これは「あなただけの名画」を見つける旅――。
『あなたの知らない耽美なる名画』(著:稲葉直紀)
 
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https://amzn.asia/d/042p6nf2
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https://books.rakuten.co.jp/rb/18529369/
 
有名な芸術国の作品はもちろん、東欧や北欧の幻想的な作品まで計170作品収録!
本書では、19~20世紀初頭の西洋絵画の中から、教科書や定番の美術本ではあまり出会えない、美しく、どこか心に残る絵画を紹介します。選者は、SNSで人気の美術アカウント『耽美なる絵画とモノ』を運営する稲葉直紀氏。イタリアやフランスといった有名な芸術国だけでなく、東欧や北欧の幻想的な作品まで、幅広く掲載しています。

なぜこの絵は、あまり知られていないのだろう。なぜ、こんなにも惹かれてしまうのだろう。そんな小さな疑問やときめきが、絵画を楽しむ入口になっていきます。

美術館に行くのは少し緊張する、でも絵を見るのは好き。そんな方にこそ手に取ってほしい、“はじめての耽美”に出会える一冊です。
 
「耽美」と聞くと、なにやらディレッタント的で、軽薄そうな印象を持つかもしれない。しかし視覚的な美しさを存分に味わおうとする鑑賞態度としての耽美主義は、現代の教養主義化された絵画鑑賞へのささやかな抵抗としてむしろ存在するべきだと考えている。そのような思いで日々絵画紹介を続けている。
 
 そうして気の向くままに「耽美なる」絵画を探しているうちに、気がついたことがある。これらの絵画の多くが、「中心」から外れた、「周縁」のものとして置かれていることである。
 
 本書では、西洋美術史のなかで地理的に「周縁」に位置付けられてきた、北欧や東欧の絵画に重点を置きながら、イギリス、フランス、ドイツ、さらにアメリカやカナダ、オーストラリアまで横断し、比較的知られていないと思われる絵画を紹介する。
(はじめにより)
 
 
第1章/幻想と神秘の絵画「心霊主義」より
100年を経て評価されたアフ・クリント
 
第2章/美しい風景画「月のある風景」より
北欧の詩情あふれる風景と心象風景
 
第3章/華麗なる絵画「愛らしい少女画」より
東洋のモチーフを取り込んだ少女画
 
第3章/華麗なる絵画「華麗な女性画」より
神のメッセンジャーとして現れる天使
 
第4章/愛の絵画「不確かな愛」より
幸福とは限らない結婚を描く
 
第4章/愛の絵画「家族の愛」より
母と子の優しく微笑ましい愛情の瞬間
 
【CONTENTS】
●はじめに
「周縁」のなかからあなただけの名画を見つけよう

●第1章 幻想と神秘の絵画
幻想の神話世界1~4
象徴主義1~4
心霊主義1~3
Column 「若きポーランド」とポーランドの世紀末

●第2章  美しい風景画
月のある風景1~3
凍えるような風景1~3
牧歌的な風景1~4
Column 北欧の画家たちが集った芸術家村

●第3章 華麗なる絵画
愛らしい少女画1~4
華麗な女性画1~4
優雅なひととき1~3
Column アメリカにおける唯美主義とトーナリズム

●第4章  愛の絵画
男と女のロマンス1~3
不確かな愛1~2
家族の愛1~3
Column 愛と芸術に生きた女たち グウェンとマリー

●第5章  耽美なる画家たち
ミカロユス・チュルリョーニスの世界
ハリエット・バッケルの世界
ヘレン・マクニコルの世界
ワレンチン・セローフの世界

【著者プロフィール】
稲葉直紀(いなば・なおき)
1991年生まれ、新潟市出身。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。「Art Book Iskusstvo」代表。
2017年にロシア・東欧美術の専門書店「イスクーストバ」を立ち上げる。2022年、「Art Book Iskusstvo」へと改名。現在は西洋美術全般へと視野を広げ、海外から輸入したアートブックの販売に携わる。X(旧Twitter)では27万人超のフォロワーを抱える絵画紹介アカウント「耽美なる絵画とモノ」を運営。
 
●Xアカウント「耽美なる絵画とモノ」
https://x.com/Estetism_jp
●Xアカウント「Art Book Iskusstvo」
https://x.com/iskusstvo_shop
●オンラインストア「Art Book Iskusstvo」
https://iskusstvo-jp.com/
 
『あなたの知らない耽美なる名画』(著:稲葉直紀)
書名:あなたの知らない耽美なる名画
定価:1,980円(本体1,800円+税)
体裁:A5判/144ページ(オールカラー)
ISBN:978-4777831821
発売日:2026年5月1日
発行:辰巳出版
▼Amazon▼
https://amzn.asia/d/042p6nf2
▼楽天ブックス▼
https://books.rakuten.co.jp/rb/18529369/

「耽美」と聞くと、なにやらディレッタント的で、軽薄そうな印象を持つかもしれない。しかし視覚的な美しさを存分に味わおうとする鑑賞態度としての耽美主義は、現代の教養主義化された絵画鑑賞へのささやかな抵抗としてむしろ存在するべきだと考えている。そのような思いで日々絵画紹介を続けている。

そうして気の向くままに「耽美なる」絵画を探しているうちに、気がついたことがある。これらの絵画の多くが、「中心」から外れた、「周縁」のものとして置かれていることである。

本書では、西洋美術史のなかで地理的に「周縁」に位置付けられてきた、北欧や東欧の絵画に重点を置きながら、イギリス、フランス、ドイツ、さらにアメリカやカナダ、オーストラリアまで横断し、比較的知られていないと思われる絵画を紹介する。