「診察室だけでは解決できない課題」に、地域と挑む医師を後押しします。2026年5月1日から申請受付を開始
小児医学・医療・保健の発展のため、小児医学研究者への研究助成や小児医学を志す医学生への奨学金給付などを行う公益財団法人川野小児医学奨学財団(所在地:埼玉県川越市、理事長:川野幸夫/株式会社ブルーゾーンホールディングス・株式会社ヤオコー 代表取締役会長)は、2026年度「医師・地域連携 子ども支援助成 -子どものこえからはじまるアドボカシー活動-」の申請受付を2026年5月1日(金)より開始いたします。
■概要
当財団では、子どもたちが心身ともに健やかに成長していくことを願い、小児医療におけるアドボカシー活動を支援する「医師・地域連携 子ども支援助成 -子どものこえからはじまるアドボカシー活動-」を、2025年度から開始しました。

本事業では、小児科医をはじめとする子どもにかかわる医師が「子どものこえ」に耳を傾け認識した問題について地域と連携して解決にあたる取り組みに対して、1件70万円を上限として助成金を交付します。
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
募集概要や、過去の採択事例などをご確認いただけます。
■本事業をスタートした背景
当財団では1989年の財団設立以降、「子どもたちが心身ともに健康に育つ」というビジョンの実現を目指して、研究者や医学生、小児医療の現場など、医学・医療の専門家への支援を続けてきました。しかし近年、子どもを取り巻く問題は複雑化・多様化しており、不登校や虐待、メンタルヘルスの課題など、従来の枠組みだけでは対応が難しい状況が広がっています。
 
こうした課題の解決には、「子どものこえ」に耳を傾けるとともに、医療・教育・福祉など、立場を越えた連携による包括的な支援が不可欠です。中でも小児科医をはじめとする子どもにかかわる医師は、日々の診療を通じて子どもや家族の声に直接触れる立場にあり、「子どもの代弁者」として、その声を社会に届け、課題解決につなげていく役割(アドボカシー)を担っています。
 
しかしながら、日本においては、こうしたアドボカシー活動に対する理解や支援は十分とは言えず、活動を支える仕組みも限られています。このような背景を踏まえ、当財団では2025年度より、小児科医等が地域と連携して行うアドボカシー活動を支援する新たな事業を開始しました。
2026年度 募集概要
趣旨
子どもの健やかな成長を実現するため、医師が地域と協働して行うアドボカシー活動(子どものこえの代弁者としての活動)に対して助成金の交付を行います
 
対象活動
次の要件をいずれも満たす活動
(1) 小児科医および子どもにかかわる医師が、その専門職の活動の中で得た「子どものこえ」を通じて明確化した、子どもの身体的、心理的、社会的な問題の解決を目的とする活動であること
(2) 小児科医および子どもにかかわる医師が、地域と協働して取り組む活動であること
 
助成内容
・1件70万円を上限
・伴走支援(財団事務局との定期的な面談、協働や学びあいが生まれる機会の提供など)
 
助成期間
2026年10月~2028年3月
 
応募方法
当財団ウェブサイト「医師・地域連携 子ども支援助成」ページを確認の上、申請フォームより必要事項を入力・指定の書類をアップロード
https://kawanozaidan.or.jp/advocacy_support/
 
応募受付期間
2026年5月1日(金)10:00~2026年6月15日(月)17:00
 
本募集に関する問い合わせ先
担当:常木(ツネキ) 
Tel: 049-247-1717(平日10:00~16:00)
Mail: info@kawanozaidan.or.jp
募集概要をまとめたチラシは下記よりダウンロードしていただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d104845-65-37c0a4dbc039360ea19c1840ed762dea.pdf
参考:2025年度 採択活動
団体名もしくは代表者名 活動名 具体的な活動内容
まどかファミリークリニック 小児科医 丸山 大地 VOICE(Voices Of Insightful Children's Expressions) 医療的ケアが必要な子どもたちの「声なき声」に耳を傾け、その思いや表現を可視化する実践と、子どもの声を聞こうとする姿勢そのものが本人や家族、支援者にどのような変化をもたらすのかを探究する取り組みです。
豊川市HPVワクチン接種検討委員会
(豊川市医師会内)
『中学生のみんなに知ってほしいがんのはなし』プロジェクト 子宮頸がん予防として令和4年に再開されたヒトパピローマウイルスワクチンの接種者が増えない状況に対して、豊川市内の中学生を対象に、がんについての正しい知識を伝え、自分にできることは何かを考えてもらう機会を創出します。
大阪市立総合医療センター 小児脳神経・言語療法内科 医長 温井 めぐみ パープルバスで届ける てんかんのある子どものこえin 大阪 てんかんのある子どもや家族の「こえ」で装飾したパープルバスで大阪府内を巡回し、てんかんに関する正しい知識を広めることで、「私はてんかんです」と安心して言える社会の実現を目指します。
熊本大学大学院生命科学研究部 小児科学講座 食物アレルギーと向き合う子どもたちの声から始める -ともに歩む支援のかたちを考える 食物アレルギーのある子どもたちは、学校や地域で不安や制約を感じることがあります。本事業では、子どもや卒業生へのアンケートを通じて声を集め、教育・医療関係者と共有します。誰もが安心して「食べられる」環境づくりをめざし、地域全体で理解と支援を広げます。
愛知県医療療育総合センター中央病院 先天性遺伝性疾患の成人移行期支援及び成人期医療の実態調査と支援 先天性遺伝性疾患は、多くの身体的な合併症や知的障害も伴い、小児期及び成人期に医療や福祉の支援を必要としています。当事者や支援者の声を聞き、疾患フォローアップガイドを作成し、先天性遺伝性疾患の当事者及び家族の生活の質の向上を目指します。
■財団概要
財団名:公益財団法人川野小児医学奨学財団
所在地:〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1
理事長:川野 幸夫(株式会社ブルーゾーンホールディングス・株式会社ヤオコー代表取締役会長)
事務局長:川野 紘子
設立:1989年12月25日
行政庁:内閣府
URL:https://kawanozaidan.or.jp/
TEL:049-247-1717
Mail:info@kawanozaidan.or.jp
事業内容:研究助成/奨学金給付/小児医学川野賞/医学会助成/小児医療施設支援/
ドクターによる出前セミナー/医師・地域連携 子ども支援助成
 
<創業ストーリー>
財団の創業ストーリーや事業のエピソードをPR TIMES STORYで紹介しております。
どうぞご覧ください。

失われた息子の命をきっかけに設立
した「川野小児医学奨学財団」
ー小児医療をめぐる課題に取り組む中で感じた、子どもたちの心と体を守るために必要なこと
https://prtimes.jp/story/detail/rX5NvZs7GXb