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『宮崎駿イメージボード全集 6 耳をすませば On Your Mark』 |
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2024年12月の刊行開始以来、大変大きな反響をいただいているスタジオジブリ責任編集『宮崎駿イメージボード全集』。最新刊『6 耳をすませば On Your Mark』を、いよいよ2026年6月4日に発売いたします。 |
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【イメージボード全集とは】 |
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映画監督かつアニメーターでもある宮崎駿が、自ら描いた〈絵〉──イメージボードやストーリーボードなど──を、多数の未発表の〈絵〉も含め、スタジオジブリが集められるかぎりすべてを集めて収録する画集です。 |
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【既刊情報】 |
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『1 風の谷のナウシカ』(2024年12月刊) |
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『2 天空の城ラピュタ』(2024年12月刊) |
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『3 となりのトトロ』(2025年3月刊) |
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『4 ナウシカ前史』(2025年7月刊) |
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『5 紅の豚』(2025年12月刊) |
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〈耳をすませば〉 |
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1995年に劇場公開された青春映画の名作。物語の舞台のモデルとなった街・聖蹟桜ヶ丘は、宮崎駿にとって「風景というよりも、その中で暮らしていた自分、生活していた自分自身」であったといいます。監督を務めたのは、「未来少年コナン」(1978年)や「赤毛のアン」(1979年)でも活躍していたアニメーターの近藤喜文。脚本・絵コンテは宮崎駿。 |
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本書では、主人公の月島雫が描く作中作「バロンのくれた物語」の場面を中心に、宮崎駿が手がけた貴重なイメージボード・ストーリーボード全21枚を収録します。少女の日常を描く「耳をすませば」の本編に、観客に「もっとサービスするために」と加えられた、魅力溢れるファンタジーの世界です。 |
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「耳をすませば」は要するに日常のドラマです。でも日常のドラマだけではお客さんに対してアピールが少ない。もっとサービスするためにはファンタジーの要素も入れるべきと、当初宮さんは考えたわけです。それで“バロン”が入ることになりました。―― 鈴木敏夫インタビュー(本書巻末掲載)より |
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(C)Hayao Miyazaki |
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〈On Your Mark〉 |
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CHAGE and ASKA楽曲のプロモーション映像として作られ、その後唯一の「ジブリ実験劇場」作品として、「耳をすませば」劇場公開時に同時上映もされた短編アニメーション。荒廃した世界を生きる二人の警官が翼の生えた少女と出会い、空に解き放そうとするストーリーで、知られざる宮崎作品としてファンの間で語り継がれています。この作品は、当時難航していた「もののけ姫」(1997年)の制作の合間に作られたそう。「よく曲を聴いて歌詞も頭に全部入っていた」という宮崎駿にとって、「On Your Mark」の絵コンテを丁寧に描くことは「お茶の子さいさい」で、楽しみでもあったといいます。 |
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本作品の制作過程では、通常のストーリーボードに加え、絵コンテを拡大コピーし着色したものがストーリーボードとして使われるなど、演出の指示のためにさまざまな手法がとられました。その実験的試みが伝わる157枚を完全収録します。 |
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「On Your Mark」に関しては、宮さん本当によく曲を聴いて歌詞も頭に全部入っていたんです。入ったことによって、ストーリーボードもさることながら、最終的には絵コンテを仕上げなければいけないんですが、その時にはもう迷いはないんです。だって小難しいことをやる必要は一切ないんですから。その絵コンテを描いている間は手は動かしていても、頭は別のことを考えられるわけです。これは「On Your Mark」の絵コンテをやりつつ、新しい「もののけ姫」の構成を考えるのにいい時間でした。ここまで来ると絵コンテを丁寧に描くというのは、宮さんにとっては“お茶の子さいさい”なんですね。―― 鈴木敏夫インタビュー(本書巻末掲載)より |
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(C)Hayao Miyazaki |
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映画公開から30年以上にわたり愛される2作品のために描かれた、非常に貴重な絵の数々。本書が初公開となるものも含め、全178枚を完全収録します。当時の制作秘話を語る鈴木敏夫プロデューサーの巻末インタビューも必読です。 |
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宮崎駿イメージボード全集 6 耳をすませば On Your Mark |
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宮崎駿イメージボード全集 6 耳をすませば On Your Mark |
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未来へ羽ばたく少女、終末世界の物語 1995年の公開以来、根強い人気を持つ2作。 その制作過程と実験的試みが伝わる宮崎駿の絵の数々を、未発表含む178枚収録! |
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2026年6月4日刊行/140頁 |
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ISBN 978-4-00-028836-1 |
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本体 5,600円+税 |
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URL:https://www.iwanami.co.jp/028836
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■PR誌「図書」では、2026年1月号から1年間、表紙を「宮崎駿イメージボード」が飾ります! |
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小社PR誌「図書」(毎月1日発売)では、26年1月号から12月号までの1年間、宮崎駿監督によるイメージボードが表紙を飾ります。 |
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表紙裏面(表2)には、その〈絵〉とのコラボレーションとして、12名の方々によるリレーエッセイを連載予定です。 |
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【これまでの執筆者】 |
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養老孟司(解剖学)/尾上菊五郎(歌舞伎役者)/瀬尾夏美(アーティスト・作家)/田家秀樹(音楽評論家)/きくちちき(絵本作家) ほか |
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PR誌「図書」2026年5月号表紙(予定) |
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■同誌連載「イメージボードでよむ宮崎駿の世界」も大好評継続中です! |
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連載「イメージボードでよむ宮崎駿の世界」 |
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本リレーエッセイでは、美術史学、認知科学、哲学、文学、建築学など、それぞれの分野の第一人者たちが、2024年12月から刊行が開始された『宮崎駿イメージボード全集』を、自在に多彩に読み解くことで、宮崎駿監督の画業の魅力、その創作の深奥に迫る、年3回の連載です。 |
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絵画研究において、下絵とは、絵師による絵画の構想の過程や、表現の意図などが読み取れるもので、そこには作品の最終的な姿とは異なる構図やディテール、表現の実験などが記録されている。これらを見ることで、作者がどのような考えをもって制作していたのかを知ることができる。氏のイメージボードも同じような分析が可能となり、表現のより細やかなところへの関心を生んでいくことであろう。 |
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――「小山周子 混沌の中から創るための絵[『図書』2025年7月号より]」より |
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【執筆者】 |
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小山周子(日本美術史)/齋藤亜矢(芸術認知科学)/藤井一至(土壌学、生態学) ほか |
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web岩波たねをまく『宮崎駿イメージボード全集』特集ページ |
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■web岩波たねをまく『宮崎駿イメージボード全集』特集ページ
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『宮崎駿イメージボード全集』に関連するコンテンツをまとめてご紹介しております。 |
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■次回刊行は、『7 もののけ姫』を2026年12月に発売予定!
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続報は、特設サイトにてご案内予定です。 どうぞお楽しみに。 |
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宮崎駿イメージボード全集 7 もののけ姫 |
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2026年12月刊行予定 価格未定 |
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■スタジオジブリ責任編集『宮崎駿イメージボード全集』好評発売中! |
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一枚の絵がアニメーションの歴史を変える。 |
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スタジオジブリ責任編集『宮崎駿イメージボード全集』 |
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手を動かし、想像力を駆使して 創り出された、宮崎駿の画業の魅力を、 美しい印刷であますことなく伝える! |
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「イメージボード」は、これから作ろうとする映画の作品世界を自身が探るために、また、それをスタッフに共有するために描かれ、宮崎駿の創作過程に不可欠なものです。 本書は、映画監督かつアニメーターでもある宮崎駿が、自ら手掛けた〈絵〉──イメージボードやストーリーボードなど──を可能な限りすべて集めた画集です。 |
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■ 集められるだけの〈絵〉をすべて収め、オリジナルに近いカタチで再現 |
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スタジオジブリにある宮崎駿手描きのイメージボードやストーリーボードなどをすべて収録。原画から高精度スキャナーで読み込むことを基本とし、原画と変わらぬ色彩やタッチなどの風合いの再現をめざしています。すでに関連書籍で紹介されている〈絵〉も高画質で掲載。未発表作品も多数収録しています。 |
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■ 原寸あるいは原寸に近いサイズで〈絵〉を掲載 |
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大判の判型(350ミリ×257ミリ)とすることで、原画と同じ大きさ、または近いサイズで〈絵〉を掲載しています(ページに収まりきらないものは視認性を考慮しながら縮小しています)。 |
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■ 宮崎駿の世界の原点となる〈絵〉を作品ごとに紹介 |
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シリーズの各巻は、宮崎駿が監督した「風の谷のナウシカ」以降の劇場用映画を完全網羅。またアニメーターとして宮崎駿が制作に携わり手がけた、スタジオジブリ創設以前の初期作品も収録予定です。 |
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■ 各巻に鈴木敏夫プロデューサーの新規インタビューを掲載 |
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作品に即した逸話や〈絵〉の誕生の経緯を語る、鈴木敏夫プロデューサーの新規インタビューを、各巻末に掲載します。 |
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■宮崎駿イメージボード全集 刊行に寄せて |
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宮崎駿が映画を作る時の大きな特徴は、まずイメージボードを描くということだ。そのイメージボードのなかには映画に必要な情報、時間・空間・キャラクターの表情・性格・動き――すべてが描かれていて、こんなことができるのは宮さん以外誰もいないと教えてくれたのは、高畑勲だった。しかしこれまで宮さんの本格的なイメージボード集はなかった。今回の刊行をいちばん楽しみにしているのは僕かもしれない。 |
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スタジオジブリ 鈴木敏夫 |
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宮崎 駿(みやざき・はやお) |
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アニメーション映画監督。1941年、東京生まれ。1963年、学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。1985年にスタジオジブリの設立に参加。 代表作は「風の谷のナウシカ」(1984)、「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)
、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)、最新監督作は「君たちはどう生きるか」(2023)。 「千と千尋の神隠し」で、第52回ベルリン国際映画祭金熊賞、第75回米アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞。第62回ベネチア国際映画祭では栄誉金獅子賞を受賞。2012年には文化功労者に選出され、2014年11月、米映画芸術科学アカデミーよりアカデミー名誉賞を受賞している。
2024年3月には、「君たちはどう生きるか」で第96回米アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞し、21年ぶり2度目の受賞となった。また同年5月には第77回カンヌ国際映画祭で、スタジオジブリとして名誉パルムドールを授与された。さらに9月には、マグサイサイ賞を受賞。2001年に開館した三鷹の森ジブリ美術館では企画原案・プロデュースをし、現在は名誉館主を務めている。 |
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■刊行情報 |
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宮崎駿イメージボード全集 5 紅の豚 |
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なぜポルコの飛行艇は、赤いのか。 魅力的な実寸大のエンディング・イラスト等、未発表15点含む85点を完全収録。 「魔女の宅急便」ラフスケッチ3点も掲載。 |
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2025年12月4日刊行/92頁 |
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ISBN 978-4-00-028835-4 |
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本体 4,500円+税 |
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URL:https://www.iwanami.co.jp/028835
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■以降続刊── 収録予定作品 |
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●宮崎駿監督による劇場用映画 |
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「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」「風立ちぬ」「君たちはどう生きるか」 |
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●宮崎駿が制作に携わったスタジオジブリ劇場用映画 |
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「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」 |
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●その他の短編映画および初期作品 |
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ジブリ美術館オリジナル作品、テレビアニメ作品ほか |
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(C) Hayao Miyazaki |
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「耳をすませば」は要するに日常のドラマです。でも日常のドラマだけではお客さんに対してアピールが少ない。もっとサービスするためにはファンタジーの要素も入れるべきと、当初宮さんは考えたわけです。それで“バロン”が入ることになりました。
「On Your Mark」に関しては、宮さん本当によく曲を聴いて歌詞も頭に全部入っていたんです。入ったことによって、ストーリーボードもさることながら、最終的には絵コンテを仕上げなければいけないんですが、その時にはもう迷いはないんです。だって小難しいことをやる必要は一切ないんですから。その絵コンテを描いている間は手は動かしていても、頭は別のことを考えられるわけです。これは「On Your Mark」の絵コンテをやりつつ、新しい「もののけ姫」の構成を考えるのにいい時間でした。ここまで来ると絵コンテを丁寧に描くというのは、宮さんにとっては“お茶の子さいさい”なんですね。
絵画研究において、下絵とは、絵師による絵画の構想の過程や、表現の意図などが読み取れるもので、そこには作品の最終的な姿とは異なる構図やディテール、表現の実験などが記録されている。これらを見ることで、作者がどのような考えをもって制作していたのかを知ることができる。氏のイメージボードも同じような分析が可能となり、表現のより細やかなところへの関心を生んでいくことであろう。