| 終戦80年。国内外で発掘した膨大な「エゴ・ドキュメント」をもとに歴史を再検証する。河出書房新社創業140周年企画。 |
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| 株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区 代表取締役:小野寺優)は、NHKスペシャル取材班著『新・ドキュメント太平洋戦争1941-1944:日記が語る戦争の真実』を、2025年12月26日に発売します。 | |||||||||||||||
| 数多ある太平洋戦争研究でも空白地といえる「個人の視点」からの歴史検証。その手がかりを、当時を生きた人びとによる「エゴ・ドキュメント」=「個人がつづった日記・手記・書簡など」に求め、ひとりひとりの多様な視点から太平洋戦争を捉え直した画期的な番組が、ついに書籍化します。 | |||||||||||||||
| 限られた放送枠では伝えきれなかった記録も紹介しながら、歴史を再検証していきます。 | |||||||||||||||
| 開戦80年となる2021年12月、『NHKスペシャル』でシリーズ「新・ドキュメント太平洋戦争」が始まりました。1941年の開戦から1945年の終戦までの歩みを時系列に合わせて1年単位で区切って構成し、終戦80年の2025年まで5年にわたって毎年放送する本シリーズは、今年8月15日の放送で最終回を迎えました。本書『新・ドキュメント太平洋戦争 1941-1944:日記が語る戦争の真実』は、このうち2021~2024年に放送された番組を1冊にまとめた時代の記録です。 | |||||||||||||||
| 人々は戦争をどのように見つめ、何を書き留めたのか──? | |||||||||||||||
| 「新・ドキュメント太平洋戦争」では、実に斬新な手法で太平洋戦争の全体像を再構築し、戦争の新たにしてリアルな断面を浮き彫りにしました。その手法とは「個人」、その時代に生きた人間ひとりひとりの視点から戦争の全体像を再構築することでした。そこで調査、研究、取材の対象となったものは、「エゴ・ドキュメント」と呼ばれる個人がつづった日記・手記・書簡などの一人称の記録であり、ここには個人の胸の内に秘めていた思いが記されています。現代で言えば、SNSによる“つぶやき”もエゴ・ドキュメントと言えます。 太平洋戦争の戦局を左右した歴史的転換点や、時代の大きなうねりに巻き込まれながらも、個人が生きる日常と戦争とは地続きにあり、個人の内面が吐露されているエゴ・ドキュメントにも正しく戦争の真実があります。 | |||||||||||||||
| そして当時に生きた主婦、会社員、学生といった市民、最前線の兵士、政府や陸海軍のリーダーなどによる国内外から収集した膨大なエゴ・ドキュメントをもとに、歴史の再検証を進めた結果、見えてきたのは、決して一面的ではない戦争の姿でした。 | |||||||||||||||
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| ■目次 | |||||||||||||||
| はじめに | |||||||||||||||
| 序章 開戦前夜 | |||||||||||||||
| 日記に見る人々の息づかい/凍りつく街角/17歳の心をとらえた国/アメリカとどう向き合うのか/吹き荒れる強硬論/指導者たちの誤算/疲弊する人々/「この際決心せよ」/止まらない流れ | |||||||||||||||
| 第1章 1941 開戦 | |||||||||||||||
| 若者たちの真珠湾/「恥辱の日」/忘れ得ぬ感激/勝利の蔭に | |||||||||||||||
| 第2章 1942 大日本帝国の分岐点 | |||||||||||||||
| 響き渡る「バンザイ!」/「処分していい」/メディアが生んだ“神々”/帝都に上がる爆煙/パールハーバーの報復/誤報/決戦の地 ミッドウェー/決戦の記録/「限界まで調べよ」/「敵出撃ノ算ナシ」/電信室の少年兵/「ひょっとすると沈没するぞ」/15歳の戦死/止まらぬ混乱と悲劇/「同胞が欺かれる」/高まる「大東亜」への期待/「産業戦士」たちの開戦/赤と白の旗/猜疑のまなざし/「いつか…、いつか…」/父と子の往復書簡/血染めの丘/再度の突撃/餓島/「敵は甘いものではありません」/「嗚呼…」 | |||||||||||||||
| 第3章 1943 国家総力戦の真実 | |||||||||||||||
| 海を隔てた家族へ/徴用されゆく人々/「欲しがりません…」の裏で/軍属の戦場/山本長官が来ない/孤島より妻へ/不安と敵愾心と/広がる歪み/子供を戦場へ/8割が“志願”した中学校/志願した少年/「圏外」の命/見送る人々の思い/「日本人を殺さなければならない」 | |||||||||||||||
| 第4章 1944 絶望の空 | |||||||||||||||
| 沈む新春の街/サイパン島の女子学生/2000kmの泥沼/戦火に追われる市民/「玉砕してもらい度し」/混乱の銃後社会/父と母を遺して/軍需工場の青春/悲壮な熱狂/特攻隊員の手紙/サイパンを飛び立つ銀影/最期の口紅/父母の眠る地へ | |||||||||||||||
| おわりに | |||||||||||||||
| 引用一覧/参考文献 | |||||||||||||||
| ■本文より | |||||||||||||||
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| ■書誌情報 | |||||||||||||||
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数多ある太平洋戦争研究でも空白地といえる「個人の視点」からの歴史検証。その手がかりを、当時を生きた人びとによる「エゴ・ドキュメント」=「個人がつづった日記・手記・書簡など」に求め、ひとりひとりの多様な視点から太平洋戦争を捉え直した画期的な番組が、ついに書籍化します。
限られた放送枠では伝えきれなかった記録も紹介しながら、歴史を再検証していきます。