に選択科目の履修により到達することができます。
 令和8年度までは第一志望と第二志望の学科を選択することになっていましたが、令和9年度からは第四志望学科まで選択できるようになります。さらに、広島県内2高専連携入試制度により、第五志望学科として広島商船高専の総合科学科を選択可能になります。
 
 広島商船高専の総合科学科は、工学を基礎にした「ものづくり」の分野に加えて、多くの高等専門学校では取り扱ってこなかった流通・物流・経営などにおける「社会システムづくり」を取り扱う技術者を育てる学科です。
 1年生では情報系人材育成を視野に入れたIoT・AI・データサイエンス科目群の基礎を学修し、2年次に新たなディジタル社会に対応した「ものづくり」ができる技術者を育成する電子情報システム系と、DX社会を支える流通・物流システムの構築に携わる「ことづくり」ができる技術者を育成する流通情報マネジメント系を選択できるカリキュラムとなっていることが特徴です。
 本制度への参画を通じて、県内外の受験生に対し、より多様な進路選択の機会を提供します。
 
※広島商船高専の総合科学科では、弓削商船高専の創造工学科の2校を併願できる、工業系
 複数校志望受験制度を令和8年度入学者選抜まで行っていましたが、令和9年度からはこ
 れを廃止し、広島県内2高専連携入試制度に移行します。
 
※広島商船高専の商船学科では、従来から弓削商船高専(愛媛県)および大島商船高専(山
 口県)の商船学科の3校を併願できる、商船学科複数校志望受験制度を行っており、今後
 も継続して実施する予定です。
 
 
 
 
<用語解説>
*1数理・データサイエンス・AI教育プログラム
 デジタル時代の「読み・書き・そろばん」である数理・データサイエンス・AIに関する、大学(短期大学含む)・高等専門学校(以下、「大学等」という。)の正規の課程の教育プログラムのうち、一定の要件を満たした優れた教育プログラムを文部科学大臣が認定/選定することによって、大学等が数理・データサイエンス・AI教育に取組むことを後押しする制度
 
◆呉工業高等専門学校について
 呉工業高等専門学校は、かつての軍港「呉」にある高等専門学校として、人類の福祉と平和、国際社会の持続的発展へ貢献できる人材を育成することを重視し、変化を恐れない「柔軟性」と「創造性」、確かな「技術力」と「実行力」を持ち、自ら学び続ける人材を育成することを目指すことを教育理念とし、豊かな教養と国際性を持ち、それぞれの専門分野において実験・実習・演習を重視した教育により工学に関する知識や技術を身に付け、各分野の課題に対応出来る人材を育成することを教育目的としています。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 
    呉工業高等専門学校
所在地:広島県呉市阿賀南二丁目2番11号
校長:由井 義通
設立:1964年
URL:https://www.kure-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
呉工業高等専門学校
 
 
◆広島商船高等専門学校について
 
 広島商船高専は瀬戸内海の中央部の大崎上島にあります。青い空・美しい海・みかんの緑と黄に囲まれ、豊かな自然環境の中で、学生は学校生活を送っています。社会で活躍できる人材の育成を目指し、「丁寧な教育」「手厚い学生支援」「きめ細かい進路指導」を行っています。理論と実技により知識や技術の修得を目指す職業教育と、課外活動や学寮生活により社会を強く生きる力を育成する人間教育の両面を重視し、バランスの取れた学びを提供しています。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 広島商船高等専門学校
所在地:広島県豊田郡大崎上島町東野4272-1
校長:逸見 真
設立:1898年(明治31年)
URL:https://www.hiroshima-cmt.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
広島商船高等専門学校
 
 
◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人高等専門学校機構
呉工業高等専門学校
学生課長 福田 宏治
E-mail kyoumu@kure-nct.ac.jp
TEL:0823-73-8414(平日8:30~17:00)
 
独立行政法人高等専門学校機構
広島商船高等専門学校
学生課長 寶井 帝
E-mail nyushi@hiroshima-cmt.ac.jp
TEL:0846-67-3020(平日8:30~17:00)