50代以上のシニア500名以上に『記憶力低下』に関するアンケート調査を実施
シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『記憶力低下』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。
本レポートでは、50代以上のシニア層を対象とし、記憶力低下に関するアンケート調査を実施しました。
覚えにくさの自覚が60代以降で7割を超える実態 や、動脈硬化リスクとの関連性 、さらには「超シンプルな習慣」への高いニーズが浮き彫りとなりました 。 これらの結果から、シニア層の生活導線に合わせた情報設計や、行動変容を促すための具体的なセルフケア支援の重要性を提示しています 。
 
 
 
 
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調査トピックス
◆ 覚えにくさの自覚は段階的に分布
覚えにくさは「少しそう感じる」(43.6%)と「はい(明らかに落ちた)」(42.2%)がほぼ同程度となり、感じ方の強さに差が見られました。また「あまり変わらない」(13.0%)も一定数存在します。このことから、セルフチェックを活用し、状態に応じた情報の出し分けが有効と考えられます。
 
◆ 低下自覚は60代以降が中心
記憶力の低下は「60代以降になってから感じ始めた」(71.3%)が突出しました。忘れやすい内容は「人の名前」(80.4%)が中心で、「日常の細かいこと(買い物、鍵など)」(37.4%)や「会話や情報の内容」(25.1%)も見られます。このことから、生活シーン別の具体策の提示が有効と考えられます。
◆ 対策は生活習慣型が中心
対策は「睡眠や休養」(31.2%)、「脳トレ・学習」(31.2%)、「運動」(30.6%)が上位となりました。一方「特に何もしていない」(29.0%)も見られ、行動化の壁が示唆されました。読みたい情報は「今日からできる!記憶力を上げる超シンプルな習慣5選」(48.8%)が最多です。
1:最近、以前より物事を覚えにくくなったと感じますか?(有効回答者数500名)
「はい(明らかに落ちた)」(42.2%)と「少しそう感じる」(43.6%)が同程度で上位となり、記憶の変化を自覚する層が中心となっています。
 
一方で「あまり変わらない」(13.0%)と回答した層も一定の割合で見受けられ、自覚の強弱が分かれました。「いいえ(以前より覚えやすい)」(1.2%)は少数です。
 
自覚の段階は、対策の実施可否や継続意欲に影響しやすいため、セルフチェックや体感しやすい指標を添えて行動につなげる設計が有効と考えられます。さらに、困りごとの具体例とセットで提示することで、納得感を高められます。
 
 
2:記憶力の低下を感じ始めたのはいつ頃ですか?(有効回答者数500名)
「60代以降になってから感じ始めた」(71.3%)の回答が突出し、「50代になってから感じ始めた」(19.4%)が続きました。
 
「40代になってから感じ始めた」(5.5%)と「40代以前から感じていた」(3.8%)は少数です。
 
このことから、記憶力の低下を自覚するのは、60代以降が多数だと分かりました。
 
一方で、50代からの自覚も一定割合で存在するため、年代別に「予防(生活習慣の整え方)」と「困りごと対応(忘れ対策の具体策)」を切り替えた提示が有効と考えられます。
 
 
3:忘れやすい内容の傾向(有効回答者数500名)
忘れやすい内容として、「人の名前」(80.4%)が突出しました。
 
その後、「日常の細かいこと(買い物、鍵など)」(37.4%)、「会話や情報の内容」(25.1%)という回答が続きました。「約束・予定」(13.2%)や「仕事や学習内容」(10.1%)の回答も、一定の割合で見受けられます。
 
このことから、人物名と日常の小さな忘れが上位であり、生活導線の中で発生しやすい内容が多いと分かりました。
 
記憶力低下の対策内容では、外出・買い物・会話に紐づけ、負担の小さい工夫を提示することが有効と考えられます。
 
 
4:最近の健康診断などで、動脈硬化に関連する項目(血圧・コレステロール・血糖など)について指摘を受けたことはありますか?(有効回答者数500名)
動脈硬化に関連する項目について、指摘経験が「はい」(59.2%)となり、「いいえ」(35.6%)を上回りました。過半数が何らかの指摘を受けており、健康リスクに対する自覚を持つ層が多いことがうかがえます。
 
また、記憶力低下の不安は健康全般の課題意識と結び付きやすいため、情報提供においては、生活習慣(運動・睡眠・食)とあわせた総合的な健康管理の視点を併記することが有効です。
 
指摘がある層には具体的な日常改善の手順を、指摘がない層には予防の入口と継続のコツを提示することで、より行動につながりやすくなると考えられます。
 
 
5:普段の睡眠について、どの程度満足していますか?(有効回答者数500名)
睡眠満足度は「だいたい満足している」(36.8%)と「やや不満足」(36.6%)がほぼ同程度となり、評価が分かれる結果となりました。
 
また、「ほとんど満足していない(睡眠不足が続いている)」(19.4%)も一定割合を占めており、全体としては不満を感じている層がやや上回る傾向が見られました。
 
睡眠は、記憶の体感や日中の集中に影響しやすい領域であるため、記憶対策の文脈では、睡眠の整え方を基礎的な施策として位置づけることが有効と考えられます。
 
特に不満に思う層には、就寝前の習慣や環境調整など、実行しやすい具体的な手順の提示が求められます。
 
 
6:物事を忘れることで、日常生活や仕事にどの程度困ることがありますか?(有効回答者数500名)
忘れることでの困り度は「あまり困っていない」(48.0%)と回答した層が最多で、「やや困ることがある」(39.0%)という回答が続きました。
 
「全く困っていない」(11.0%)も一定の割合が存在するものの、「非常に困っている」(2.0%)は少数にとどまると分かりました。
 
全体としては軽度な困り感にとどまる層が大半であり、日常生活に大きな支障はないものの、不快感や不安を感じている状況がうかがえます。困りの内容が「人の名前」や「日常の細かいこと」などと結び付く場合、場面別の対策が受け入れられやすくなります。
 
一方で困りが強い層には、自己判断の目安や相談先を併記し、状態に応じて導線を分けることが有効と考えられます。
 
 
7:認知力や記憶力の低下を防ぐために、実際に何か対策をしていますか?(有効回答者数500名)
対策は「睡眠や休養を意識している」(31.2%)と「脳トレ・読書・学習などを行っている」(31.2%)と回答した層が同率で上位となり、「定期的に運動している」(30.6%)と回答した層も近い水準でした。
 
一方で「特に何もしていない」(29.0%)という回答も一定の割合で見られ、行動化の壁が浮き彫りとなりました。
 
「食生活を改善している」(23.4%)や「サプリ・健康食品を利用している」(18.4%)も見られます。
 
対策は生活習慣型が中心であるため、継続しやすい小さな習慣の提案と、始めやすい入口設計が有効と考えられます。
 
 
8:あなたが読みたいと思うコラムを選んでください。(2つまで選択可)(有効回答者数500名)
読みたいコラムとして挙げられた回答は「今日からできる!記憶力を上げる超シンプルな習慣5選」(48.8%)が最多で、実践型のコンテンツへのニーズが高いと分かりました。
 
次いで「脳が喜ぶ食べ物はこれ!メモリー食のすすめ」(36.4%)、「年齢による物忘れと危険なサイン、その違いはここにある」(35.2%)が続き、食と不安解消の情報ニーズがあることが明確になりました。「何やろうとしてこの部屋に来た?ドアウェイ効果の不思議」(28.6%)も一定割合で、納得感のある解説型も求められています。
 
このことから、情報発信は「習慣→食→見極め」の順に導線化すると、理解が進むと考えられます。
 
 
 
 
総評
本調査からは、記憶力低下に関する実感が広く共有される一方で、自覚の強さや困り度、行動化の状況に段階差があることが明らかになりました。
 
覚えにくさについては、「少しそう感じる」(43.6%)と「明らかに落ちた」(42.2%)が同程度となり、多くが何らかの変化を認識しています。一方で「あまり変わらない」(13.0%)も一定数存在し、自覚の程度には幅があります。
 
低下を感じ始めた時期は「60代以降」(71.3%)が中心であり、「人の名前」(80.4%)や「日常の細かいこと」(37.4%)といった生活導線上の細部の忘れが主な対象となっています。
 
また、動脈硬化関連の指摘経験が過半数(59.2%)にのぼることから、記憶対策は健康管理と結びつけて捉えられる可能性があります。
 
睡眠についても不満層がやや上回り、基盤となる生活習慣に課題を抱える層が存在しています。
 
困り度は軽度層が大半である一方、強い困りを抱える層も少数ながら存在しており、状態に応じた支援の分岐が求められます。
 
対策については、「睡眠・休養」「脳トレ・学習」「運動」が上位に挙がる一方で、「何もしていない」層も約3割存在しており、行動化のハードルが課題となっています。
 
さらに、「超シンプルな習慣」への関心が最も高いことから、複雑な対策ではなく、日常に取り入れやすい形での情報設計が求められます。

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調査概要
■調査方法:ネットリサーチ
■調査地域:全国
■対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
■回答総数:676
■調査対象期間:2025年11月12日
データのご利用に関して
レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。
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また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。
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会社概要
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/

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