一般財団法人みてね基金(東京都渋谷区、代表理事:笠原健治)は、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて活動する非営利団体への支援活動の一環として、新たな助成プログラム「継続助成」を開始します。この度、3団体への「継続助成」を決定しましたのでお知らせします。助成期間は2026年5月より2年間を予定しています。
「みてね基金」公式サイト:https://mitenefund.or.jp/
■「継続助成」について
 「みてね基金」の助成プログラムには「ステップアップ助成」(2年間、1団体最大1千万円、事業や組織の強化)、「イノベーション助成」(3年間、1団体最大1億円、社会変革の創出)の2種類があります。「継続助成」は、これらいずれかの助成実績がある団体を対象とした、非公募型の助成プログラムです。助成終了後も支援を続けたいという「みてね基金」の想いから着想し、助成先団体のみなさまへのアンケートやヒアリングを通じて、見えてきた課題やニーズを踏まえ設計しました。そして、各助成先団体のこれまでの歩みと今後の発展可能性を総合的に考慮し、助成先を決定しました。
 
 なお、「継続助成」の今後の助成については、引き続き検討してまいります。
■採択団体 ※50音順
公益社団法人東京子ども子育て応援団
 活動テーマ:貧困
助成事業:食品ロス循環活用による自立型フードバンク構築事業
公式サイト:https://www.cfs.tokyo/
事業責任者からのコメント
 私たちがご家庭にお配りしているものの多くは、ご寄付いただいた食品です。寄贈食品が子育て家庭の食卓改善を通じて子ども達一人一人の成長に繋がるよう、生鮮品の調達、備蓄、配布の物流ネットワーク構築にも力を入れてきました。農園で直接規格外品を収穫し、カットして真空パック後冷凍保存等、少しでも無駄を減らしながら安全な食品配布を行う努力をしてきました。農家さんや市場の方々とお話しする中で、堆肥化や乾燥野菜製造などにより、更に価値を高めることが出来ると考え、この度の事業化に至りました。これにより農家の方々の課題、そして子どもの栄養課題の解決に寄与しながら、活動の継続性を強め、末永く子育て家庭に寄り添っていくことが出来たらと願っています。(業務執行理事・太田 直人)
特定非営利活動法人はっぴぃmama応援団
活動テーマ:難病・障がい
助成事業:保育所等訪問支援・居宅型訪問支援「こども発達支援まんまる」
公式サイト:https://happy-mama-ouendan.jp/
事業責任者からのコメント
  私たちは、2009年より妊娠期からの切れ目ない支援として居場所事業や産後ケア事業を展開し、より支援を必要とする家庭へ届けるため、みてね基金の第二期ステップアップ助成を受け、2022年に産前産後・母子特化型の訪問看護ステーションを設立しました。こども達の成長とともに、園や学校、在宅での生活、地域生活の中で、障害や発達特性、疾病などを抱えるこどもと家庭が孤立しやすく、安心して暮らすためには社会との“通訳”のような役割が必要であることを痛感しています。 このような課題に対し、「大人もこどももそのままで“まる”」という理念のもと、こども・保護者・支援者・地域の人達がまぁるくつながり、安心して育ち合える環境をつくるために、保育所やご自宅を訪問し支援する「こども発達支援まんまる」を立ち上げ、「みんな“まる”」を広げていきます。(児童発達支援管理責任者・西垣 薫)
一般社団法人merry attic
活動テーマ:出産・子育て
助成事業:「頼れる空気感」醸成に向けた戦略的人材基盤の構築と組織改革
公式サイト:https://www.merryattic.net/
事業責任者からのコメント
 みてね基金の第三期ステップアップ助成を通じ、マネジメント層の育成と組織基盤強化を実現し、事業の大きな躍進を遂げることができました 。その上で、組織の成長に伴い、「人に頼ってはいけない」という子育て社会に残る根深い「空気感の壁」が解決すべき真のボトルネックとして浮き彫りになりました 。本助成ではこの次なる変革に向け、高度な専門性を持つ戦略的人材を招聘し、経営陣のアップデートを行います 。これにより、行政交渉や民間連携を加速させる「触媒」へと組織を転換します 。ショートステイのモデル化とノウハウのオープンソース化を推進し、頼ることが当たり前の社会へ、子育て社会のアップデートを牽引します。(代表理事・上田 馨一)
一般財団法人みてね基金 代表理事 笠原 健治
 みてね基金は、2020年4月の開始以来、6年間にわたり多くの団体と出会い、ともに歩んでまいりました。今回初めて実施する「継続助成」は、そうした歩みの中で育まれてきた信頼関係を礎とした、新しい支援のかたちです。
 「継続助成」の検討にあたっては、助成先団体のみなさまにアンケートおよびヒアリングを実施しました。貴重なお声をお寄せくださったみなさまに、心より感謝申し上げます。また、子どもとその家族を取り巻く社会課題に向き合い、よりよい変化を生み出そうと挑戦を続ける、可能性あふれる3団体をご支援できることを、大変うれしく思っています。今後も、子どもとそのご家族が幸せに暮らせる社会の実現に向けて、貢献してまいります。
■「みてね基金」について
・活動の背景
 株式会社MIXIが提供する子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」の5周年を機に、創業者である株式会社MIXI取締役ファウンダー・笠原健治の個人資金により2020年4月から活動を開始しました。難病・障がい、教育、貧困、出産・子育て、虐待の5領域で課題解決に取り組む非営利団体に対し、資金提供や活動支援を行い、すべての子どもとその家族が幸せに暮らせる世界を目指しています。
・「みてね基金」が大切にしているTrust-Based Philanthropy(信頼に基づく慈善運動)
 「みてね基金」と助成先団体は、資金を提供する側と資金を活用する側という立場の違いはありますが、子どもとその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて、共に試行錯誤する仲間だと考えています。だからこそ、助成先団体にとって使いやすい、活動しやすい支援の在り方を意識し、実践してきました。「みてね基金」のこれまでの活動や大切にしている価値観については、以下ウェブサイトをご覧ください。
https://mitenefund.or.jp/about/
■ 「みてね基金」とは
子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて活動する団体に対し、資金の提供および助成先団体の活動支援を行っています。
笠原健治が個人として約16億円(2024年4月時点)を資金提供しており、主に難病・障がい、教育、貧困、出産・子育て、虐待の領域での課題解決に取り組む団体を対象としています。なお、「みてね基金」の運営にあたっては、株式会社MIXIと社会的な課題に取り組むリーダーや団体を数多く支援してきた実績のあるNPO法人ETIC.の協力を得ています。
みてね基金:https://mitenefund.or.jp/ 
株式会社MIXI:https://mixi.co.jp/
NPO法人ETIC.公式サイト:https://www.etic.or.jp