2027年度中を目標に客室にウォーターサーバーを設置
 森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社は、運営するホテルのうち16施設・約2,000室において客室でのペットボトル等使い捨て容器での提供を廃止し、各客室にウォーターサーバーを導入することを決定いたしました。2026年度から順次導入を開始し、2027年度までに年間28.8トン相当(ペットボトル500ml約115万本分)のプラスチック削減を目指します。
 当社は環境負荷をできるだけ抑えながら、お客様にとってより良い旅の体験を提供し、持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)の実現に取り組んでまいります。
従来客室で提供していたペットボトル(左)と各客室に設置予定のウォーターサーバーのイメージ写真(右)
取り組みの背景
 世界的に深刻化する海洋プラスチック問題や、CO2排出による地球温暖化は、観光業において避けて通ることのできない社会課題です。美しい自然環境や地域資源を基盤とするホテル事業者として、当社には、環境負荷の低減に配慮した事業運営が一層求められていると考えています。
 森トラスト・ホテルズ&リゾーツでは、循環型社会(サーキュラーエコノミー)の考え方を取り入れ、これまでもアメニティの脱プラスチック化などの取り組みを進めてまいりました。今回、宿泊時に日常的に消費される客室用ペットボトル飲料に着目し、サービス提供の在り方を根本から見直すことといたしました。
 本取り組みは、環境配慮にとどまらず、お客様の宿泊体験そのものを再定義する取り組みでもあります。使い捨てを前提としない循環型の宿泊体験を通じて、お客様自身が環境配慮の取り組みに自然にご参画いただける仕組みを提供するとともに、快適性と体験価値の向上、そして持続可能性の両立を目指してまいります。
 
取り組み内容
1.
約2,000室でのペットボトル・紙パック提供を廃止
 従来、客室内に設置しているペットボトル等使い捨て容器での飲料水の提供を、対象施設の一部の客室において終了いたします。
2.
各客室にウォーターサーバーを設置
 ペットボトル等使い捨て容器での提供を廃止した客室には、浄水機能を備えたウォーターサーバーを設置いたします。お客様には、必要な分だけ、いつでもご利用いただけます。
3.
カラフェやグラス、マグカップを客室に設置
 ペットボトル等使い捨て容器を廃止した客室には、繰り返し使用可能なカラフェやグラス、マグカップなどを客室内に常設いたします。
4.
プラスチック削減の具体的な目標設定
 2027年度中に、運営するホテルのうち16施設・約2,000室でペットボトル等使い捨て容器での提供を廃止し、年間28.8トン、500mlペットボトル115万本分のプラスチック削減を目標とします。
※削減量の算出について:対象施設における年間使用実績を基に、本取り組みにより削減される想定量を算出しております。
ウォーターサ―バーの客室への設置イメージ
対象施設
本取り組みは、当社が運営する以下の16施設で実施予定です。
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
東京マリオットホテル
富士マリオットホテル山中湖
軽井沢マリオットホテル
伊豆マリオットホテル修善寺
琵琶湖マリオットホテル
南紀白浜マリオットホテル
ウェスティンホテル仙台
コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション
コートヤード・バイ・マリオット 白馬
ホテルラフォーレ那須
ラフォーレ箱根強羅 湯の棲
ラフォーレ伊東温泉 湯の庭
ホテルラフォーレ修善寺
森トラスト・ホテルズ&リゾーツが取り組むサステナビリティ活動について
 当社では、持続可能な社会の実現に向け、以下の取り組みを推進しています。
 https://www.mt-hr.com/sdgs
アメニティのプラスチック削減
 2023年1月より、一部宿泊施設において、客室内アメニティの提供方法を見直し、必要分のみをフロントでお渡しする方式や無料アメニティスペースの導入、環境配慮型製品への切り替えなどを実施し、2026年3月末までに累計で49.9トンのプラスチックを削減しました。
再生エネルギーの導入
 2023 年より、「東京マリオットホテル」、「ウェスティンホテル仙台」、「コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション」の 3 ホテルにおいて再生エネルギーの導入を開始しています。
環境保全活動
 「南紀白浜マリオットホテル」では熊野古道の修復・清掃活動、「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」では、マングローブ林を巡るクルーズやサンゴ苗付け体験などを通じた自然環境学習型宿泊プランの提供など、地域と連携した環境保全活動を行っています。
歴史的建造物の保存・復原・活用
 森トラストグループでは、歴史的建造物を生かしたホテル運営にも注力しています。
 1922年建設の旧奈良県知事公舎を保存・復原・活用した「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」や、重要伝統的建造物群保存地区内に位置する建造物を保存・復原・活用した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」など、地域に根差した文化を継承し、後世へと伝えながら、お客様に他にない旅の体験と現代的な快適性を提供する取り組みを進めてきました。
 これらの取り組みの一例として、「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」は、「第24回長崎市都市景観賞(大きな建物部門)」を受賞しています。
 
 
森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社について 
https://www.mt-hr.com/
 森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:伊達 美和子)は、森トラストグループのホテル事業を担う中核企業です。日本各地において、世界的な外資系ラグジュアリーホテルから自社ブランドの「ラフォーレホテルズ&リゾーツ」まで、21の宿泊施設および12のレストラン・カフェを運営しています(2026年3月末時点)。
 マリオット・インターナショナル、ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど、グローバルブランドとのパートナーシップを通じて培った世界基準のサービスと、日本ならではのホスピタリティを融合させ、今後も観光産業の質的向上と新たな体験価値の創造に取り組んでまいります。