~鯖江眼鏡・伝統工芸等をテーマにした5つの高付加価値体験を開発し、パリでの誘客プロモーションまで一貫して実施~
「100年先へ、文化が受け継がれる『仕組み』を創る。」をPurposeとし、訪日富裕層向けの高付加価値な旅・体験を企画・開発から販売・流通まで一気通貫で推進するエクスペリサス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:丸山 智義)は、2025年5月に福井県から「海外富裕層誘客促進事業」を受託し、同県における富裕層向け観光コンテンツの開発・磨き上げから、海外富裕層旅行会社への販路整備、フランス・パリでの誘客プロモーションまでを一貫して実施したことをお知らせいたします。
■ プロジェクト概要
(1)目的
福井県は、ZEN※や伝統工芸など他県では代替できない観光資源を豊富に有しながらも、コンテンツ不足・認知不足から旅の目的地として十分に想起されず、県外からの移動の際の「通過点」に留まってきたという背景がありました。
本事業では、消費単価の高い欧米富裕層をターゲットとし、地域事業者と連携した高付加価値体験の開発・磨き上げ、販売体制の整備、海外への誘客プロモーションを推進することで、インバウンド消費単価の向上と地域経済の持続的な発展を目指しました。
※曹洞宗大本山永平寺を擁する福井県は、禅の精神(マインドフルネス、自然との調和、持続可能な生き方)を核とした観光・地域ブランドを推進しています
 
(2)コンテンツ開発
当社は、「日本固有の観光資源」「希少性」「高い品質基準」の3軸を組み合わせ、欧米富裕層が「福井まで足を運びたい」と感じる、伝統工芸や食をテーマにした5つの体験コンテンツを開発しました。いずれも職人や地域の方との対話を重視したエクスクルーシブなコンテンツであり、一般の観光では体験できない、福井ならではの価値を凝縮した内容となっています。
 
コンテンツ例:
SABAE BESPOKE ― 匠が導く、唯一無二のパーソナライズドサングラス

世界的な眼鏡産地・鯖江で、代表やデザイナーによるレクチャーとスタイルコンサルティングを通じて一点物のサングラスをオーダーできるプログラム。機能性だけでなくデザインへの細部にわたるこだわりから"語れるラグジュアリー"を体現します。
 
(3)プロモーション関連・その他実施施策
 開発したコンテンツの販路整備、富裕層旅行会社(国内・海外)を招請したFAMトリップの実施、高付加価値旅行者向けガイド育成業務に加え、2025年11月には、パリにてプロモーションイベント「ZEN Alive FUKUI」を開催。現地旅行会社やメディア、インフルエンサー等の関係者20名以上に対して本県の魅力を発信をいたしました。
プロジェクト背景とエクスペリサスの役割
日本政府は2030年までに訪日外客6,000万人・消費額15兆円を目標として掲げており(2026年3月閣議決定)、地方への高付加価値層誘客への関心が高まっています。観光庁の調査※によれば、訪日1回あたり100万円以上を消費する高付加価値旅行者は訪日旅行者全体のわずか約2%(約59万人)にとどまる一方、消費額では約19%(約1兆円)を占めています(2023年時点)。
※観光庁「訪日旅行での高付加価値旅行者の誘致促進」(2025年11月更新)
 
欧米富裕層市場では「Quiet Luxury(クワイエット・ラグジュアリー)」と呼ばれるトレンドが顕著となっており、贅沢品の消費よりも地域コミュニティとのつながりや"本物の文化体験"を深く楽しむことへの関心が急速に高まっています。福井県が有する伝統工芸・禅文化・食文化はこの層との親和性が極めて高く、当社の「製販一体型」モデルを活かした体験開発・海外販売によって、地方への富裕層誘客を大きく加速できると考えています。
 
 当社は2024年度に福井県から受託した「インバウンド向けコンテンツ発掘・磨き上げ業務」の中で培った県内の主要観光事業者・地域団体との信頼関係を活かし、2025年度の本事業でコンテンツの開発・磨き上げを行い、全世界の約6万社に及ぶ富裕層旅行会社ネットワークへの販路整備、パリでの誘客PRイベント「ZEN Alive FUKUI」の企画・開催まで、一貫して実施をいたしました。
■ 福井県ご担当者様コメント 
「エクスペリサス様に依頼することを決めた理由は、本県のターゲット層や富裕層が好むコンテンツの分析をしたうえで、魅力的なコンテンツや効果的なプロモーションについて具体的な提案をいただけると考えたためです。連携を通じ、ガイドの重要性やストーリー化の必要性など、富裕層誘客における新たな視点にも気づかせていただきました。眼鏡を活用したコンテンツは以前より実現できていなかったものが、エクスペリサス様との協業によって適切な形で実現できたと感じています。」
■ エクスペリサス:これまでの事業展開
当社は、「100年先へ、文化が受け継がれる『仕組み』を創る。」をPurposeとし、持続可能な観光による地方創生を実現する"社会インフラ"を実装するため、2017年1月の設立以来、訪日富裕層旅行市場No.1プレイヤーを目指してまいりました。BtoB型承認制プラットフォーム「XPERISUS.com」のリリースを皮切りに海外富裕層向け事業を開始しましたが、COVID-19パンデミックの影響により一時的に海外販売事業を停止。しかし、この期間を事業基盤強化の好機と捉え、国内富裕層向け事業、法人向け事業(BtoB)、官庁自治体向け事業(BtoG)へと事業領域を戦略的に拡大いたしました。
この多角化により、官庁自治体や企業との連携を通じた独自の高付加価値体験の創出に積極的に取り組み、毎年数百のコンテンツを創出。現在では直接・間接を含む6万社以上の富裕層向け旅行会社ネットワークを保持し、数百もの富裕層向けの旅・体験を「XPERISUS.com」を通じて世界中に展開する、訪日富裕層旅行市場における製販一体型の革新的なビジネスモデルを確立いたしました。
結果として2022年5月期には前年比400%の成長率を記録し、年間黒字化を実現。2023年5月期には2期連続での黒字を確保し、本格的な成長フェーズに移行いたしました。2022年10月の入国制限緩和に伴い海外販売事業を再開し、2023年11月には世界的なラグジュアリーツーリズム・コンソーシアム「Serandipians」に加盟するなど、グローバルネットワークの拡充を継続的に推進しております。
<なぜ「海外富裕層」に特化するのか>
観光庁の調査※によれば、訪日1回あたり100万円以上を消費する高付加価値旅行者は訪日旅行者全体のわずか約2%(約59万人)にとどまる一方、消費額では約19%(約1兆円)を占めています(2023年時点)。ところが、その多くは大都市圏に集中し、地方への消費は限定的なのが現状です。 当社が海外富裕層に特化するのは、この大きな機会を地域に還元し、地方創生につなげるためです。富裕層旅行者は滞在日数が長く、リピート率も高い傾向があり、また少人数でありながら消費額が大きいことから、オーバーツーリズムなどの観光公害を回避しながら地域経済に大きな効果をもたらすことができます。量より質を重視するこのアプローチこそが、持続可能な観光による真の地域活性化を実現する鍵であると考えています。
※観光庁「訪日旅行での高付加価値旅行者の誘致促進」(2025年11月更新)
■ 共に日本の魅力を世界へ発信する社員を募集 
当社ではさらなる事業拡大に向けて、今後も積極的に採用活動を進めてまいります。日本の隠れた魅力を発掘し、世界の富裕層に感動体験として届ける──そんなやりがいのあるミッションに共感いただける方をお待ちしています。
<募集職種>
■国内事業部:
・トラベルコーディネーター:世界の富裕層マーケットへ日本の魅力を発信・提供
・商品企画・開発:企業や自治体と連携し、高付加価値な観光体験モデルを企画・開発
■海外事業部:
・海外営業:アライアンス営業を軸に、旅の企画設計から実施品質の管理、アフターフォローまでを一気通貫
・ガイド・通訳案内士:来日している富裕層のお客様の旅行をフルサポート
・インバウンド旅行手配:日本各地のサプライヤーと連携しながら、旅を“体験として成立させる”
■コーポレート本部
・コーポレートデザイナー:企業の存在意義や価値を「デザイン」という手法で形づくる
・法務:IPO準備の中核メンバーとして法務機能をリード
・経理:IPO準備の中核メンバーとして経理組織をゼロから立ち上げ
・システム:社内向けシステムおよびWebサイトの実運用に向けた検証・改善・意思決定をリード
 
詳細な募集要項や選考プロセスについては、当社採用サイト(https://recruit.xperisus.com/)をご覧ください。皆様からのご応募を心よりお待ちしております。 
 
<会社概要>
会社名:エクスペリサス株式会社
設立:2017年1月
代表取締役:丸山 智義
所在地:東京都渋谷区渋谷1-15-12 LAIDOUT SHIBUYA
主な事業:・高付加価値体験の開発、販売 ・訪日富裕層市場における BtoBプラットフォームの提供
URL:https://about.xperisus.com/