「HERALBONY Art Prize」受賞作品など19点の原画が4月21日から展示
株式会社ヘラルボニーの欧州子会社であるHERALBONY EUROPEは、日本国外で初となる大規模な展覧会を、パリ日本文化会館にて開催することをお知らせいたします。

本展では、「HERALBONY Art Prize」の受賞作品を中心に、日本およびヨーロッパをはじめ、世界各国の障害のあるアーティストによる原画作品19点を展示します。あわせて、企業との共創によりこれらの作品を落とし込んだプロダクトも紹介します。

さらに、展覧会の開催を記念し、ポンピドゥー・センターの「アール・ブリュット展」にてキュレーターであるクリスティーナ・アゴスティネッリ氏と、アール・ブリュット研究の第一人者として知られるナンテール大学名誉教授のマーク・デシモ氏をゲストに迎えた講演会も開催します。
展覧会概要
会期:2026年4月21日(火)~6月6日(土)
会場:パリ日本文化会館(101 bis Quai Jacques Chirac, 75015 Paris)
展示内容:HERALBONY Art Prize 受賞作家作品 / パートナー企業との共創事例紹介
 
<展示作品一部>
《Peurs profondes》エヴリン・ポスティック(HERALBONY Art Prize 2025 グランプリ受賞作家)
展示作品抜粋《Hoo! Hey!》岡部 志士
ヘラルボニー契約作家の岡部志士氏。今回の展示空間の見所のひとつとして、アトリエが再現されている。
 
出展作品・作家一覧(順不同)
《The Mystic’s Dreams》Amanda Angela Soenoko(インドネシア)
《ボクのみてるサイと、4883桁のパイ。》内園 明日美 / Asumi Uchizono
《ゾウさんと恐竜と思い出たち》吉川 真美 / Mami Yoshikawa
《つながる風景》生田 梨奈子 / Rinako Ikuta
《はばたく》古城 貴博 / Takahiro Kojo
《Titanic》Evelyne Postic(フランス)
《Peurs profondes》Evelyne Postic(フランス)
《おじいちゃんに》浅野 春香 / Haruka Asano 
《ヤマイノエ 》浅野 春香 / Haruka Asano 
《Hoo! Hey!》岡部 志士 / Yukihito Okabe
《Scratch Works Yay!Yay!No. 13》岡部 志士 / Yukihito Okabe
《無題》Thorsten Raab(ドイツ)
《ひろがる》鳥山 シュウ / Shu Toriyama
《青春のバラード》森 啓輔 / Keisuke Mori
《ルドベキア》福井 将宏 / Masahiro Fukui
《Blue Marble》Fran Duncan(イギリス)
《malfaiteur criminel》Monica Laroche(ベルギー)
《無題》Magid Ajjane(ドイツ)
《無題》Leo Pais(フランス)
講演会概要
アールブリュットの専門家をゲストに迎え、障害のある作家によるアートが社会に与えてきた影響をテーマに対談。ポンピドゥー・センターの「Art Brut展」にてキュレーターを務めたクリスティーナ・アゴスティネッリ氏と、Art Brut研究の第一人者として知られるナンテール大学名誉教授のマーク・デシモ氏、HERALBONY EUROPE CEOの忍岡真理恵が、三者三様の芸術と社会をつなぐ実践者としての立場から、「美」と「境界線」、そして「社会」が交差する地点を捉え直します。

日時:2026年5月5日(火) 18時30分~20時30分
会場:パリ日本文化会館 小ホール(地上階)
入場無料 ・ 事前予約制
予約サイト:https://www.mcjp.fr/ja/la-mcjp/actualites/repenser-la-beaute-art-brut-handicap-et-societe-ja
言語 : フランス語(日本語逐次通訳付き)
 
登壇者紹介
(C)Herve Veronese
美術史家 / ポンピドゥー・センター国立近代美術館 プログラム責任者。ギャラリストのイリス・クレールと芸術家ユクセル・アルスランの専門家であり、それぞれ2019年と2022年にキュレーションを担当。

2021年以降、ブルーノ・ドゥシャルムによる寄贈を受けて、ポンピドゥー・センター国立近代美術館のアール・ブリュット(アウトサイダー・アート)コレクションの保存、価値向上、および充実に取り組む。専用展示室(「開幕」「ブリコラージュの兆しのもとで」「ある〈他所〉をめぐって」「異端のテクスト」)のキュレーターを務めるほか、「アール・ブリュット」シリーズのプログラムも担当。

また、2025年にグラン・パレで開催された展覧会「コレクションの親密な内側(ドゥシャルムによるポンピドゥー・センターへの寄贈)」において共同キュレーターを担当。さらに、国立近代美術館カンディンスキー図書館の研究プログラム「アール・ブリュットーデシャルム寄贈」の運営委員会メンバーであり、現在は複数の展覧会プロジェクトに携わっている。
 
マーク・デシモ
パリ・ナンテール大学の現代美術史名誉教授。「パタフィジック学院(コレージュ・ド・パタフィジック)」の会員も務める。専門は美術、文学、言語学で、「狂気」に関する著作を約20冊発表。

主な近年の著書には、『エミリー=エルミニー・アナン(1862-1948)―発明家、素朴派・アール・ブリュットの画家、そして文学的狂気』(2013年)、『科学とパタフィジック』(全2巻、2014年)、『口ひげのモナ・リザたち』(2014年)、『アール・ブリュットの庭園』(2016年)、『アール・ブリュット以前の狂人たちと人間たち』(2017年)、『狂気と文学の試練にさらされるテクスト』(タンカ・G・トランブレとの共著、2017年)、『マルセル・デュシャンについて―ある作品のパリンプセスト』(2022年)、『いくつかの人生、あるいはその残滓―民衆芸術とアール・ブリュット』(2025年)などがある。

また、展覧会キュレーターとしても活動しており、「ジャン=ピエール・ブリッセ」(ラ・フェルテ=マセ、1995年)、「ミシェル・ブレアル(1832-1915)と同時代の言語学者たち」(オルレアン、シャルル・ペギー・センター、1997年)、「マルセル・デュシャン/R・ローズ・セラヴィ」(オルレアン美術館、2005年)、「L.H.O.O.Q.―口ひげのモナ・リザ・コレクション」(日本・前橋、2011年)、「カエルの侵略」(ラ・フェルテ=マセ、2018年)などを手がけている。
 
忍岡 真理恵
HERALBONY EUROPE CEO。パリへの事業拡大を主導。欧州での新たなコラボレーションを実現する上で中心的な役割を果たしている。経歴は幅広く、経済産業省の国家公務員としてキャリアをスタートさせ、米国留学を経て経営コンサルティングや企業戦略に従事。現在は公共政策、国際ビジネス、スタートアップといった分野の経験を活かし、ヘラルボニーの海外事業強化、提携関係の拡大、アートを通じたイノベーションの促進に取り組む。
パリ日本文化会館について
パリ日本文化会館は、1997年に開館した日本文化発信の中核拠点であり、日本政府の文化外交政策のもと、外務省所管の国際交流基金が主体となって運営する公式文化機関。ポンピドゥー・センターをはじめとする欧州の主要文化機関とも連携しながら、伝統芸能から現代アート、建築、映像、文学に至るまで、学術性と芸術性を兼ね備えた企画群を継続的に発信。パリ左岸という文化的中枢に位置し、芸術・知的交流のハブとして機能し、日仏間の文化対話を推進する拠点として、国際的にも高い評価と信頼を獲得してます。
HERALBONY Art Prizeについて
HERALBONY Art Prizeは、障害のあるアーティストたちの輝かしい才能を称える国際的なアートプライズとして、2024年に設立されました。
 
2年間で延べ4500点を超える応募が72の国と地域から寄せられ、年齢や国籍を問わず、世界中から多様な表現が集まりました。
 
国際的な審査の場に挑戦するみなさんの作品は、「障害とアート」の既成の概念を塗り替え、社会に新たな視点と価値をもたらしています。
 
このアートプライズを通じて、アーティストたちの長期的な成長と活躍を後押しし、唯一無二の表現が、より多くの観客に届くことを目指しています。
 
特設サイト:https://artprize.heralbony.jp/
 
株式会社ヘラルボニーについて
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:〒020-0026岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登

コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/