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地震予報サービスを手掛けるブレイン(静岡市)は、2026年4月20日に発生した三陸沖地震Mw7.4(Mj7.7・最大震度5強)において、アプリ「ゆれズバ」でこのM7級大地震を予知・予報成功しました。これにより、当該大地震による犠牲者ゼロの達成に寄与し、2024年1月1日の能登半島地震以来国内の地震による犠牲者ゼロの期間が850日間を突破し、これに貢献しています。 |
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【三陸沖地震予知・予報の経緯、予報内容】 |
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北海道北部及び東北地方北部の観測点では、2026年3月23日(UTC(UTC+9時間=日本時間))に地磁気・地電流の大きな異常(図1)が発現し、また当該地域におけるグーテンベルグ-リヒター則による「b値」が0.2前後に低下しました。これにより、三陸沖又は岩手県沖を中心とした東北地方北部(同沖)において、M7級の大地震発生が予知されたとして、3月24日11時22分に臨時大地震予報を予報期間2週間の予定で全国へ配信しました。 |
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その後、3月30日に南太平洋のバヌアツでMw7.3の大地震が発生したことで、北太平洋プレートから日本海溝が受ける応力が若干弛緩し、地震発生が遅れる見通しとなりました。過去の経験則から、バヌアツでの大地震の2週間~3週間後に国内で同一規模程度の大地震が発生することから、当初の予報期限を更に2週間延長し4月22日を最終予報期限としました(図2は4月19日12時22分配信の最終予報)。 |
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図1 地磁気異常の観測波形(北海道北部観測点2026年3月23日(UTC)) |
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図2 「ゆれズバ」定期地震予報(2026年4月19日12時22分配信) |
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【予報地震の発生結果】 |
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この予報に対する地震発生結果として、4月20日16時53分頃三陸沖でモーメントマグニチュードMw7.4(気象庁マグニチュードMj7.7・最大震度5強)が発生し、津波は岩手県久慈港で最大波高80cmが観測されました。なおUSGS(アメリカ地質調査所)によると、震源域は三陸沖と岩手県沖の境界領域でした。発生した地震の時期、場所、規模は、予報期限を当初の期限より2週間延長しましたが、何れも予報の範囲内でした。 |
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【得られた成果、今後の展望】 |
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以上より、アプリ「ゆれズバ」による地震予報により、震災に対する事前準備態勢や初動対応力が大幅に強化され、今回の三陸沖地震のようなM7級・最大震度5強の大地震に対しても、犠牲者を一人も出さずに済むための一助となり、地震防災スキームとしての有用な事例が蓄積されました。 |
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なお、今回の三陸沖地震で犠牲者(直接死及び災害関連死の総計)ゼロを達成したことで、2024年1月1日の能登半島地震以来2026年4月30日時点で、日本の地震による犠牲者ゼロの期間は850日間を突破しました。 |
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今後発生が想定されるM7級首都直下地震を始めとする内陸直下型大地震に対して、揺れが強い震源域周辺の地域において、緊急地震速報が間に合わないため不意打ちを受ける事態が見込まれます。 |
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このような事態を未然に防ぐため、「ゆれズバ」と「緊急大地震予報」を活用した地震防災スキームを、引き続き全国で発生する大地震・巨大地震や被害地震に展開してまいります。これにより国民の皆様の命と安全と安心を守り続け、北海道地震、能登半島地震を最後として震災での犠牲者ゼロを1日でも長く長期間継続し、やり遂げてまいる所存です。 |
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(以下ご参考・追加ご説明資料) |
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【地震予知・予報の方法、経緯】 |
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ブレインは、地震学に加え電磁気学、音響学、振動工学、破壊力学などを複合し、地磁気・地電流異常、低周波音及び前震活動からなる3種類の地震前兆を総合的に分析・判定する高精度な地震予知法「3種前兆地震予知法」を開発し、2016年より予知結果を全国のエンドユーザーに向けて、メールやアプリにより配信する地震予報ネットワークを実用化しました。 |
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3種類の前兆現象のうち、低周波音は地震発生の1ヶ月~2ヶ月程度前に発生するため、中長期地震予知に適用し、地磁気・地電流異常は1週間~2週間程度前に発生するため、短期地震予知に適用します。前震活動は地震発生の数時間~数日程度前に発生するため、直前地震予知ならびに発生した地震がその後収束するか、あるいは更に規模が大きい本震につながるかの判定に用います。 |
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図3 地磁気・地電流異常の原理 |
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【地震前兆現象の原理(地磁気・地電流異常)】 |
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地磁気・地電流の異常(図3)は、トラフや断層を構成する岩石が破壊する直前に「圧電効果」と呼ばれる原理により発生することが、岩石破壊実験や各種地震観測などにより確認・検証されています。 |
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この現象は、岩石破壊現象の前駆過程(破壊過程そのもの)であるため、地震発生とほぼ100%の相関性があり、前兆現象として必要十分条件と言えます。これを前兆現象として採用することで地震の1週間から2週間前までの短期予知精度が大幅に向上しました。 |
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全国18ヶ所の予報対象地域区分(予報円)及び18ヶ所の観測点配置を図4に示します。 |
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図4 予報対象地域区分(予報円)、観測点配置 |
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【地震予報の実績、精度】 |
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3種前兆地震予知法の採用により地震予知・予報の精度が大幅に向上し、2016年熊本地震以降に国内で発生したM5.0以上又は最大震度5弱以上の地震に対する予報成功率は、2026年3月31日現在で95.2%でした。最大震度7又はM7級大地震の主な予報成功事例は、以下となります。 |
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・2016年 熊本地震(Mj7.3、最大震度7・試行段階) |
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・2018年 北海道胆振東部地震(Mj6.7、最大震度7)(*1) |
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・2021年 宮城県沖地震(Mw7.0、最大震度5強) |
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・2022年 台湾島東部地震(Mj7.3、最大震度6強) |
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・2024年 能登半島地震(Mw7.5、最大震度7)(*2) |
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・2025年 青森県東方沖地震(Mw7.6、最大震度6強) |
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・2026年 三陸沖地震(Mw7.4、最大震度5強) |
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北海道胆振東部地震において、最大震度7(改正メルカリ震度階級X以上)の大地震が短期予知・予報されたのは、世界的に前例がなく初の事例です(*1)。 |
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(*1)1975年に中国・遼寧省で発生した海城地震Mw7.0は、発生当日に直前予知・予報されましたが、最大震度は改正メルカリ震度階級IX(気象庁震度階級6強相当)でした。 |
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(*2)能登半島地震は最大震度7の予知・予報事例として2例目です(静岡地震防災研究会調べ)。 |
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ご参考・追加ご説明資料は、2023年度日本地震予知学会で発表済みの下記論文より抜粋加筆したものです。「地中電磁波による高精度地震予知法の開発と適用:その1全体概要」,日本地震予知学会2023年度学術講演会予稿集pp23-17(43MB) |
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https://www.eqpsj.jp/docs/2023EqPSJabsract.pdf |
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写真1 ブレイン代表・内山義英 |
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「ブレイン地震予報」、アプリ「ゆれズバ」について更にお知りになりたい方は、下記URLのホームページ、TV動画、ネット記事などをご覧ください。 |
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1.ブレインホームページ |
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https://www.brain-s.com |
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2.BSフジTV ガリレオX第207回(地震は予知できるのか ~大地震予報のゆくえ~) |
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https://www.youtube.com/watch?v=dM7HuCChKEQ |
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3.文教速報デジタル版(地震予報のブレイン グーグルとヤフーで「緊急大地震予報」を開始 「地震予報をタイムリーに」) |
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https://bunkyodezi.com/bunkyodezi/23715/ |
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4.PR TIMES(命を守る【緊急大地震予報】を事前通知・大規模拡散) |
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000154247.html |
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5.PR TIMES(熊本地震から10年 緊急大地震予報が犠牲者ゼロに貢献。アプリゆれズバは登録者数20万人を突破) |
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000154247.html |
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ブレイン代表者のプロフィール、職務経歴などについて更にお知りになりたい方は、下記URLのプロフィール、ブログ記事をご覧ください。 |
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同代表者は、建設会社の研究員だった1995年当時に阪神大震災で会社全体が被災し、大地震発生の翌日に被災現場入りし調査を行い、震災対応でその後の1年余りを費やした経歴があります。 |
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6.講演依頼.com(講師プロフィール) |
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https://www.kouenirai.com/profile/4277 |
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7.静岡地震防災研究会(お知らせ(追加)2025.09.22) |
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https://ameblo.jp/shizusinken/entry-12932240381.html |
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地震予報サービスを手掛けるブレイン(静岡市)は、2026年4月20日に発生した三陸沖地震Mw7.4(Mj7.7・最大震度5強)において、アプリ「ゆれズバ」でこのM7級大地震を予知・予報成功しました。これにより、当該大地震による犠牲者ゼロの達成に寄与し、2024年1月1日の能登半島地震以来国内の地震による犠牲者ゼロの期間が850日間を突破し、これに貢献しています。