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株式会社フェイガー(本社:東京都千代田区、代表取締役:石崎貴紘)は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構/NARO)と、「乾田直播稲栽培に適した国産アーバスキュラー菌根菌菌株の活用」に関する共同研究契約を締結しました。 |
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■ 背景:気候変動への適応と省力化の必要性、「乾田直播栽培」の課題 |
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米の生産の現場では、生産効率の向上のため大規模化が進んでいますが、それに伴い作業負荷軽減や低コストでの栽培が求められています。また、気候変動等の影響による降雨パターンの変化や高温障害等の課題が顕著化しています。その中で節水、労働軽減、低コスト、耐候性向上の観点から「乾田直播栽培」が注目されています。本技術は、省力化、節水、気候変動への適応が可能である一方、以下のような課題が指摘されています。 |
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■ 研究の概要:菌根菌による初期生育の安定化と環境適応性の向上 |
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本共同研究では、これらの課題に対し、国産アーバスキュラー菌根菌の活用に着目します。特に、生育初期において、菌根菌との共生により根系機能(菌糸ネットワークを含む養分の吸収領域)が拡張されることで養分吸収が促進され、初期生育の安定化に寄与する点に着目しています。菌根菌はイネと共生し、水分や養分の吸収を促進する微生物であり、乾燥耐性や養分利用効率の向上に寄与することが報告されています。 |
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■ 期待される成果 |
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本研究では、フェイガーの農業現場における実証と普及の機能を農研機構が保有する菌根菌伝資源およびその評価技術と組み合わせることで、乾田直播に適合した国産菌株の選抜、その適応技術の開発、ひいては生産の現場での普及を見据えた研究開発を推進します。 |
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■ 展望 |
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本共同研究の成果をもとに、フェイガーでは、菌根菌の接種技術、除草体系等の付帯技術を組み合わせ、国産の菌根菌菌株を用いた技術の普及を目指します。なお、菌根菌は、移植栽培においても養分利用効率の向上や生育促進に寄与することが報告されています。本共同研究では乾田直播栽培に適した菌株の選抜を主目的としていますが、フェイガーでは、慣行移植栽培体系への応用についても検討していきます。
また、菌根菌に関する先行研究では、農業由来の温室効果ガス削減や土壌炭素貯留への応用可能性が報告されていることから、温室効果ガスの削減手法としての研究開発も推進していきます。将来的には、乾田直播栽培における諸課題への対応も含めた包括的な栽培体系の確立を見据え、持続可能な稲作への貢献を目指します。 |
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【会社概要】 |
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株式会社フェイガー |
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所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階 0 Club |
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代表取締役:石崎 貴紘 |
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事業内容:脱炭素型農業支援、カーボンクレジット創出・販売支援、耐候性ソリューションの研究開発 |
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フェイガーHP:https://faeger.company/
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