ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、動物福祉活動を支援する「公益社団法人アニマル・ドネーション」(以下、アニドネ)が設立した、高齢者が高齢保護犬・高齢保護猫を家族として迎える取り組みを支援する「アニドネ シニア for シニア基金」へ参画することをお知らせします。
■「アニドネ シニア for シニア基金」へ参画する背景
ペットとの生活は、生活リズムの安定や孤独感の軽減など、高齢者の心身の健康にも寄与するとされています。一方、ペットを迎えたいという意向があっても、「自身の年齢を考え、最後まで責任を持って飼育できるだろうか」という不安から、飼育を断念してしまう方も少なくありません。また、保護団体側も「万が一」のリスクを考慮し、高齢者への譲渡を控える傾向にあります。さらに、動物保護の現場においては、子犬や子猫に比べて高齢の犬や猫は譲渡先が見つかりにくいという課題が存在しています。
こうした人と動物の高齢化に伴う社会課題の解決を目的として、「アニドネ シニア for シニア基金」が設立されました。本基金は、保護団体を支援することで、高齢者が安心して犬や猫を家族として迎えられる環境を整備するとともに、高齢の犬や猫が落ち着いた家庭環境の中で穏やかに暮らせる仕組みの構築を目指すものです。
ペットケア事業を通じて、人と動物が社会とつながりながら安心して幸せに暮らせる「共生社会の実現」に寄与することを目指す当社は、本基金の趣旨に賛同し、企業スポンサーとして参画します。
高齢者の方が高齢の保護犬・保護猫を家族として迎える様子
■「アニドネ シニア for シニア基金」の概要
本基金は、高齢者と保護犬・保護猫のマッチングを経済的・体制的に支援することで、双方が穏やかに暮らせる環境整備を目的としています。
-支援内容:
 1.活動費の拠出:アニドネ認定団体において、高齢者と高齢保護犬・高齢保護猫のマッチングが成立した1ペアにつき2万円を、団体の活動費(医療費・飼養費等)として拠出。
 2.再保護体制(セーフティネット)の構築:万が一飼育が困難になった場合、保護団体が責任を持って再保護する体制を前提とすることで、高齢者が安心して犬猫を家族に迎えられる「セーフティネット」の構築を支援。
-支援規模・体制:
 本プロジェクトを通じて150頭以上への支援を見込んでいます。また、活動の適正化を図るため、アカデミックアドバイザーとして国立環境研究所の主任研究員であり、医学博士の谷口優氏、東京農業大学 農学部 動物科学科 教授の増田宏司氏を迎えます。医学研究の視点、獣医師・動物行動学の視点、双方の専門的知見に基づく助言を受けることで、実効性の高い支援体制を構築します。
■「公益社団法人アニマル・ドネーション」について
人と動物が良きパートナーとして、共に幸せに暮らせる社会の実現を目指し、日本初の動物関連に特化したオンライン寄付サイトを運営しています。動物福祉活動を行う団体と、寄付を通じて支援したい人をつなぐ役割を担っており、「どの団体を支援すべきか分からない」といった課題に対して、厳正な審査を経て認定した団体に寄付を届けることで、信頼性の高い支援の仕組みを提供しています。
 
当社は今後も、動物福祉の向上に資する取り組みを継続的に支援し、人と動物が共に幸せに暮らせる「共生社会の実現」に貢献していきます。
■関連サイト
「アニドネ シニアforシニア基金」サイト
https://www.animaldonation.org/senior_fund
 
「公益社団法人アニマル・ドネーション」サイト
https://www.animaldonation.org/