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Smappa!Group(会長:手塚マキ)が主催する「葛飾北斎・渓斎英泉 艶くらべ ー歌舞伎町花盛りー 新宿歌舞伎町春画展WA」の後期展示が2026年5月1日(金)より開幕します。 |
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北斎と英泉の春画に特化した展覧会は、監修者で国際浮世絵学会常任理事の浦上満氏(浦上蒼穹堂代表)によると前例がなく、世界初の試みです。全136点の展示作品はすべて浦上満氏のコレクションから出品されており、2013年の大英博物館春画展、2015年の永青文庫春画展(約21万人動員)にも協力した浦上氏が「美術館に出してもいいレベル」と自負する質の高さが、本展の大きな特徴です。 |
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前期展示では、北斎の名作《蛸と海女》を目当てに来場者が殺到し入場制限を実施するなど大きな反響をいただきました。後期展示では、貴重な作品を保存し後世に伝えることを目的に、全136点のうち半分以上の作品のページ替えや入れ替えを行います。 |
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■後期展示のハイライト |
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その1. 作品を後世へ―作品保護の取り組みとして、異なる版本の《蛸と海女》を特別公開 |
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葛飾北斎の艶本『喜能会之故真通(きのえのこまつ)』より、北斎の浮世絵春画の名作《蛸と海女》を期間限定(5月1日~5月10日)で特別公開します。 |
後期展示では、作品保護の観点から、前期に展示をした『喜能会之故真通』とは異なる版本の《蛸と海女》を公開します。同じ《蛸と海女》でも、摺りが異なれば、線や色、紙の表情も変わり、その違いが、ぬらぬらぬらと立ちあらわれます。 まさに、版本によって風合いが異なるのは、浮世絵春画、木版画ならではの醍醐味です。 |
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葛飾北斎 色摺半紙本《喜能会之故真通》/文化11年(1814)/浦上蒼穹堂蔵上:前期展示 下:後期展示 |
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【POINT】前期展示と後期展示の《蛸と海女》の違い |
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1.厚さが違う!(本の作り方の違い) |
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《蛸と海女》が収録されている艶本『喜能会之故真通』は、上・中・下の3冊組です。《蛸と海女》は下巻に掲載されています。前期に展示した『喜能会之故真通』は、上・中・下を合冊した合本で厚みのある仕様でしたが、後期展示では下巻のみのため、書物としての厚みが大きく異なります。 |
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2.色味が違う!(摺りの違い) |
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前期展示に比べて後期の《蛸と海女》は全体に落ち着いた色調が特徴です。同一の図柄であっても色味に差が生じる点は、木版画ならではの魅力のひとつです。 |
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なお会場内では、さらに異なる『喜能会之故真通』を用い、上・中・下巻に収録された絵の全ページをめくる映像を放映しています。こちらもまた異なる表情をご覧いただけますので、ぜひ見比べてお楽しみください。 |
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その2. 全展示作品の半分以上を入れ替え |
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江戸時代の木版画は、光による退色や傷みを防ぐため長期間の連続展示ができません。本展では貴重な作品を後世へ伝えるため、展示作品の半分以上のページ替えや入れ替えを行います。前期展示の版本の違うページをご覧いただけるとともに、新たに北斎や英泉の名品が加わります。 |
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本展ではまた、《蛸と海女》が北斎の独創に留まらず、北尾重政や勝川春潮らの先行作品を北斎が模倣して描いたものであることに光を当て、さらに『日本書紀』の「海女の玉取神話」にまで遡る系譜を一望できる展示を行っています。古典を引用し再構築する──江戸の絵師たちが繰り広げた「サンプリング&リミックス」の面白さも、本展ならではの体験です。 |
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その3. 歌舞伎町が一番似合う絵師──渓斎英泉の魅力 |
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本展のタイトル「艶くらべ」が示す通り、渓斎英泉(1791~1848)がもうひとりの主役です。 |
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武家に生まれながら、6歳で母を失い、20歳で父と継母も他界。3人の妹を養うために浮世絵師の道へ進みました。偶然にも近所に住んでいたのが葛飾北斎。英泉は北斎宅に出入りして画法を学びましたが、正式な弟子にはならず、独自の道を歩みます。美人画で名を上げ、春画の作画数は同時代の絵師の中でも群を抜く一方、戯作の執筆、遊女屋の経営、白粉の販売と、絵師の枠に収まらない生き方を貫きました。 |
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当時最大勢力だった歌川派にも飲み込まれず、自らを「かかる放蕩無類の人といへども、更に人是を不悪」(『無名翁随筆』)と記す、憎めない人物です。 |
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企画者の手塚マキ(Smappa!Group会長)は「英泉にめちゃめちゃシンパシーを感じている。自分が何者であるかを探求しながら、でも負けたくない。その態度が歌舞伎町で生きる身として重なる」と語り、監修の浦上氏も「英泉があることによって北斎とお互い引き立てる」と評しています。多様な人生が行き交い、すべてを受け入れるこの街に、いちばん似合う絵師と言えるかもしれません。 |
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その4. 江戸のベストセラー『枕文庫』がもっと面白くなる!体験型イベント開催 |
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展示作品の中でも、その圧倒的な情報量とユーモアで来場者の目を釘付けにしているのが、渓斎英泉の『枕文庫(まくらぶんこ)』です。 |
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英泉が医学書に似せて作り、当時ベストセラーとなった艶本(えんぽん)『枕文庫』。 |
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渓斎英泉による春画の代表作のひとつであり、江戸における「性の百科全書」の到達点とも称される作品です。内容は、貝原益軒の『養生訓』に代表される当時の健康思想や、中国由来の性・医学知識を巧みに取り込みながら、そこに艶っぽい要素を織り交ぜ、医学書に似せた艶本として仕立てられています。 |
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渓斎英泉 色摺半紙本『枕文庫』/文政5年(1822)/浦上蒼穹堂蔵 |
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知識と好色が絶妙に融合した構成は人々の関心を強く惹きつけたとともに、医学書に似せているので手に取りやすく、刊行後まもなくベストセラーとなりました。 |
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さらに英泉自身が『無名翁随筆』で述べるように、本作は淡い彩色のみで刷られている点も特徴的で、その簡潔な表現は葛飾北斎の『北斎漫画』にも通じます。結果として制作コストが抑えられ、庶民にも広く手の届く一冊となったと考えられます。 |
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本展では、『枕文庫』をより深く、楽しく知るための特別イベントを開催いたします。 |
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新宿歌舞伎町春画展WAについて |
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「新宿歌舞伎町春画展WA」は、「歌舞伎町から日本文化を発信する」ことを目標に掲げるSmappa!Groupが主催する、春画展のシリーズ企画です。 |
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「笑い絵」として親しまれ、江戸時代の人々は、春画をみんなで笑い合いながら楽しんでいました。そこにはきっと、人間のおもしろさや、おかしみが凝縮されているのでしょう。 |
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歌舞伎町もまた、流れ着いた者を拒むことなく受け入れ、日夜、さまざまな人生が行き交う場所です。人間らしさ、人間臭さにあふれ、人間の愛おしさを肯定するこの街は、春画の世界と地続きなのかもしれません。 |
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「WA(わ)」には、いくつかの意味を重ねています。 |
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ひとつは、「和」。日本文化の和であり、心の平和。 |
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ひとつは、「輪」。人が集い、語り、笑い合うことで生まれるつながりの輪。 |
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そしてもうひとつは、「笑い」の「わ」。 |
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新宿歌舞伎町春画展WAは、春画を中心に、人と街と文化がゆるやかにつながり、ひらいていく場でありたいと考えています。ここから、新しい「WA」が生まれることを願って。 |
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本シリーズではこれまで、鈴木涼美氏と上野千鶴子氏によるトークイベントや、109シネマズプレミアム新宿との映画コラボ、落語会など、ジャンルを横断した多彩な企画を展開。アーティスト、研究者、文化人など、さまざまな分野の方々が関わり、文化・学術・エンターテインメントが交差する場として注目を集めています。 |
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【これまでの企画展】 |
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2025.07.26(土)~ 2025.10.05(日) 会場:新宿歌舞伎町能舞台|BOND |
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文化でつむぐ『わ』のひととき 新宿歌舞伎町春画展WA |
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2026.02.14(土)~ 2026.03.15(日) 会場:新宿歌舞伎町能舞台|BOND |
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小さな愛の物語 ー豆判春画の世界ー 新宿歌舞伎町春画展WA |
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開催概要
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葛飾北斎・渓斎英泉 艶くらべ ー歌舞伎町花盛りー 新宿歌舞伎町春画展WA |
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会期: 2026年4月4日(土)- 5月31日(日) ※会期中無休 |
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開館時間 通常: 11:00 - 19:00 | 夜間開館: 金曜・土曜 11:00 - 21:00 |
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※最終日5月31日(日)のみ17:00閉館|※最終入場は閉館30分前 |
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特別展示:葛飾北斎『喜能会之故真通』より《蛸と海女》 |
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展示期間 : 5月1日(金)- 5月10日(日) |
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会場(2会場での回遊型開催) |
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1.新宿歌舞伎町能舞台(総合受付)|東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2F |
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2.BOND|東京都新宿区歌舞伎町1-2-15 歌舞伎町ソシアルビル9F |
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※新宿歌舞伎町能舞台より徒歩約1分 |
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チケット(日付指定制) |
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当日券: 一般 2,200円 |学生 1,500円 |
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チケットページ:https://www.smappa.net/shunga/ticket.html |
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※本展は日付指定制を導入しています。オンラインサイトから「日付指定券」をご購入ください。 |
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※当日空きがある場合のみ、予約なしでの入場が可能です。 |
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※障がい者手帳、指定難病受給者証(いずれも有効期限内)をお持ちの方と介添者(1名)は無料。 |
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※ご来館日に限り、2会場間の再入場が可能です。 18歳未満入場不可 |
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※チケット購入時および入場時に年齢確認(マイナンバーカード、免許証等)を行う場合がございます。 |
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公式HP https://www.smappa.net/shunga/
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X https://x.com/KabukichoShunga
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Instagram https://www.instagram.com/shunga_kabukicho/
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tiktok https://www.tiktok.com/@shunga.wa
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note https://note.com/smappa_jpnbunka
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Podcast https://open.spotify.com/show/10M87afRSQMBy8yBEFSKk8?si=4574bc2e32594602
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オープンチャット https://line.me/ti/g2/wJFcS6K60GGu7o17ejxPE00flGpYl0cniduv3g?
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主催:Smappa!Group、株式会社ワインライス |
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特別協力:浦上蒼穹堂 監修:浦上満(浦上蒼穹堂代表、国際浮世絵学会常任理事) |
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学術協力:板坂則子(専修大学名誉教授) |
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展示協力:黒田みのり |
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協力:株式会社The Chain Museum、銀座 蔦屋書店、新宿フィールドミュージアム協議会、日本文化ラジオ、セバスチャン高木、齊藤直子、猫町倶楽部 |
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メディアパートナー:給湯流茶道、青い日記帳、新宿眼科画廊、東京かわら版 スタッフ |
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企画:手塚マキ(Smappa!Group会長) |
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アートディレクション/キュレーション:林靖高(Chim↑Pom from Smappa!Group) |
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プロジェクトマネージャー/キュレーション:本屋しゃん |
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プロジェクトリーダー:加藤伸一 |
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企画協力:諸田皓一(モロタオフィス) |
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PR:相山華子(OFFICE-Hai)、皆本類(幽玄舎)、Smappa!Group |
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デザイン:Smappa!Group |
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グッズ制作:Kabukicho Information Center |
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翻訳:海老名楓 |
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