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介護事業所向けに医療ソリューションを提供するドクターメイト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役・医師:青柳直樹、以下ドクターメイト)は、社会福祉法人 永甲会 特別養護老人ホーム うねめの里(三重県四日市、施設長:野呂高宏、以下、うねめの里)で2020年12月にドクターメイトのサービスを導入いただきました。その後、導入前と比較して施設利用者の入院日数が22%減少し、施設看護師の残業時間も導入前と比較して約1/4まで改善。介護施設の持続可能な働き方を実現しました。 |
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夜間の介護現場で起きている問題 |
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介護施設の夜間業務が過酷とされる最大の理由は、広いフロアを少人数で見守らなければならない「圧倒的な人手不足」と、医療の専門家がいない中で判断を迫られる「精神的なプレッシャー」にあります。多くの施設では夜間に看護師が帰宅し、介護職員だけで数十人の入居者に対応します。もし夜間に入居者の体調が急変した場合、介護職員は「自宅で寝ている看護師や医師を電話で起こしていいのか」「すぐに救急車を呼ぶべきか」という判断を限られた人数で下さなければなりません。体力的要素に加え、命に関わる判断と相談相手がいないという不安が、介護現場を疲弊させる大きな要因となっています。一方で、施設看護師にとっても、夜間のオンコール待機や呼び出しは心理的・身体的負担にもつながります。 |
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日本が直面する「2040年問題」の中心にあるのは、現役世代の急減による深刻な担い手不足です。特に夜間の看護師確保は今後さらに困難を極めることが予測される一方、入居者の重度化に伴い、夜間の医療判断ニーズは高まり続けています。 |
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導入経緯と、定着に向けた段階的な取り組み |
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2020年12月より、うねめの里ではドクターメイトの「日中医療相談※1」と「夜間オンコール代行(TM)※2」を導入しています。導入前は、入居者の高齢化や介護の重度化に伴い、夜間のオンコールや緊急出動、外来受診の付き添いが増加し、看護師の離職・休職も相まって職員の精神的・時間的な負担が深刻な課題となっていました。加えて、夜間のオンコール対応が看護師を採用する際の条件であったため、求人の応募数も限定的でした。 |
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ドクターメイトの導入にあたり同施設では、課題整理やツールの整備、通話事例を用いたデモンストレーション、試験運用といった段階的なプロセスを経て本格導入を実現。特に外国人職員向けには、翻訳や図解を用いた補助ツールを自ら準備するなど、全職員が活用できる体制を整えています。 |
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施設利用者の入院率も減少 |
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介護スタッフがスマートフォンで撮影した写真をチャットで送るだけで、皮膚科の専門医から処置や受診のアドバイスが受けられる「日中医療相談」の導入は、タイムリーな医療的判断と受診・送迎負担の軽減だけでなく、入居者の体調変化への早期対応による重症化予防につながりました。また、日中医療相談の記録を研修等の教育に活用することで、現場力の強化も図られています。 |
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施設看護師が不在の夜間、代わりに医療チームが緊急時の電話対応を引き受け、救急搬送の判断や現場への指示を行う「夜間オンコール代行(TM)」では、電話音声に加えて動画を用いた相談によって状態見極めの精度が向上し、看護師による夜間の確認回数が大幅に減少しています。 |
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これらの体制整備により、施設利用者の入院日数は22%改善し、入院者数が増加した時期においても入院日数は減少するなど、入居者の重症化予防における具体的な成果がでています。介護職員、看護師ともに夜間業務への心理的ハードルが軽減したといいます。 |
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看護師の残業時間が約1/4まで減少、離職を防止し採用拡大へ |
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神奈川県「令和3(2021)年度 看護職員就業実態調査」によると、特別養護老人ホームにおける常勤看護職員の離職率は21.6%に上ります。一方で、うねめの里では夜間オンコール業務をドクターメイトへ委託し、看護師のワークライフバランスを確立したことで、令和2年度以降から現在までに6名の採用に成功し、離職率はわずか4%にとどまります。 |
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ドクターメイトの導入によって、看護師からは「夜間の拘束がなく育児や介護と両立できる」「対応が的確で安心」との声が挙がり、看護師の残業時間が導入前と比較して約1/4まで減少。 |
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結果的に勤務継続意欲の向上だけでなく、人材紹介や求人にかかる費用などの採用コスト減少も実現しました。さらに、職員が日中業務へ専念できる環境と医療介護連携の強化により、入居者の体調変化への早期対応が可能となり、入院日数の抑制や安心できる終末期対応といったケアの質の向上にもつながっています。 |
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施設看護師の仕事と家庭の両立の支えに |
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同施設勤務12年目の看護師に、ドクターメイトのサービス導入後の変化について伺いました。 |
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「ドクターメイトのサービス導入以前は、呼び出しの不安で気が休まりませんでした。オンコール代行を導入して、夜にスマホを握りしめて構える必要がなくなり、子どもや介護が必要な家族と心置きなく過ごせるようになりました。夜間に起こった出来事も、時系列の詳細なレポートでしっかり確認できます。ドクターメイトから受けたアドバイスの意図も正確に把握できるため、継続的なケアへの安心感も大きいです。仕事と家庭を両立する私にとって、なくてはならない支えになっています。」 |
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ドクターメイトは、介護施設の医療課題を解決し、持続可能な介護の仕組みを創るというビジョンのもと、これからも介護業界に寄り添ったサービスを提供してまいります。 |
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特別養護老人ホーム うねめの里 |
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「ドクターメイトの医師とお友達みたい!」と職員からの声(2024.9.12公開) |
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https://doctormate.co.jp/case/unemenosato |
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日中医療相談 ※1 |
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施設にあるパソコンやスマートフォン、タブレットからドクターメイトの医師達へ気軽に相談可能。医療的な疑問・不安を解消し、施設職員の精神的な負担軽減にも役立ちます。 |
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夜間オンコール代行(TM) ※2 |
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全国の入居型介護施設で業務として実施されている夜間オンコールの対応を、施設看護師に代わり全国のドクターメイト看護師(夜間オンコールナース)と医師が代行するサービス。2020年から提供を開始し、介護現場の医療課題・人材不足解消に貢献します。導入施設からは「看護師の残業が減った」「夜間に様子を見にいくことが大きく減り、入院率が大幅に下がった」などの声をいただいています。 |
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ドクターメイト株式会社について |
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国内47都道府県の1,500を超える介護施設に導入。主力サービスである「夜間オンコール代行(TM)」は2020年の開始以来、相談実績が15万件を突破。2026年には一部エリアで介護施設への夜間かけつけサービスも開始。そのほか2022年に医療教育サービス「DM-study(Dスタ)」を、2024年以降、オンライン精神科医 療養指導やオンライン診療サポート皮膚科・精神科をリリース。 |
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会社名 :ドクターメイト株式会社 |
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代表者名 :青柳 直樹 |
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資本金 :9,000万円 |
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本社所在地:東京都中央区日本橋浜町1-2-1 日本橋浜町プレイス3階 |
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公式サイト:https://doctormate.co.jp/
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