| 妊娠中の猫が6割以上。繁殖拡大を防ぐ緊急対応 |
| 猫の殺処分を減らすため、関東や佐賀県を中心に保護猫団体への医療支援や譲渡促進活動を行う「ピースニャンコ(運営:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、代表理事:大西健丞)」は、2026年4月15日(水)・16日(木)の2日間、石川県珠洲市のピースウィンズ珠洲事務所にて、移動手術車を用いた一斉避妊去勢手術を実施しました。2日間で実施した手術では、メスの約65%が妊娠中という、被災地における猫の繁殖問題の深刻さが浮き彫りになりました。 | |||||||||||
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| 移動手術車で実施、ピースニャンコとして初、珠洲市での一斉避妊去勢手術 | |||||||||||
| ピースニャンコは、2025年12月から、生活困窮者の猫の多頭飼育崩壊や、獣医療過疎地域にいる飼い主のいない猫への避妊去勢手術を迅速かつ、安定的に提供するための「移動手術車」の活動を開始しました。今回、能登で活動する保護猫団体と連携し、ピースニャンコとして初めての珠洲市における一斉避妊去勢手術を実施しました。手術は、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン珠洲事務所を拠点に行われました。 | |||||||||||
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| 今回、珠洲市だけでなく、輪島市・能登町・穴水町・志賀町・羽咋市にて、オス30匹、メス18匹の合計48匹を地元団体の協力を得て捕獲。特にメスについては18匹中12匹(約65%)が妊娠中であった結果から、改めて「これ以上増やさない」取り組みの必要性が浮き彫りになりました。全体のうち2匹は、体の状態が悪くハイリスクと判断し、手術を中止したことから、「生活環境の悪化」も懸念されています。 | |||||||||||
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| 能登半島地震後、珠洲市で続く復興支援活動 | |||||||||||
| 2024年1月1日に発生した能登半島地震では、ピースニャンコを運営する「ピースウィンズ・ジャパン」の緊急支援チームが、発災直後から珠洲市を中心に捜索救助・医療や物資支援に入り、同月8日には「ピースワンコ・ジャパン」のペット支援チームも合流し、現地で支援を行いました。以降、ペット専用の同伴避難所の開設、「わんにゃんデイケアハウス珠洲」でのペット日中預かり支援、出張トリミングを行うなど、被災地のニーズにあった様々な支援を続けてきました。 | |||||||||||
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| 迷い猫や置き去り猫が増加、繁殖拡大を防ぐ喫緊の課題 | |||||||||||
| 復興が進む中で、珠洲市では、迷い猫や置き去りになった猫たちが多数確認され、半壊・全壊した家屋の解体が進むにつれて、猫たちが居場所を失い、生活環境がさらに悪化しています。また、仮設住宅では住民が猫に餌を与えるケースもある一方、自宅再建後の引越しによって餌やりが途絶えると、猫たちは餌のある場所を求めて移動・集合し、繁殖の拡大を招いています。こうした状況は、被災地ならではの喫緊の課題となっています。 | |||||||||||
| 猫の福祉と地域共生の実現に向けて | |||||||||||
| ピースニャンコは今後も現地の団体と連携しながら、移動手術車による活動の拡大を通じて、獣医療が行き届きにくい地域や被災地での支援を継続して参ります。また、地域住民との対話を重ねながら、猫と人が共生できる環境づくりや、持続可能な支援体制の構築を進めていきます。 | |||||||||||
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| 今回の珠洲市における手術は、個人や企業の方からのご寄付によって実施することができました。ご支援に深く感謝申し上げます。 | |||||||||||
| ピースニャンコは今後も猫の福祉向上と地域社会との共生を目指し、支援の仕組みづくりに尽力して参ります。 | |||||||||||
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猫の殺処分を減らすため、関東や佐賀県を中心に保護猫団体への医療支援や譲渡促進活動を行う「ピースニャンコ(運営:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、代表理事:大西健丞)」は、2026年4月15日(水)・16日(木)の2日間、石川県珠洲市のピースウィンズ珠洲事務所にて、移動手術車を用いた一斉避妊去勢手術を実施しました。2日間で実施した手術では、メスの約65%が妊娠中という、被災地における猫の繁殖問題の深刻さが浮き彫りになりました。