~日本の分散型ホテルの運営ノウハウと、韓国における空き家再生経験を融合させ、人口減少・地方消滅に対応する日韓共同モデルの構築を目指す~
全国50エリア以上で地方創生事業のプロデュースを行う株式会社さとゆめ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:嶋田 俊平、以下「さとゆめ」)は、韓国の株式会社リプレイス(韓国 慶尚北道 聞慶市、代表取締役:都  垣玗(ト・ウォヌ)、以下「リプレイス」)と、地方創生分野における事業連携に関する基本合意書(MOU)を締結しました。
本連携は、韓国および日本における、まるごとホテル(分散型ホテル)モデルの発展に向けて相互に協力することを目的とし、地域資源を活用した新たな観光・地域ビジネスの創出と持続可能な地域活性化策の構築を目指すものです。
左から、リプレイス代表取締役 都 垣玗(ト・ウォヌ)氏、さとゆめ代表取締役CEO 嶋田 俊平
 
MOUの目的
日韓両国では、人口減少や地域経済の縮小に伴い、地方部における持続可能なまちづくりや観光振興が重要な政策課題となっています。特に、空き家の増加や地域資源の未活用といった課題は両国共通であり、新たな地域活性化モデルの構築が求められています。 
さとゆめは、これまで日本国内において、地域に点在する空き家を活用した分散型ホテルの開発・運営を通じ、観光と地域産業を融合させたまちづくりと地域活性化を推進してきました。一方、リプレイスは韓国において、空き家再生やローカルコンテンツの活性化に関する実績とネットワークを有しています。
本MOUは、こうした両社の強みを融合し、日韓双方が直面する地域課題の解決に資する、分散型ホテルを軸とした新たな地方創生モデルを共同で構築することを目的としています。 
左から、リプレイス理事 ペ・ダヒ 氏、クァンジジュ代表 キム・イリン氏、リプレイス代表取締役 ト・ウォヌ氏、さとゆめ代表取締役CEO 嶋田 俊平、さとゆめGM 谷口 峻哉、さとゆめ事業運営本部長 田治米 伸康
 
主な連携事項
さとゆめとリプレイスは、MOUの目的実現のため、下記において相互に連携、協力し実施していきます。
・相互視察および機関対応への協力
・共同プロジェクトおよび公募事業の連携
・人的交流および教育プログラム
・共同研究およびコンテンツ制作
・ブランディングおよび広報協力 
 
■株式会社リプレイス(Re:place, Inc.)について
リプレイスは、消滅危機地域にある古民家や廃醸造所などの遊休空間を再生し、新たな価値を創造する空間再生事業を展開しています。具体的には、古民家をカフェや宿泊施設にリノベーションし、地域の観光拠点として運営する空間再生事業 や、地域の農産品を60%以上活用したメニュー開発など、地域の資源を再解釈するローカルコンテンツ事業、また自治体向けに市場調査からデザイン、VMDまでを一貫して提供するブランディング・コンサルティングも行っています。
同社は、これらの事業を通じて若者の雇用を創出し、人口流入を促進するなど、地域との経済的・感情的な共生を追求し、持続可能なローカルビジネスモデルの構築を目指しています。
 
■両社の代表的な分散型ホテル等に関する事業例
【さとゆめ】
700人の村をひとつのホテルに見立てた「NIPPONIA 小菅 源流の村」大家
一棟貸しの客室「NIPPONIA 小菅 源流の村」崖の家
 
【リプレイス】
200年の古民家をカフェとして再生した「花樹軒」
マッコリ醸造所を再生したベーカリーカフェ「山陽征行所」
 
■各代表コメント
・株式会社リプレイス 代表取締役 都 垣玗 (ト・ウォヌ)氏
韓国では今、地方消滅という現実が静かに、しかし確実に進んでいます。
リプレイスは、行政が保有しながらも活用されてこなかった遊休空間に着目し、地域の記憶と文脈を活かした観光拠点として再生する事業に取り組んでいます。
地域の個性を守りながら、持続可能な運営モデルをつくること--
それが私たちの一貫した姿勢です。
この度、地方創生のパイオニアであるさとゆめ社と手を携えることができ、大変光栄に思います。
日韓それぞれが積み上げてきた知見を持ち寄ることで、アジアの地域再生に新たな実践モデルを示せると確信しています。
 
・株式会社さとゆめ 代表取締役CEO 嶋田 俊平
さとゆめは、「ふるさとの夢をかたちに」をミッションに、日本の全国各地で分散型ホテル・地域商社・ヘルスツーリズム等の事業をつくってきました。今回、リプレイスの皆様とお話する中で、日本も韓国も「ふるさと」を想う心は同じであるということ、そして日本と同じように過疎高齢化、空き家の増加といった地域課題が、韓国でもますます深刻化しているということを深く認識しました。
我々が日本で培ってきた経験・ノウハウが韓国で役に立つのであれば協力を惜しみませんし、リプレイス社の古民家カフェ等の経験からも、貪欲に学んでいければと思っています。リプレイス社とともに、日本と韓国の架け橋となり、地域が輝く未来を創っていくことを、とても楽しみにしています。 
 
■今後の展開
今後は、本取り組みを通じて得られる知見や成果を両国内に還元し、地域活性化の高度化や新たな事業機会の創出につなげてまいります。
また両社は、人口減少および地方消滅といった共通課題に対し、持続可能な地域創生モデルを構築するための長期的な協力関係を築いてまいります。
 
■官民協働方式の政策交流イベント・日韓空き家再生フォーラム「VILLAGE HOTEL REBORN」参加について
2026年4月21日(火)、日韓両国で年々増加する空き家問題に対応するため、韓国の農林畜産食品部と康津郡後援のもと、日韓空き家再生フォーラム「VILLAGE HOTEL REBORN」が開催されました。日本からは弊社代表 嶋田及び弊社関係者、韓国からは農林畜産食品部、空き家再生支援事業に参加中の3地区(康津・清道・南海)の担当者、民間企業など30~40名が参加し、それぞれの関係者が現場の課題を共有する場として講演会や視察、交流会の場が設けられました。
株式会社さとゆめ 会社概要
さとゆめは、「Local Business Incubator ~人を起点として、地域に事業を生み出す会社~」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国 50 以上のエリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。
JR東日本との協業による「沿線まるごとホテル」(東京都奥多摩町・青梅市)、“700 人の村がひとつのホテルに。” をコンセプトとする「NIPPONIA小菅 源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。
 
所在地 :東京都千代田区九段南3-4-5  ビラ・アペックス市ヶ谷 801
設立  :2012年4月17日
事業内容:地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング
URL  :https://satoyume.com/ 
 
【 株式会社リプレイス 会社概要】
所在地   :慶尚北道 聞慶市 山陽面 縣里321
設立    :2019年10月07日
事業内容  :地方自治体が保有する遊休空間を観光拠点として整備・再生する事業、ローカルF&B・宿泊・体験コンテンツの企画・運営、地域ブランドIPのコンテンツ化
主要スペース:「花樹軒(ファスホン)」(年間来訪者数6万人)
        築200年の韓屋カフェ&ステイ
       「山陽征行所(サニャンジョンヘングソ)」(年間来訪者数5万人)
        1944年建造の醸造所を活用したベーカリー&ローカルショップ
        空間文化大賞 長官賞受賞(韓国文化体育観光部)
URL    :http://replace724.co.kr/