国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する、2026年度「ディープテック分野での人材発掘・起業家育成事業(NEP)開拓コース」に当法人代表理事・香西杏子が採択されました。
一般社団法人ハートキッズライフリンク(所在地:北海道札幌市/東京都)代表理事の香西 杏子は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が公募した2026年度「研究開発型スタートアップの起業・経営人材確保等支援事業/ディープテック分野での人材発掘・起業家育成事業(NEP)/開拓コース」において、事業実施者(NEDO Front Runner:以下、FR)として採択されました。
 
■ 本採択の背景と目的:重症小児医療の「最後の砦」を守るために
小児集中治療(PICU)の現場は、専門医の圧倒的な不足と過酷な勤務環境という課題を抱えています。米国ですら40%の不足率という調査もあり、同じ病気で生まれても施設ごとの救命率に違いが出るほど、人の献身のみに依存する医療の限界を迎えています。
 
本プロジェクト「YUPO-SAPO(ユポ・サポ)」は、重症小児に特化し、熟練医師の「知覚と判断」をAIで再現するデバイスです。顔色、呼吸、モニター波形などを統合解析し、医師の思考プロセスをナレッジシェアすることで診療の質の標準化を目指します。
 
今回のNEP開拓コースへの採択により、技術シーズの臨床的有用性の検証および社会実装に向けたビジネスモデルの構築を加速させます。
 
■ 世界初・医師‐患者サポートデバイス「YUPO-SAPO」の概要
主任研究員: 酒井 渉(北海道子ども総合医療・療育センター小児集中治療科医長)
技術の核: 顔色解析による重症度判定アルゴリズム、
機能: 小児集中治療室(PICU)の重症児に対する経時的・総合的な熟練医の判断を再現できるシステムで、ベッドサイドでのモニタリングによる医療介入提案や若手医療者の教育を行う。
解消する課題
救命格差の解消: 地域や施設による経験値の差をAIが補完し、どこでも質の高い治療を可能に。
過重労働の削減: 24時間体制の監視業務をAIがサポートし、医師・看護師の負担を軽減。
教育の効率化: 少子化において症例の少ない小児領域において、蓄積データをシミュレーターとして活用。
 
■ 代表理事 香西 杏子(こうざい きょうこ)コメント
「医療の質は人の質です。しかし、人の献身だけに頼るモデルは限界を迎えています。私達はひとの献身をシステムにタスクシェアし、「誰一人諦めない」という医療者を支え続けることが医療の質向上につながると考えています。『YUPO-SAPO』は、北海道という医療過疎地から、世界の小児医療の救命率向上と格差変革に挑みます。今回のNEDOによるご支援を糧に、子どもたちの命を未来へつなぐ社会インフラを構築してまいります。」
 
■ こどもの命を、未来へつなぐために ご寄付・ご支援をお待ちしています
生まれた場所に、子どもの命が左右されない日本をつくる
私たちハートキッズライフリンクは、生まれた場所や環境によって、こどもの命の助かる確率が変わらない社会をめざしています。
重い病気とたたかうこどもたちを守るために、医師たちは昼夜を問わず、限界まで現場に立ち続けています。
その現場を支え、次の世代へと知恵と技術をつなぐことが、私たちの使命です。
いま進めている「医師クローンAIカメラ『YUPO-SAPO』」は、過酷な勤務環境を改善し、医療の質を高め、そして何よりも“命を守る医療”を未来へ継承するための挑戦です。
この挑戦は、皆さま一人ひとりの応援によって続けることができます。
いただいたご寄付は、AI開発や医療者育成、社会啓発活動など、こどもの医療を支える未来づくりに大切に使わせていただきます。
どうか、私たちとともに、こどもたちの命と笑顔を未来へつないでください。
 
【寄付お申し込みフォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbsfS7EHevpfXJO_0KlbJEiTjriyFhpRMpTIAmd0yp3KWMpA/viewform
 
【団体概要】
団体名: 非営利型一般社団法人ハートキッズライフリンク(Heartkids’ LIFELINK)
設立: 2025年4月
代表理事: 香西 杏子
所在地: 北海道札幌市/東京都
主任研究員: 酒井 渉(北海道子ども総合医療・療育センター小児集中治療科医長)
運営主幹: 麻生俊英(福岡同仁会クリニック院長)/浅井英嗣(北海道子ども総合医療・療育センター小児心臓外科科長)
事業内容: 小児集中治療領域におけるAI診療支援・教育システム開発/医療者育成/社会啓発事業
公式サイト: http://tron2040.com/lp/heartkidsliifelink/
お問い合わせ: editor@tron2040.com