震える犬、逃げる猫──普段と異なる様子に、飼い主は「仕方ない」と「ごめんね」の間で葛藤
ペット保険「PS保険」を提供するペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:米満 明仁)はこの度、全国の犬や猫の飼い主1,732名にアンケートを実施し、「愛犬や愛猫の動物病院での様子」に関する実態を調査しました。その結果を、詳しく紹介いたします。
【調査概要】
期間:2026年4月1日(1日間)
対象者:全国の犬や猫の飼い主1,732名
対象者の年齢:20歳~69歳
方法:インターネットリサーチ
有効回答数:392名(調査の対象となった1,732名のうち22.6%が回答。このうち、犬の飼い主195名、猫の飼い主197名)
 
※本集計データを引用する場合は、出所元として「ペット保険『PS保険調べ』」と明記をお願いします。
 
【調査結果:愛犬や愛猫の動物病院での様子に関する実態】
・動物病院での様子の変化
犬の場合:「やや変わる」(40.1%)が最多。それでも30.5%はマイペースを貫く、落ち着いた様子を見せる犬たちも。
・猫の場合:「やや変わる」(42.8%)が最多。「まったく変わらない」はわずか2.7%、猫の病院嫌いは筋金入り?
・動物病院で見られる反応
犬の場合:「落ち着きがなくなる」(38.3%)が最多。震えたり、しがみついたり、89.8%が何らかの動揺を見せる結果に。
猫の場合:「落ち着きがなくなる」(35.7%)が最多。鳴く、逃げるといった抵抗は犬の倍以上、病院への強い苦手意識が見られる。
動物病院で普段と違う様子を見た感想
・犬の場合:「仕方ない」(49.7%)が最多。「申し訳ない」と「かわいそう」の合計は約46%と、頭では理解しつつ、それでも心は揺れる飼い主たちは多い。
猫の場合:「仕方ない」(44.0%)が最多。「申し訳ない」は犬の飼い主より6.7ポイント高く、全力抵抗する猫に罪悪感を覚える飼い主が続出。
・通院時に愛犬や愛猫を安心させるための工夫
犬の場合:「声をかけて落ち着かせる」(61.7%)が最多。「抱っこする、ひざに乗せる」も44.6%と高く、飼い主自身が"安全基地"になる作戦が主流。
猫の場合:「声をかけて落ち着かせる」(64.3%)が最多。「キャリーに普段から慣らしておく」と「キャリーに布をかける」を合わせると47.2%、猫飼いならではの現実的な備えが光る。
・通院後の愛犬や愛猫への接し方
犬の場合:「おやつやご褒美をあげる」(55.4%)が最多。「たくさんほめる」「抱っこやなでる回数を増やす」も50%前後と横並び、通院後は三拍子そろった全力ねぎらいタイムに。
・猫の場合:「おやつやご褒美をあげる」(59.9%)が最多。一方で、「そっとしておく」は犬の3倍超の15.9%、猫のペースに委ねる飼い主の姿も。
※本集計データは小数点以下第1位を四捨五入しているため、集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。
※グラフ内に「複数回答可」と記載している設問は、設問に対する回答者数を分母として選択肢ごとの割合を算出しているため、集計値の合計が100%を超える場合があります。
※本文で記す「動物病院に行く」「通院する」行為は、治療だけに限定せず、健康診断やワクチン接種などで病院に行くことも含みます。
 
動物病院での愛犬や愛猫の様子の変化
犬の飼い主の回答
「やや変わる」(40.1%)が最多でした。次いで、「とても変わる」(29.4%)、「あまり変わらない」(24.1%)、「まったく変わらない」(6.4%)と続きます。
実に約7割の犬が、動物病院では"いつもと違う顔"を見せているようです。家では飼い主にべったり甘える愛犬も、診察台の上では神妙な顔つきになる--そんな光景が目に浮かびます。一方、約3割は「あまり変わらない」「まったく変わらない」と回答しており、動物病院でも堂々とマイペースを貫く強心臓な犬たちの存在も見逃せません。
猫の飼い主の回答
「やや変わる」(42.8%)が最多でした。次いで、「とても変わる」(32.1%)、「あまり変わらない」(22.5%)、「まったく変わらない」(2.7%)と続きます。
猫の場合、「とても変わる」と「やや変わる」を合わせると約75%に上り、犬(約70%)をやや上回ります。ふだんは我が道を行く猫も、動物病院では素直に本音が出てしまうのかもしれません。また「まったく変わらない」はわずか2.7%と、犬(6.4%)と比べて際立って低く、猫の動物病院嫌いは筋金入りといえそうです。
※「動物病院に行ったことがない」飼い主は、本集計の対象外としています。
 
 
 
※以下の集計では、動物病院での愛犬や愛猫の様子の変化で「まったく変わらない」を選択した回答者を対象外としています。
動物病院で見られる愛犬や愛猫の様子
犬の飼い主の回答
「落ち着きがなくなる」(38.3%)が最多でした。次いで、「震える、固まる」(32.6%)、「飼い主にしがみつく」(10.3%)、「鳴く、逃げようとする」(8.6%)と続きます。
上位2項目だけで約7割を占めており、動物病院は犬にとって気が気でない場所のようです。そわそわと落ち着かなくなったり、恐怖で体が震えてしまったり--普段は頼もしい愛犬の意外な一面に、思わずほほえんでしまう飼い主も多いのではないでしょうか。「飼い主にしがみつく」(10.3%)というほほえましい反応も上位に入っており、飼い主に身を寄せる健気な姿も垣間見えます。
猫の飼い主の回答
「落ち着きがなくなる」(35.7%)が最多でした。次いで、「震える、固まる」(30.2%)、「鳴く、逃げようとする」(19.2%)、「飼い主にしがみつく」(7.7%)と続きます。
上位2項目は犬と同じ顔ぶれですが、注目は3位の「鳴く、逃げようとする」(19.2%)です。犬では8.6%にとどまるこの項目が、猫では倍以上の数値を示しており、抵抗を言葉と行動で全力表現する猫らしさが数字ににじみ出ています。一方、「興奮する、喜ぶ」はわずか0.5%。動物病院を心待ちにしている猫は、きわめてまれと言えそうです。
 
 
 
動物病院で普段と違う愛犬や愛猫の様子を見た感想
犬の飼い主の回答
「仕方ない」(49.7%)が最多でした。次いで、「申し訳ない」(24.6%)、「かわいそう」(21.1%)と続きます。
約半数の飼い主が「仕方ない」と受容の回答をしており、健康管理のためとはいえ愛犬に怖い思いをさせてしまうことへの、割り切った現実主義が見て取れます。一方で「申し訳ない」「かわいそう」を合わせると約45.7%に上り、震える愛犬の姿に胸が痛んでしまう飼い主も少なくありません。頭では「仕方ない」とわかっていても、心では「ごめんね」とつぶやいている--そんな飼い主の複雑な心境が透けて見えるようです。
猫の飼い主の回答
「仕方ない」(44.0%)が最多でした。次いで、「申し訳ない」(31.3%)、「かわいそう」(19.8%)と続きます。
犬の飼い主と順位は同じですが、「申し訳ない」の割合が31.3%と、犬の飼い主(24.6%)を6.7ポイント上回っている点が目を引きます。鳴いたり逃げようとしたりと、全身で抵抗を示す猫の姿は、それだけ飼い主の罪悪感を刺激するのかもしれません。「仕方ない」と「申し訳ない」の間で揺れる飼い主の心情は、猫のほうがより複雑といえそうです。
 
 
 
通院時に愛犬や愛猫を安心させるための工夫
犬の飼い主の回答
「声をかけて落ち着かせる」(61.7%)が最多でした。次いで、「抱っこする、ひざに乗せる」(44.6%)、「散歩や遊びで気分転換させる」(21.1%)、「キャリーに普段から慣らしておく」(18.9%)、「おやつやおもちゃで気を紛らわせる」(14.9%)と続きます。
上位2項目はいずれも、飼い主が言葉や体で直接寄り添う方法です。声かけと抱っこを合わせると106.3%--複数回答ならではの数字ですが、それだけ多くの飼い主が「自分が守る」という姿勢で愛犬に向き合っていることがわかります。また、「散歩や遊びで気分転換させる」(21.1%)が3位に入るのも犬ならではで、通院前にひと汗かかせて緊張をほぐそうという、経験に裏打ちされた工夫が見えます。
猫の飼い主の回答
「声をかけて落ち着かせる」(64.3%)が最多でした。次いで、「キャリーに普段から慣らしておく」(26.9%)、「抱っこする、ひざに乗せる」(23.6%)、「キャリーに布をかける」(20.3%)、「おやつやおもちゃで気を紛らわせる」(10.4%)と続きます。
声かけが最多である点は犬の飼い主と共通しますが、2位以下の顔ぶれが大きく異なります。「キャリーに普段から慣らしておく」(26.9%)と「キャリーに布をかける」(20.3%)を合わせると47.2%と、約半数の飼い主がキャリー対策に力を入れています。外の刺激を遮断し、狭い空間に安心感を求める猫の習性を熟知した、猫飼いならではの知恵といえるでしょう。犬で3位だった「散歩や遊びで気分転換させる」は11.0%にとどまり、猫には通じにくい手段であることも数字に表れています。
 
 
 
通院後の愛犬や愛猫への接し方
犬の飼い主の回答
「おやつやご褒美をあげる」(55.4%)が最多でした。次いで、「たくさんほめる」(52.0%)、「抱っこやなでる回数を増やす」(49.7%)、「いつもより長く遊ぶ」(21.1%)と続きます。
上位3項目がいずれも50%前後に集中しており、通院後は"全力でねぎらう"が犬の飼い主の定番スタイルのようです。ご褒美、ほめる、スキンシップの三拍子で愛犬をねぎらう姿は、まるで頑張った子どもへのご褒美タイムのよう。「いつもどおり接する」はわずか8.6%にとどまり、怖い思いをさせた罪悪感をおやつと愛情で帳消しにしようとする飼い主心理が、数字ににじみ出ています。
猫の飼い主の回答
「おやつやご褒美をあげる」(59.9%)が最多でした。次いで、「抱っこやなでる回数を増やす」(39.0%)、「たくさんほめる」(35.7%)、「いつもより長く遊ぶ」(20.3%)と続きます。
最多項目は犬と同じですが、2位以下の数字は犬より軒並み低めです。その代わり目立つのが、「そっとしておく」(15.9%)で、犬の4.6%と比べて3倍以上の差があります。通院後はひとりで気持ちを整理したい--そんな猫の"ひとり時間"を尊重する飼い主が相当数いることが、この数字から読み取れます。猫に歩み寄るのではなく、猫のペースに合わせるという、長年の経験に裏打ちされた距離感と言えるでしょう。
 
 
 
まとめ
動物病院では、犬も猫も多くが普段とは異なる様子を見せ、飼い主はその姿に胸を痛めながらも「健康のためには仕方ない」と自らを納得させています。通院中は声かけや抱っこで寄り添い、帰宅後は、おやつやスキンシップで精いっぱいねぎらう--そこには、言葉の通じない相手との真剣なコミュニケーションを積み重ねてきた、飼い主たちの愛情と知恵が詰まっています。犬には犬の、猫には猫の個性に合わせた工夫が生まれるのも、長い時間を共に過ごしてきた証といえるでしょう。
 
愛犬や愛猫の何気ない日常は、健康あってこそ成り立つものです。いざというときに治療の選択肢を狭めないためにも、ペット保険への加入は心強い備えのひとつ。日々のスキンシップで異変を早期に察知しながら、万が一に備える安心を手元に置いておくことが、大切な家族との時間をより豊かにしてくれるでしょう。
 
 
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※2 将来の保険料を約束するものではありません。
 
■ペット保険商品「PS保険」の特長
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【会社概要】
商号   : ペットメディカルサポート株式会社
代表者  : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地  : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金  : 3億3,275万円(2025年3月時点)
URL   : https://pshoken.co.jp/