東庄町主催「農業ドローン勉強会」を開催 ― 地域農業の省力化と次世代技術の普及へ ―
東庄町役場ならびに一般社団法人国際ドローン協会(IDA)は、2026年4月27日、香取地域における農業の効率化および次世代技術の普及を目的として、東庄町ドローンパークにて「農業ドローン勉強会」を合同で開催いたしました。
 
本勉強会では、一般社団法人 国際ドローン協会(IDA)代表理事である榎本幸太郎が講師を務め、農業ドローンの現状に関する解説や、実務での運用を想定した具体的なデモンストレーションを実施いたしました。 
 
実務に基づく講義と実演
当日のプログラムは、座学と実機デモンストレーションの2部構成で実施されました。農業ドローン導入の背景や実務上留意すべきポイントについて、長年の現場経験に基づいた実践的な解説が行われました。 
一般社団法人 国際ドローン協会(IDA)は、これまで11年間にわたり農業ドローンの実運用を継続しており、以下のような多岐にわたる実績を有しております。 
 
水稲の集団防除(累計約2,000ha) 
急斜面のみかん畑での散布 松林における松くい虫防除 
馬鈴薯・甘藷の防除
夜間散布など特殊条件下での運用
 
これらの具体的な事例をもとに、「実務として成立する農業ドローン活用」の現実と、現在直面している課題が参加者間で共有されました。
 
最新機体による実演
実機デモンストレーションでは、現在活用が期待される最新の機体を使用し、それぞれの特徴や用途の違い、現場での運用における注意点について詳細な説明が行われました。参加者からは高い関心が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。 
 
 T25 
 T50(液剤散布仕様 ・粒剤散布仕様) 
・ T70P
 
※各機体による実演は、周囲の安全に十分配慮した上で、1フライトずつ実施いたしました。
地域連携と実践の場としての位置づけ
本勉強会には、香取地域のJA関係者、東庄町役場職員、千葉県関係者など、地域農業の未来を担う多様な関係者が参加いたしました。 
 
会場となった「東庄町ドローンパーク」は、IDAが運営する実践拠点であり、日常的にドローンの教育・実証・運用が行われている施設です。本取り組みは、単なる一度きりの説明会にとどまらず、「地域において農業×ドローンの実践が継続的に行われている」という確かな実績づくりと、将来的な社会実装に向けた関係者間の信頼関係構築を主な目的としています。 
 
今後の展望
東庄町および一般社団法人 国際ドローン協会(IDA)は、今後も連携を深めながら、農業分野におけるドローン活用の普及を推進してまいります。本取り組みを通じ、以下の実現を目指します。 
 
 農作業の省力化・効率化
 高齢化が進む農業現場の持続的な支援
 地域における新たな産業・雇用の創出
 災害時にも柔軟に活用可能なフェーズフリー運用の構築
 
地域社会と密接に連携しながら、実証実験の段階から本格的な社会実装へと、着実かつ段階的に取り組みを進めていく所存です。