児童・生徒の学力や意識を把握し、継続的な学力向上施策に寄与する調査サービスの活用利便性が向上CBT形式の導入により「運用負荷の軽減」「結果返却の即時性」「分析のしやすさ」を実現
 株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:岩瀬大輔、以下:ベネッセ)は、小学校・中学校を対象に提供する「総合学力調査」を、CBT(Computer Based Testing)形式を導入した新サービス「総合学力調査CBT」へとリニューアルし、2027年4月より提供を開始します。
 また、今回の「総合学力調査CBT」では、CBT形式導入に伴うUI・UXの全面刷新のほか、より深い思考や実践場面を測る設問の導入、自社デジタルドリルとの連携など、サービス内容も大きく強化します。詳細については、以下のサービスサイトにて順次ご案内してまいります。
 ▶「総合学力調査CBT」:https://bso.benesse.ne.jp/cbt/index.html
 
■「総合学力調査CBT」へのサービスリニューアルの狙い
 
「総合学力調査」は、教科学力の到達度を測るテストと学習意識を把握するアンケートを受検することで、児童・生徒個々および学校全体の状況把握と、受検後の学力向上施策にご活用いただけるサービスとして、2002年に提供を開始しました。これまで本サービスはテスト・結果帳票とも紙を基本に展開してきましたが、GIGAスクール構想下で端末整備が進み、教育DXが進展する学校側のニーズに対応して、このたびCBT形式で受検~結果返送までを行う形にリニューアルすることとなりました。
 CBT形式の導入により、教育委員会や学校では受検から集計・分析までをGIGA端末で完結できるため、先生方の運用負荷を大幅に軽減できます。加えて、結果を即時性高くデータで返却できるようになることで、児童・生徒に対しても記憶の新たなうちに振り返りや授業での活用が容易になるという学力向上への取り組み上のメリットも提供します。
 ベネッセでは、今回のサービスリニューアルを通して、児童・生徒の学力向上支援に取り組む、全国の教育委員会・学校の負荷軽減と学力向上をサポートしてまいります。
 
■リニューアルの背景
 GIGAスクール構想の推進により、全国の小中学校に1人1台端末の環境が整備され、授業や学習活動へのICT活用が急速に広がっています。こうしたデジタル化の流れは調査・テストの領域にも及び、文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査においても、CBT方式への移行方針が示されるなど、教育アセスメントのデジタル化は大きな転換期を迎えています。
 こうした環境変化を踏まえ、ベネッセは自治体・学校現場とともに積み上げてきた「総合学力調査」のノウハウをCBT形式に最適化し、GIGAスクール時代の学力調査の新たなスタンダードを目指す「総合学力調査CBT」として提供を開始します。
 
■「総合学力調査CBT」の主な特長 
1.実施から分析まで端末上で完結 ─学校現場の運用負荷を大幅削減
従来の紙版で課題となっていた問題用紙の配布・回収・梱包・発送といった作業負荷がすべて不要になります。CBTシステムを活用したオンライン実施により、準備から結果確認まで端末上で完結します。
教育委員会・学校現場から評価いただいていた、さまざまな集計値、学力層(学力4層)、そして学力層とのクロス集計などの詳細分析は、従来の紙版のように、PC画面や紙帳票に分かれることなく、シンプルな操作で手元の端末にすべて表示できるようになります。
ミライシードとの共通アカウントに対応し、アカウント管理・年度更新も一元化。Google・MicrosoftアカウントによるSSO(シングルサインオン)にも対応します。
2.結果分析機能 ─ 端末上で様々なデータを「見える化」し、指導へ直結
CBTの機能を生かし、動画問題や音声問題なども活用して、児童・生徒のより深い思考や実践場面を測る設問で構成。
問題と解答傾向を同一画面で確認できる設計により、「どこで・なぜつまずいたか」を一目で把握可能に。
学力層別・経年推移・観点領域別の正答率をはじめとするデータを可視化する分析画面を搭載。
教育委員会・先生方向け画面のUI・UXを全面刷新し、専門的な知識がなくても指導改善に活かせる各種データを作成可能。
3.ミライシード「ドリルパーク」との連携強化 ─ 個別最適な学習支援
調査結果と連動したドリルパーク(※ミライシード「ドリルパーク」ご利用校のみ)との連携により、個々の学力・理解度に応じた問題を自動提供。児童・生徒画面からワンクリックで復習に移行できるシームレスな学習サポートを提供します。
※上記機能は現時点での開発予定であり、変更の可能性があります。最新情報はサービスサイトでご確認ください。
 
■ サービス概要
サービス名 総合学力調査CBT
提供開始 2027年4月(予定)
対象 小学校・中学校(小1~中3)
対応教科 国語・算数/数学・英語・理科・社会、学習意識調査
実施方式 CBT方式
サービスサイトURL https://bso.benesse.ne.jp/cbt/index.html
 
 
■今後のスケジュール
 サービスの詳細・導入に関するお問い合わせは、今後開設予定のサービスサイトにて順次ご案内いたします。公開時期・最新情報については、ベネッセコーポレーション公式ウェブサイトおよびニュースリリースにてお知らせします。
 
■株式会社ベネッセコーポレーションについて
 「Benesse=よく生きる」という企業哲学のもと、模擬試験「進研模試」をはじめとした学校向けサービスや、通信講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などを通して、幼児から社会人まで、一人ひとりの成長を生涯にわたって支援する教育関連事業を展開しています。
 小中学校領域の事業においては、自社で小中学校向けICT学習ソフト「ミライシード」を展開し、2026年4月時点で全国の小中学校12,000校以上の児童・生徒に活用されています。また、グループ内で先生の校務の効率化を実現する統合型校務支援システム「C4th」など学校支援システムを全国約680自治体、約12,000校の小中学校に提供する株式会社EDUCOMとも連携しており、広く全国の学校現場の先生方における「学習」「校務」両面をご支援しています。
 
■ミライシードについて(サービス概要)
 ベネッセコーポレーションでは、小中学校向けに、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応した、小中学校向けICT学習ソフト「ミライシード」を提供しています。
 「ミライシード」は、AIを搭載したデジタルドリル「ドリルパーク」、単元の確認テストを搭載したCBTシステム「テストパーク」、直感的な操作で子どもが自由に考えを表現でき、個別学習・協働学習・振り返りに活用できる授業支援アプリ「オクリンクプラス」など複数のアプリを搭載し、教育のDX化をサポートします。
 ▶「ミライシード」ウェブサイト:https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/index.html