~超高精細イマーシブ体験の社会実装とコンテンツ制作支援サービスを開始~
株式会社NeoRealX(本社:東京都港区、代表取締役社長:安藤聖泰)は、パナソニック株式会社より、8K超対応映像圧縮・配信技術資産およびVR観光関連の知財権の譲渡を受けました。
 
なお、本リリースにおける「8K超」とは、8Kを超える解像度の映像を指します。
 
当社はこれまで同社の技術提供および技術協力を受け、8K超の超高精細360°映像コンテンツの制作に取り組んでまいりました。特に、これまで困難とされてきた「8K超360°VR」コンテンツの制作ワークフロー(GPU付PCでのリアルタイム再生を含む)を実現しています。
 
その成果として、当社が同技術を活用して制作した11K解像度のVRコンテンツ「超高解像度で巡る 関東のパノラマVR」は、2025年11月19日に開催された「ルミエール・ジャパン・アワード2025」においてVR部門のグランプリを受賞しました。
受賞の様子
受賞作品
 
今回の技術資産および知財の取得により、当社はイマーシブ体験の品質向上に大きく寄与する8K超の高精細映像コンテンツの制作から配信・体験提供までを一貫して実現するワークフローと対外的なサポート体制を構築します。
また、本技術は、16Kクラスの超高解像度映像にも対応可能であり、今後のさらなるイマーシブ映像表現にも対応していきます。
 
今後、当社は、パナソニックから継承した技術資産の活用をさらに加速するとともに、本技術の活用を希望する企業・自治体等に対し、コンテンツ制作支援サービスを提供してまいります。
これにより、自治体・観光・エンターテインメント分野を中心に、感情を揺さぶり、人の行動を変え、社会を少しずつ動かしていく体験の創出を推進してまいります。
 
なお、今回の技術資産および知財の取得に伴い、今後のパナソニックが開発した8K超対応映像圧縮・配信技術に関するお問い合わせは、当社にて承ります。
 
 
■ 取得技術の概要
・MPEG規格で対応が困難な*1)8K超の映像コンテンツ(360°VR映像を含む)について、MPEG-I Part 2(OMAF)準拠で圧縮を実現
・GPU活用により8K超映像コンテンツ(16Kクラスまで)のリアルタイム再生(両眼8K・10bit)を実現
・Ultra HD Blu-ray制作で培われた超高画質エンコーディング技術を採用し、簡易な操作で高品質な圧縮を実現
・複数の360°VR映像での観光に関する日米欧の知財権
 
■ ルミエール・ジャパン・アワードについて
ルミエール・ジャパン・アワードは、先進映像協会(Advanced Imaging Society Japan Committee)が主催する、国内の優れた先進映像コンテンツを表彰するアワードです。
4K・8K・VRなどの新たな映像表現に取り組む作品を対象としています。
また、米国ロサンゼルスに本部を置くAdvanced Imaging Societyが主催する国際的な映像賞「Lumiere Awards」と連動しており、日本作品の国際的評価につながる場としても位置づけられています。
 
*1) MPEG-H規格では、8K超のコンテンツを扱うLevel 7.2が制定されているが、現状この規格をサポートしたGPUが存在しないため、リアルタイム再生が非常に困難でした。このため、現状ほとんどのコンテンツの解像度は8Kまでに制限されています。