座席図で在席が一目でわかり、必要なときだけ音声がつながる。4~100名規模のハイブリッド勤務チームに向け、実務寄りの設計で提供
ブラウザ型バーチャルオフィス『Zaseki(ザセキ)』は、2026年4月17日、正式に提供を開始しました。ログインするだけで自分の席が点灯し、チーム全員の在席状況が一枚のフロアマップで見渡せます。チャットやメールでは伝わりにくい「今デスクにいるか」「話しかけてよいか」を素早く共有することを目的としており、重い専用アプリ、常時接続のオープンマイク、ピクセルアート調のゲームUIといった従来型バーチャルオフィスの負担を避けた設計です。

公式サイト:https://zaseki.cloud / アプリ:https://app.zaseki.cloud
 
 
[Image 1] Zasekiの全体画面。複数のデスク、会議室、ステータスバッジ付きメンバーアバターが表示されたフロアマップの全景。日本語UI、個人名はデモデータまたはぼかし処理済み。

開発の背景:ハイブリッド勤務の「今話しかけてよい?」が残っている 
テレワーク・ハイブリッド勤務は定着しましたが、現場では次のような声が繰り返し聞かれています。

- クライアントが重くPCが遅くなり、結局誰も開かない
- 常時接続型のバーチャルオフィスではイヤホンが事実上必須で、「いるフリ」で疲れる
- ピクセルアートのアバターが歩き回るゲーム風UIは、上司や取引先への説明、稟議で止まりやすい
- 最低人数や初期費用の壁で、小さく試すことが難しい
- 既存のチャットツールは残したいが、「今ちょっといいですか?」だけが浮いてしまう

加えて、2025年に段階施行された改正育児・介護休業法では、3歳未満の子を養育する労働者がテレワークを選択できるようにする措置が事業主の努力義務とされ、3歳以上小学校就学前の子を養育する労働者についてもテレワークを含む柔軟な働き方の選択肢を企業が整備する必要が生じています。こうした流れのなかで、在宅勤務時の状況を把握するための仕組みへの関心も高まっています。Zasekiは、日本の中小規模チームの実務に合わせ、「軽さ・見た目の落ち着き・音声の意図性・明朗な料金」を製品の前提として設計されています。
 

製品概要
Zasekiは、インストール不要のブラウザ型SaaSです。SVGベースのフラットなフロアマップ上にデスク・会議室・集中エリアが配置され、メンバーは顔写真(またはイニシャル)とステータス付きで席に表示されます。アバターが歩き回る演出はありません。
音声(WebRTC)は、会議室への入室や意図的な接続のタイミングでのみ有効になり、ログイン中にマイクが常時開放されることはありません。 「在席の可視化」と「メディア接続」を意図的に分離した点が、常時接続型の近接通話製品との最大の違いです。
既存のチームチャットやメールの置き換えは目指していません。Zasekiは「今いるかどうか」と「ちょっとした会話」を担う補完レイヤーとして設計されており、導入時の切り替え負担を抑えています。
 
 
会議室の画面。上部に参加メンバーのビデオタイル(マイク・カメラ状態アイコン付き)、下部に会議室のフロアマップ(椅子と着席中のアバター)が表示されている。

Zasekiが選ばれる4つの理由

1. ゲームではない
ピクセルアートのアバターやウォーキング機能はありません。フラットなフロアマップと顔写真表示のみで、上司やクライアント、稟議資料にも自信を持って出せるビジネス向けデザインです。
2. 動作が軽い
ブラウザで完結するため、重い専用アプリのインストールは不要です。古いPCや低スペック環境でも快適に動作します。
3. 監視ではない
ログインしただけではマイクは開きません。会議室への入室、ミート用URL、意図して接続したときに限って音声がつながります。呼び出し(ノック)は通知として届き、「すみません、今いいですか?」の代わりになります。
4. 予測しやすい
料金1ユーザー月額980円(税別)の固定料金。スペース課金や部屋数の上限はなく、予想外の請求が発生しません。
 

主な機能
- 在席状況の可視化:フロアマップで出社・離席・集中モードなどを共有
- 呼び出し(ノック):相手に通知を送り、短い声かけのきっかけを作る
- 会議室の音声・画面共有:会議室に入ったメンバー同士で通話・画面共有。複数画面の同時共有にも対応
- 席と部屋の移動:実際のオフィスのように会議室へ移動でき、誰がどこにいるか常に把握できる
- チャット&リアクション:チャンネル・DM・スタンプで軽い連絡を完結
- ビデオ会議ルーム:社外との打ち合わせや顔出し前提の定例向けに、会議リンクを発行して共有
- ゲストアクセス:外部メンバーはアカウント登録不要、リンクのみで参加
- ノイズ抑制・エコーキャンセリング:カフェや自宅環境でもクリアな音声
- 出退勤ログ(CSV出力):スペースオーナーが有効化した場合、在宅勤務の客観的な記録として活用可能
- フロア編集:管理者がデスク・会議室・ラベルをドラッグ&ドロップで配置
 
 
 
会議室内の画面。音声通話中のメンバー、ミュートコントロール、画面共有のインセット表示。
 
呼び出し(ノック)通知のUI拡大画面。メンバーを呼び出した際に表示されるトーストまたはポップアップ。

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こんなチームに向いています
- 先行トライアル・小さな班(4~10名):出社日がバラバラで、チャットだけでは誰が席にいるか読みにくい
- 税理士・会計士・社労士など士業事務所(15~25名):顧問先対応と内勤が混在し、先輩への確認がチャットと電話の往復になりがち
- 本社+地方拠点・間接部門(40~65名):会議ツールはあっても「今デスクにいるか」は別で、短い連絡が遅れがち
- 事業部・グループ会社単位(~100名):改正育児・介護休業法対応などで在席記録の整備が課題になるなか、重いバーチャルオフィスは過去に頓挫した経緯がある


料金
 
プラン 内容
無料トライアル 14日間・最大4席・クレジットカード情報不要
スタンダード 1ユーザー月額980円(税別)
 年払い 月払いと比較して2ヶ月分お得
請求書払い(銀行振込) 対応
最低契約期間 なし
初期費用 なし
zaseki.cloudの料金プランページのスクリーンショット。

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開発者コメント
「ハイブリッド勤務では『今話しかけてよいか』が分からず、結局チャットで往復して時間を消費する場面が残っています。Zasekiは、重いアプリや常時オンマイクに頼らず、席とステータスを見るだけでそれが伝わる『最小限のバーチャルオフィス』を目指しました。既存のチャットやメールを置き換えるのではなく、その隣で『在席』と『短い会話』を担う位置づけです。」
 Zaseki 開発者 ウスルジャ  オヌル


今後の展望
- Googleカレンダー等の外部サービス連携を順次追加- 士業・間接部門・本社+拠点など、業種・組織形態別のフロアテンプレートを公式サイトおよびブログで順次公開- 将来的な法人化にあわせ、IT導入補助金の支援事業者登録など公的支援制度への対応も視野に検討- 改正育児・介護休業法下でのテレワーク運用を想定した、在席・勤務記録まわりの機能拡充


セキュリティ・データの取り扱い
- 顧客データは日本国内のサーバーに保管し、海外への転送は行いません
- 通信中・保存中のデータは暗号化
- 本番環境はHTTPS、認証済みユーザーのみが機能にアクセス
- ワークスペース単位でデータを分離
- 常時接続の音声機能なし。ログインしただけではマイクは開きません

詳細:https://zaseki.cloud/security


サービス・事業者情報
 
項目 内容
サービス名 Zaseki(ザセキ)
提供開始日 2026年4月14日
 サービスURL https://zaseki.cloud
アプリURL https://app.zaseki.cloud
運営 ウスルジャ オヌル(個人事業主)
事業内容 クラウド型バーチャルオフィス『Zaseki』の企画・開発・運営