複数の「現物合わせ」の煩雑さを廃し、専用ゲージで身軽に進化
精密測定機器メーカーの新潟精機株式会社(本社:新潟県三条市、代表取締役:五十嵐利行)は、TomiDen株式会社(本社:群馬県高崎市、代表取締役:富澤貴弘)との共同開発により、電気工事業向けの新製品「TMDラックゲージ」を開発、2026年4月より販売開始いたしました。
本製品は、ネグロス電工社製ケーブルラック(SRタイプ・QRタイプ)の連結箇所における切断・穴あけマーキングを、1本のゲージで完結できる専用マーキングガイドです。従来2種の継ぎ金具で現物合わせを行っていた作業を専用工具へ集約、電気工事現場での施工効率向上に貢献します。
 
■ 主な用途
ケーブルラック(SRタイプ・QRタイプ)の連結箇所への切断・穴あけマーキング
工場、プラント、商業施設、オフィスビル等における電気配線工事
■ 開発背景
電気工事現場では、ネグロス電工社製のSRタイプ・QRタイプという2種類のケーブルラックが広く混在して使用されています。それぞれ異なる継ぎ金具が必要なため、作業者はSR用・QR用の金具を2個持ち運んで現場でのマーキングを行うのが従来の方法でした。この「2本持ち」の煩雑さと、持ち運びの手間が課題となっていました。
TomiDen株式会社様からの開発要望を受け、新潟精機はこの課題を解決する専用ゲージの開発に着手いたしました。
TMDラックゲージ RGSQ-TMD
ネグロス電工社製ケーブルラックSR/QR、2種類のマーキングを1つのゲージで完結
■ 製品の特長
【1】SR(親桁高70mm)・QR(親桁高100mm)、2種類のケーブルラックに1つで対応
従来はSR用・QR用の継ぎ金具をケーブルラックに当て、それぞれ現物合わせで連結ボルト穴の位置をマーキングしていました。本製品は1つでSRタイプ(親桁高70mm)・QRタイプ(親桁高100mm)双方の連結ボルト穴マーキングに対応。SR用・QR用金具を両方持ち歩く必要がなく、1つの治具で作業が完結します。
【2】連結箇所が多い倉庫・商業施設・ビルなどの現場で威力を発揮
SRタイプ・QRタイプが混在し、連結箇所が多数発生する倉庫・商業施設・オフィスビルなどの大規模現場での使用に特に適しています。繰り返しのマーキング作業を効率化し、施工時間の短縮に貢献します。
【3】スケール目盛り付きで多用途に活用可能
SRタイプ・QRタイプ以外の親桁の穴位置出しや、吊り金具などの位置決めには、本体に搭載された目盛りを活用。吊り金具をはじめとするケーブルラック周辺の多様な部材の位置決めに、専用ゲージの枠を超えた幅広い用途に対応します。
【4】薄型設計で腰袋に収まる、優れた携帯性
本体厚さわずか9mmの薄型設計により、腰袋への収まりがよく、現場での携帯性に優れています。従来、SR用・QR用の継ぎ金具を複数枚持ち歩いていた煩わしさが大幅に解消され、身軽な現場作業を実現します。
腰袋に収納可能な厚さ9mmの薄型設計
■ 製品仕様
品名 TMDラックゲージ
型番 RGSQ-TMD
測定範囲 0~160mm(1mmピッチ)
適合機種 ネグロス電工社製ケーブルラック SRタイプ/QRタイプ
本体サイズ W85×H166×D9mm
本体質量 118g
本体材質 ステンレス
製造国 日本(新潟精機 自社工場製)
JANコード 4975846669048
標準小売価格 ¥5,720(税込)
発売日 2026年4月
販路 電材卸、電気工事資材販売店、金物店、プロショップ、ホームセンター、ECモール
ターゲットユーザー 電気工事業者
製品ページURL https://www.niigataseiki.co.jp/newproducts/special_rgsq-tmd/
■ 知的財産権
知財の種類 特許権
出願状況 出願中
出願番号 2026-6306
出願日 2026年1月17日
対象技術 隣り合うケーブルラック同士を接続するため親桁の接続端部に設けるボルト孔を穿設する際に、異なる2種類のボルト孔の位置・形状に応じて、一つの部材でマーキング自在なマーキングゲージと使用方法(全体構成)
【新潟精機株式会社について】
新潟精機株式会社<https://www.niigataseiki.co.jp/>は、精密測定工具の製造・販売・校正を主力事業とする創業66年を迎えた測定工具メーカーです。
長年培った精密測定技術を活かし、幅広い分野で事業を展開しています。
近年では建築業に携わる方々と繋がりを拡げ、「当たり前」を疑う視点で職人様の声を直接収集し、製品開発を行っています。
 
【所 在 地】新潟県三条市林町1丁目22番17号
【代 表 者】代表取締役 社長 五十嵐利行
【設 立】1960年(昭和35年)8月3日