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『決断ーカンボジア72時間―』(吉田正尚、長谷川晶一著、主婦の友社) |
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WBCで日本を世界一に導き、メジャーリーグ挑戦初年度から首位打者争いに食い込む活躍を見せたボストン・レッドソックスの吉田正尚。その2023年シーズン終了後、彼が選んだ渡航先は意外にもカンボジアでした。その理由は「これまで支援してきた施設を自分の目で確かめたかったから」。小学生のころに見たドキュメンタリー『世界がもし100人の村だったら』でストリートチルドレンの現実に衝撃を受け、プロ入り3年目から継続してきたチャリティ活動。その原点を確かめる旅でした。 |
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本書『決断ーカンボジア72時間ー』では、人気ノンフィクションライター長谷川晶一が、吉田選手と共に過ごしたカンボジアでの3日間を克明に描写。 |
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「なぜ人のために動くのか」「彼を突き動かすエネルギーは?」「強靭な精神力の源はどこにあるのか」「選手として何を目指すのか」――人気ノンフィクションライター長谷川晶一が数々の問いを解き明かす。恩師や学生時代の仲間、オリックス時代の仲間など徹底した周辺取材をもとに本当の「吉田正尚」像を初めて描き出す渾身のスポーツノンフィクション。アスリートの決断と人間力に迫ります。 |
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撮影/本間寛 |
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撮影/本間寛 |
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撮影/本間寛 |
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撮影/本間寛 |
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撮影/本間寛 |
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野球の一番の魅力は、やっぱりホームランだと思います。だからここそ、“ホームラン1本につき”という形で支援することにしました。 |
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チャリティをやるなら野球とちゃんと繋げて自分のモチベーションにもしたかったんです。(第四章より) |
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どんなことでも自分の目で見て、実際に触れ合うことが大事だと思うんです。 |
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野球の現場でもカンボジアでも、そこで感じる空気や笑顔には特別な力がありますし、そういう瞬間をこれからも大切にしたいですね。(中略)僕にとっては短い時間でも、子どもたちの記憶にはずっと残るかもしれないですから。(第六章より) |
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応援してくださる方の存在も同じで、どんなときでも背中を押してくれる。だからこそ、自分も誰かの希望や勇気に繋がるような行動をしたいし、それはきっと自分にも返ってくるものだと信じています。(第八章より) |
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あの日、あのとき、カンボジアで過ごした「72時間」の思い出。僕は決して忘れることはないだろう。(あとがきより) |
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書誌情報 |
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【書名】決断ーカンボジア72時間ー |
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【著者】吉田正尚、長谷川晶一 |
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【定価】 1,980円(税込) |
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【発売日】2025年12月19日(金) |
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【判型/ページ数】 四六判/296ページ |
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【ISBN】 978-4-07-456800-0 |
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【発行】主婦の友社 |
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Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4074568004/
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楽天BOOKS https://books.rakuten.co.jp/rb/18413635/
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★電子書籍も同時発売 |
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目次 |
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はじめに 僕が、カンボジア行きを決めた理由 |
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プロローグ ベトナム航空・VN301便 |
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・徹夜明けで、早朝の成田空港へ |
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・そして、カンボジアへ |
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第一章 カンボジア行きが決まるまで |
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・突然決まったカンボジア取材 |
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・NPO法人BLFができるまで |
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・BLFと吉田正尚の幸福な出会い |
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・国際協力NGO・国境なき子どもたち |
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・「15歳の壁」を打破すべく |
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・支援先はカンボジア、フィリピン、バングラディシュに |
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・クラウドファンディングで多くのファンを巻き込む |
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第二章 12月19日、夜 |
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―アンコールパールホテルにて |
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・長い一日の終わりに |
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・常に冷静沈着な夫、興奮と感動を隠さない夫人 |
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・どんなときでも、決して感情がブレない男 |
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・「僕の本質は結果ではなく、過程の積み重ね」 |
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・「常に“上には上がいる”という感覚を持っていた」 |
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・ゆり香夫人の決断 |
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・「夫は、相手の立場になって考えることはしない」 |
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・「若者の家」に向け、5時間のロングドライブ |
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第三章 大阪 |
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―オリックス・バファローズ時代 |
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・徹底したエゴイズムを貫き通す |
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・バファローズナインから見た吉田正尚 |
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・先輩に送迎を頼んで、後部座席で熟睡する後輩 |
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・後輩・西川龍馬から見た吉田正尚 |
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・「このままではプロには行けない」 |
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・「壁がない人なんです、正尚さんは」 |
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・ラオウ・杉本裕太郎の述懐 |
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・杉本が語る「吉田正尚マイペース伝説」 |
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・吉田の持つ「強さ」の理由 |
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第四章 12月20日、朝 |
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―「若者の家」へ |
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・カンボジアの田舎道を進みながら…… |
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・『世界がもし100人の村だったら』 |
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・フィリピンのゴミ山で暮らす12歳の少女・マニカ |
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・「勉強したい……」とマニカは言った |
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・「すべてのときが止まる」―野球の華、ホームランの魅力 |
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・子どもたちからのメッセージが励みに |
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・今もなおカンボジアに残る「悲しい記憶」 |
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第五章 福井 |
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―メジャーリーガーの原点 |
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・野球に夢中だった小学生時代 |
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・「フルスイング」ではなく、「強いスイング」を |
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・人生を変えた鯖江ボーイズ入団 |
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・「ホームランを狙え」という特別指導 |
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・子どもらしくない子ども |
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・「華のある男」が選んだのは敦賀気比高校 |
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・高校でも入学直後から突出した存在に |
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・高校2年秋、初めての挫折 |
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・「このままではプロでやっていくことはできない」 |
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・生涯の親友との出会い |
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第六章 12月20日、昼 |
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―「若者の家」にて |
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・「若者の家」で心温まるセレモニー |
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・ポル・ポト派による3年8カ月の空白期間を経て…… |
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・「若者の家」の卒業生たちとの交流 |
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・確実に芽生えていた幸福の循環、善意の循環 |
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・「若者の家」で取り組んでいること |
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・子どもたちとの垣根が取っ払われた瞬間 |
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・貧困家庭で見たカンボジアの現実 |
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・「カンボジアに来てよかった、本当によかった」と吉田は言った |
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第七章 ボストン |
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―新天地で訪れた「変化」 |
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・ついに実現した夢の大舞台 |
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・「マッサージセラピスト」という仕事 |
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・「聞く能力」こそが、アメリカに適応する最大の武器 |
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・アメリカ生活を支える通訳の存在 |
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・常に身近で接する通訳が語る「アメリカの吉田」 |
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・友人、恩師から見た「吉田の変化」 |
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・ゆり香夫人から見た夫の変化 |
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第八章 12月21日、夜明け前 |
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―アンコール・ワットにて |
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・早朝のアンコール・ワットへ |
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・「若者の家」OB・ロウさんとの出会い |
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・人生は瞬時の判断、瞬時の決断の連続 |
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・「育ちのいい宇宙人」とともに、これからも |
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・「オレは≪吉田正尚≫の人生を生きたい」 |
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・楽しいことばかりで、人生は楽しいのか? |
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・新しい一日の始まりに |
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エピローグ 旅の終わりに |
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・「カンボジアの自慢はカンボジア人です」 |
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・そして、日本へ |
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おわりに あれから2年、そして今でも…… |
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著者プロフィール |
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吉田 正尚(よしだ まさたか) |
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1993年福井県生まれ。6歳から野球を始め、敦賀気比高校では甲子園に2度出場。青山学院大学を経て2015年ドラフト1位で指名され、オリックス・バファローズに入団。2年連続首位打者(2020,21年)、5年連続ベストナイン(2018?22年)、2022年には球団として26年ぶりの日本一に。その後ポスティングシステムを利用しMLBボストン・レッドソックスへ移籍。日本代表として出場した国際大会は、2019年WBSCプレミア12、2021年東京オリンピック、2023年WBCで、いずれも世界一。
とりわけWBCでは大会新記録の13打点の活躍でオールWBCチーム(ベストナイン)に選出された。卓越したバットコントロールとパワフルなスイングが持ち味の日本を代表する強打者。鍛え上げた筋肉質な体から「マッチョマン」の愛称でも親しまれている。2022年にはプロ野球界で社会貢献に尽力した選手を表彰する「ゴールデン・スピリット賞」を受賞。その際に授与された副賞100万円も「国境なき子どもたち」に寄付している。 |
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長谷川 晶一(はせがわ しょういち) |
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1970年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て2003年にノンフィクションライターとして独立。以後、主にスポーツ(特にプロ野球)やサブカルチャーをテーマに数多くの著作を刊行。2005年から12球団全てのファンクラブに入り続ける「12球団ファンクラブ評論家(R)」としても知られる。近著に『正しすぎた人 広岡達朗がスワローズで見た夢』(文藝春秋)『神宮球場100年物語』朝日新聞出版)『道を拓く 元プロ野球選手の転職』(扶桑社)『海を渡る サムライたちの球跡』(扶桑社)『プロ野球アウトロー列伝 異端の男たち』(大洋図書)など |
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