新作コスメが次々と生まれる中で、持ち歩くコスメには、その人なりの価値観が現われます。
前回の自主調査で見えてきたのは、日によって「変える派」と「変えない派」という、明確な2つのスタイルでした。
今回はその中でも「変えない派」21名にフォーカスし、表参道で深掘りインタビューを実施。コーデはTPOや気分に合わせて変えても、ポーチの中身は変えない。
その答えは、「崩れない仕組み」を朝につくり込んでいるからでした。
調査項目:コーデが変わっても、いつも同じコスメで対応できる理由は?/今ポーチに入っている“一軍メンバー”/そのアイテムをリピートしようと思った理由は?など
TPOに合わせてコーデのテイストを切り替えていると回答しました。
しかし、コーデが変わっても、ポーチの中身は同じ。
彼女たちに共通していたのは、自分にとって最適なメイクがすでに決まっているという点です。
「服に合わせてメイクを変える」のではなく、「自分に最適なメイク」がすでに確立しているのです。
多くの人が口にしていたのは、「家を出る時点で完成している」という感覚です。
朝の時点で“崩れない状態”をつくりこんでいるということ。
その背景には、主に二つの要因があります。
「外で直さなくていい」状態を実現しているのです。
ポーチの中身を変えないのは、保守的だからではありません。
しかし、今回のインタビューで見えてきた実態は異なりました。
その日の予定や気分でコーデのテイストを切り替えていたのです。
服はテイストまで変わるのに、ポーチの中身は変わらない。
安心感を与えてくれる完成されたメイクの土台に、コーデを重ねていくという感覚なのです。
ここからは「コーデが変わっても、いつも同じコスメで対応できる理由」について実例を見ていきましょう。
というプロセスを経ているから、「一日を安心して過ごせる」コスメアイテムが固定できる。
その結果として生まれているのが、メイク直しに頼らないための先回りの行動=「崩れない仕組みつくり」と「肌管理の徹底」です。
この層に選ばれるのは「崩れにくい」だけでなく、「直さなくていい安心感」を提供できるアイテムだと言えるでしょう。
次回は対照的に、ポーチの中身を「変える派」にフォーカスすると、どのような価値観や行動が見えてくるのか。
同じZ世代でも異なる選択をする彼女たちの実態を、引き続き紐解いていきます。
スタイルアリーナでは、引き続きZ世代の美容・ファッションに関するリアルトレンドを追いかけ、マーケティングや商品開発のヒントとなりうる調査を実施していきます。
今回の「顔の見えるインタビュー調査」をはじめとした、オリジナル調査・共同企画・データ提供などのご相談も承っております。
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