~自動精算機は“効率化のための設備”だと思っていました~
医療業界向けDX関連事業を手がける株式会社カワニシバークメド(本社:岡山県岡山市)のクリニック向け自動精算機「テマサック」は、このたび柏の葉総合歯科(千葉県柏市)に導入されました。
 
「自動精算機は単なる省力化設備ではなく、”医院の運営の質を底上げするインフラ”です」
 
そう語るのは、現場を統括する事務長、康本氏。
本記事では、実際の導入経験をもとに現場に起きた変化や、導入を検討している医療機関への率直なメッセージをご紹介します。
自動精算機テマサックの導入により、会計待ち時間は7分から1分に短縮。受付スタッフには余裕が生まれ、接遇品質は向上。
■導入前:すでに限界だった受付現場
柏の葉総合歯科|康本 享弘 事務長
当院では、1日80~120名の患者様が来院する中で、受付業務の負担が課題となっていました。
会計待ち時間は7~10分、レジ締めには1日20~30分を要し、現金の取り扱いによる違算も月に複数回発生。
「特に混雑時は、会計対応と釣銭確認、締め作業に時間と神経を使い、スタッフの負担は想像以上に大きかった」と事務長は振り返ります。
■導入後の変化:数字以上に大きかった“心理的負担の軽減”
導入後、数値としての変化は明確でした。
 
会計待ち時間:7~10分 → 1~3分
レジ締め時間:20~30分 → 5~10分
違算頻度:月数回 → ほぼゼロ
 
しかし、それ以上に大きかったのは「心理的な変化」だったと思います。
現金の授受や釣銭確認など金銭トラブルリスクに伴う緊張感がなくなり、スタッフの精神的負担が大きく軽減されました。
 
【会計業務の効果測定】
  導入前 導入後
会計待ち時間 7~10分/人 1~3分/人
レジ締め作業時間 21~30分/日 5~10分/日
違算の頻度 月に4回以上 数か月に1回程度
残業時間 21~40分/人・日 5~20分/人・日
※受付スタッフ:2名、外来患者数:81~120人/1日平均
※事務長による2026年2月時点の評価(導入:2025年4月)
 
【受付会計業務における課題感の5段階評価】
  導入前 導入後
スタッフの人手不足 4:やや感じる 2:あまり感じない
会計待ち時間の長さ 4:やや感じる 2:あまり感じない
レジ締め、現金管理 5:強く感じる 1:感じない
違算、現金授受ミス 4:やや感じる 1:感じない
キャッシュレス決済 4:やや感じる 1:感じない
受付対応・接遇品質 4:やや感じる 2:あまり感じない
※課題感の評価基準:「1:感じない」~「5:強く感じる」の5段階評価
※事務長による2026年2月時点の評価(導入:2025年4月)
■ 想像以上の最も大きな変化は「受付の役割」が変わったこと
スタッフは対面業務に集中できることで、患者様と目を合わせて笑顔で会話できるように。
今回の導入で想像以上に良かった変化は、対面業務の変化でした。
 
単に業務が軽くなったのではなく、
受付が“処理担当”から“患者様対応のプロ”へ変わった感覚があります。
 
これまでは会計処理に追われていた時間が、導入後は患者様への説明や予約案内など、対面業務に集中して使えるようになりました。その結果、患者様とのコミュニケーションが丁寧になり、医院全体の雰囲気も落ち着いたものになりました。
 
受付スタッフ自身からは、
患者様と目を合わせて会話できるようになった
余裕を持って対応できるようになった
接遇の質が上がったと感じる
といった声が上がっています。
 
また患者様からも、
会計がスムーズになった
待ち時間が短くなった
カード決済が簡単になった
などの前向きなお声をいただいております。
■ 想定外だった効果:「組織運営が安定した」
さらに、導入によって想定していなかった効果もありました。
 
会計業務の属人化が解消された
新人スタッフの教育負担が軽減された
受付スタッフの配置やシフト調整が柔軟になった
 
テマサックは患者様だけでなく、スタッフにとっても操作が簡単なため、誰でも一定レベルで会計業務ができる環境が整いました。
これは単なる業務効率化ではなく、“運営の安定に繋がる変化”だったと思います。
再来受付機と物販棚の間に自動精算機テマサックを設置
受付前に設置された自動精算機テマサック
■ 事務長としての結論:「自動精算機は効率化や省力化の設備ではない」
自動精算機は、業務の効率化や省力化のためのツールではないと思います。
本質は、スタッフが患者様と向き合う時間をつくることにあります。
 
「会計業務から解放されたことで生まれた“余裕”が、結果として患者満足度の向上につながっている」
 
振り返ると、会計業務の効率化を目的として導入した設備でしたが、
結果として医院の“質”を一段引き上げる投資だったと考えています。
■ 導入を検討する医療機関へのメッセージ
自動精算機の導入を検討される際は、まず「人件費削減ツール」として考えないことをお勧めします。目的はスタッフが金銭処理から解放され、患者様対応に集中できる環境をつくる点にあります。
 
メリットとしては会計時間の短縮・釣銭ミスの防止・締め作業の簡略化・未収金管理など、金銭トラブルのリスクが低減することは経営者としての安心材料にもなります。
さらに、会計業務の属人化が解消されることで、教育負担の軽減やシフトの柔軟性向上といった組織面での効果も期待できます。
 
一方で、デメリットもあります。まず初期投資が必要であり、リースであっても固定費は増加します。また、導入初期は高齢の患者様への操作サポートが必要となる場合があります。スタッフが「機械に任せきり」になりすぎると、接遇の質が下がる可能性もあります。あくまで補助ツールであり、患者様との接点を減らすものではないという共通認識を院内で持つことが重要です。
 
選定時の注意点としては、レセコンや予約システムとの連携可否を必ず確認することが第一です。操作性も重要で、患者様が直感的に使える画面設計かどうかを実際に触って確認することをお勧めします。現金対応型か、キャッシュレス中心型か、設置スペースとのバランスも検討が必要です。また、保守体制やトラブル時の対応スピードも確認しておくべきポイントです。機械は必ず止まる前提で考え、バックアップ運用を決めておくことが安心です。
 
導入を成功させるためには、「機械を入れること」が目的にならないようにすることが大切です。導入前に、受付業務のどこが課題なのか、スタッフにどんな時間を使ってほしいのかを明確にしてから検討すると、投資の意義がはっきりします。
 
個人的な実感としては、自動精算機は単なる省力化設備ではなく、医院の運営の質を底上げするインフラです。特に来院数が多い医院や、自費診療を強化している医院、受付が忙しくなりがちな医院では、効果を実感しやすいと感じています。
■医療法人社団感・即・動 柏の葉総合歯科について
当院は、むし歯・歯周病治療に加え、予防歯科、小児歯科、矯正、インプラント、審美治療まで幅広く対応する総合歯科医院です。お口全体を一つの単位として捉え、将来を見据えた包括的な治療を大切にしています。
 
特に予防歯科に注力し、「悪くなってから」ではなく「悪くならないために通う」医院を目指しています。メンテナンスを通じて再発を防ぎ、患者様とともに口腔の健康を守ります。小児から成人まで一貫して対応し、家族で通える地域密着のかかりつけ歯科として、長期的なサポートを行っています。
また、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を重視し、ご納得いただいたうえで治療を進めています。患者様の不安を軽減し、信頼関係を築きながら進める医療を大切にしている点も同院の強みです。
 
「治して終わり」ではなく、10年後・20年後の健康を見据えた歯科医療を提供しています。
■導入した自動精算機「テマサック」について
現場に合わせた調整や改善を重ねながら運用できている点も評価されています。
製品仕様、導入事例、マンガ解説、AR試し置き、選び方、補助金などお役立ち情報・コンテンツを公開しています。
自動精算機テマサック|公式サイト
製品に関するお問い合わせ、資料請求はコチラから
 
■導入先概要
クリニック名:医療法人社団感・即・動 柏の葉総合歯科
所在地:〒277-8519 千葉県柏市 若柴178-4柏の葉キャンパス148街区2 ららぽーと柏の葉北館3階
診療科:一般歯科・予防歯科・口腔外科・矯正歯科
URL:https://kashiwanoha-sogo.com/
 
■会社概要(販売提供元)
会社名:株式会社カワニシバークメド
所在地:〒700-0024 岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル805号室
代表者:本山 章
設立:2019年7月
事業内容:医療業界向けインターネット関連事業、その他関連事業
URL:https://kawanishi-bm.co.jp/