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株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾選』は、「高校生が選ぶ”意味不明な校則”ランキング」について調査しましたので概要をお知らせいたします。 |
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現役高校生に「意味不明な校則」ランキングを調査。「髪型や眉毛への制限」や「スマホ没収」への不満が明らかに。約56%が自校の校則に不満を感じつつも、7割以上が「波風を立てず我慢」して守る実態も。高校の独自ルールや、リアルな声をレポート。 |
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新学期がスタートして数週間。新しいクラスや毎日の学校生活にも少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。特に新入生にとっては、真新しい制服に身を包み、自分たちの学校の「ルール」を日々実感している時期かもしれません。 |
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しかし一方で、ツーブロックの禁止や下着の色の指定など、たびたび社会問題として議論される「時代に合わない校則」も全国にはまだ多く残っています。当事者である令和の高校生たちは、現在の校則に対してどのような本音を抱いているのでしょうか? |
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そこで塾選ジャーナルでは、全国の高校生104名を対象に「校則に関する意識調査」を実施しました。 本記事では、高校生が選ぶ「意味不明な校則ランキング」を発表するとともに、理不尽さを感じながらも「波風を立てず、我慢して守っている」という現代の高校生たちのリアルな実態に迫ります。 |
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詳細はこちらをご覧ください。 |
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「意味不明な校則ランキング」トップは【髪型】と【眉毛】の校則 |
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※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。 |
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世の中にある校則で「正直、意味がわからない」と思うものを複数回答で聞いたところ、1位は「髪型や髪の色についての細かいルール」(54.8%)、2位は「眉毛を整えてはいけない」(48.1%)という結果になりました。 また3位には「制服の着用方法の細かい指定」(42.3%)がランクインしています。 |
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上位に並んだのは、いずれも長く受け継がれてきた定番の校則です。現在の保護者世代が学生だった頃のルールが、今も多く残っていることがうかがえます。 |
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これらは、個性よりも集団の統一を重視していた時代に作られたものです。当時は「身だしなみを整えること」と「決められた形にそろえること」はほぼ同じ意味を持っていました。 |
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一方で令和の現代は、多様性や自律が重視される社会へと変化しています。その中で、理由よりもルールの遵守が優先されている状況に、高校生は違和感を抱いているようです。 |
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【髪型】の校則は「時代に合っていない」 |
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1位の「髪型や髪の色についての細かいルール」(54.8%)については、必要性への疑問が多く見られました。 |
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「その髪型で誰に迷惑をかけている訳でもないから。」(千葉県 高3女子) |
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「髪型だけで頭が良くなるわけないから」(兵庫県 高2女子) |
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【眉毛】の校則「整えないほうがむしろ不潔では?」 |
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2位の「眉毛を整えてはいけない」(48.1%)については、整えることを清潔感の観点から肯定する意見が多く見られました。 |
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「整えていないことの方が清潔感がない。今ではもう細くする人もいないだろうに、昔の名残りがすぎる。」(広島県 高2女子) |
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「眉毛がコンプレックスの人が可哀想だから」(富山県 高3女子) |
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【制服着用方法】の校則「理由も聞いてもらえない」 |
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3位「制服の着用方法の細かい指定」(42.3%)については理由すら確認してもらえないことへの不満や、細かすぎる指定への反発も見られました。 |
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「スカートが緩いから折っているのに、理由も聞かずに折る=悪いみたいになるから」(埼玉県 高1女子) |
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「細かい指定すぎると、着用が難しくなり、時間がかかる。」(千葉県 高3男子) |
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共通する不満の根拠は「学業・成績に無関係」「理由や根拠がない」 |
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「意味がわからないと思う理由」として、いずれの選択肢にも共通して多かった意見は「学業・成績に無関係」「個人の自由や自己決定を尊重すべき」でした。校則に対して合理性や納得感を重視する、高校生の価値観がうかがえます。 |
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「学習に支障がないから。制服着用方法の細かい指定も、靴下も下着の色も靴下の長さも、学習に支障をきたさない。個人の自由だと思う」(山形県 高3女子) |
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「自主性やTPOを自分の力で弁える能力を育成すべき」(富山県 高3女子) |
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56.7%が自校の校則に「不満あり」。原因は「大人からの説明不足」 |
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実際に自分の学校に納得できない(おかしいと思う)校則が「ある(どちらかといえば含む)」と答えた生徒は56.7%と、過半数を超える結果となりました。 |
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※単一回答 |
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約7割が「なぜダメなのか」理由を説明されていない |
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なぜ生徒たちの間にこれほど不満がたまるのでしょうか。 |
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その大きな原因は、学校側の対応にあるようです。 納得できない校則について「その校則が必要な理由を説明されたか?」と聞いたところ、「ほとんど・まったく説明されていない」と答えた生徒が計67.8%にのぼりました。「昔からある校則だから」という理由だけで運用され、生徒が納得できる合理的な説明をしきれていない教育現場の課題が見えました。 |
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※単一回答 |
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不満があっても72.9%が「我慢して守っている」リアルな実態 |
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※単一回答 |
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理由も説明されない理不尽な校則に対して、生徒たちはただ反発しているわけではありません。 納得できない校則がある生徒のうち、実に72.9%がその校則を「守っている(だいたい守っているを含む)」と回答しました。 |
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学校生活で波風を立てることを避けるために、疑問を感じながらもまじめに従っている、現代の高校生のリアルな実態が浮かび上がります。 |
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半数以上(50.9%)が「入学前に校則を詳しく知りたかった」と後悔 |
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約半数の生徒(50.9%)が校則について「入学前もっと詳しく知っておきたかった(思う・少し思うの合計)」と回答しています。今の高校生にとって、ルールの合理性や自由度は、学校選びにおける重要な要素かもしれません。 |
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※単一回答 |
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生徒が求める校則改善策は、廃止よりも「一緒に決める仕組み」 |
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※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。 |
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校則をより良くするために必要なことを聞いたところ、上位に集まったのは「廃止してほしい」ではなく、プロセスを変えたいという提案でした。1位「定期的に見直しを行う」(47.1%)、次いで「生徒同士が話し合える場をつくる」(41.3%)、「生徒と先生が一緒に決める仕組みをつくる」(40.4%)など、自分たちが関わって決めたルールなら受け入れられる、という意識が見えます。実際に生徒主導で校則を変え、うまく機能している制度についての声もありました。 |
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「私の学校ではツーブロックが認められていますが、昔は禁止されていたようで、生徒会議で眉の高さまでなら刈ってもいいのではと決まり、今は眉の高さまでツーブロックが認められています。」(神奈川県 高1女子) |
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番外編:各校にある"変わった校則"--スマホ全没収から「ありがとう義務」まで |
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最後に、アンケートの自由回答に寄せられた、高校生たちが通う高校のユニークで時に理不尽な【独自ルール】の一部を紹介します。 |
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■ 管理が厳しい校則 |
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「卒業式の日に必ず女子は80デニール以上のタイツをはかなければいけない。」(山梨県 高3女子) |
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「私の学校は軽音楽部の設立が校則として禁止されています。理由は「ヤンキー、素行不良生徒が増えるから。」だそうです。随分昔に出来た規則と伺いましたが、今も取り消される事はありません。」(神奈川県 高3女子) |
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■ ユニークな校則 |
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「校内で「ありがとう」を1日10回以上言うことが義務づけられている校則。達成できなかった場合は反省文ではなく、感謝したい人を探して理由を発表する時間が設けられる。感謝の気持ちを育てることを目的としている。」(岩手県 高2女子) |
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「私の学校は仏教校で、毎週月曜日の朝8時20分に教室を施錠し、全員で勤行に参加するという校則があります。」(神奈川県 高2女子) |
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■ 逆に自由な学校も |
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「法に触れるようなことはしてはダメだけど、その他は決められてないからすごく自由。校則という校則はないです」(岡山県 高3女子) |
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「校則がなく、髪色や髪型、メイク服装などは基本自由」(北海道 高1女子) |
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同じ「高校生」でも、校則のあり方は学校ごとに大きく異なることがわかります。 |
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まとめ:納得と対話を求める高校生たち。これからの「高校選び」に必要なこと |
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今回の調査では、高校生の過半数が「納得できない校則」に疑問を抱きながらも、従っている実態が浮き彫りになりました。 |
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一方で生徒たちが求めている改善策の上位は、校則の単なる「廃止」ではなく、「定期的な見直し」や「先生と一緒に決める仕組み」でした。頭ごなしの強制ではなく、プロセスの透明性と「対話」を重んじる高校生たちの冷静な姿勢がうかがえます。 |
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回答者の半数以上(50.9%)が「入学前に校則を詳しく知りたかった」と答えたように、「校則」は、進学先を選ぶうえで一つの指標となりそうです。またルールを押しつけるのではなく、説明をしたり対話を重ねたりしてくれる環境なのかどうかも重要な要素です。 |
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これから夏に向けて、学校説明会や見学会など、実際に学校へ足を運ぶ機会も増えてくる時期です。志望校を検討する際は、偏差値や進学実績だけでなく、「校則の理由を丁寧に説明してくれるか」「生徒と先生が対話できる風土があるか」といった点にもぜひ注目してみてください。 |
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詳細はこちらをご覧ください。 |
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アンケート調査概要 |
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調査対象:全国の高校生(有効回答数104名) |
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調査時期:2026年2月26日~2026年3月2日 |
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調査方法:インターネットを使用した任意回答 |
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調査レポート名:「高校の校則に関するアンケート」 |
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※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選ジャーナル調べ:「高校の校則に関するアンケート」と明記し、『塾選ジャーナル』( https://bestjuku.com/shingaku/s-article/51404/ )へのリンク設置をお願いします。 |
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