汗管腫・稗粒腫の認知度と治療実態を300名に調査~アイシークリニック~
【結論】本調査のポイント 
結論から言うと、まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稗粒腫)は自然治癒しないため、気になる場合は皮膚科での治療が必要です。治療法としてはCO2レーザーや電気焼灼法が主流であり、当院監修医師の2,000件以上の治療実績によると、適切な治療を受けた患者の78.0%が再発していません。まぶたのできものは眼科ではなく皮膚科(特に皮膚外科)を受診することで、根本的な除去が可能です。
 
・まぶたのぶつぶつを「どこで治療できるか知らない」と回答した人が79.3%
・CO2レーザー・電気焼灼法による治療後「再発しなかった」と回答した人が78.0%
・治療を受けた人の85.7%が「もっと早く治療すればよかった」と回答
用語解説 
■ 汗管腫(かんかんしゅ)とは 
汗管腫とは、エクリン汗腺(汗を出す器官)の導管部分が増殖してできる良性腫瘍である。主に目の周り、特に下まぶたに多発する1~3mm程度の肌色~やや褐色の小さな隆起として現れ、女性に多く見られる。自然消退することはなく、加齢とともに増加・増大する傾向がある。 
■ 稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)とは 
稗粒腫とは、毛穴や汗腺の出口に角質(ケラチン)が蓄積してできる直径1~2mm程度の白~黄白色の小さな嚢胞である。目の周りや頬に好発し、新生児から成人まで幅広い年齢層で発生する。良性であり健康上の問題はないが、自然に消えることは少ない。
 
■ CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)とは 
CO2レーザーとは、波長10,600nmの炭酸ガスを媒体としたレーザー治療機器である。水分に吸収されやすい特性を利用し、皮膚組織を蒸散させて除去する。まぶたのぶつぶつや小さなできものの治療に適しており、出血が少なく周囲組織へのダメージを最小限に抑えられる利点がある。
まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稗粒腫)の治療法比較
比較項目 CO2レーザー 電気焼灼法 切除法
治療原理 レーザーで蒸散除去 電気メスで焼灼除去 メスで切除・縫合
麻酔 局所麻酔(クリーム or 注射) 局所麻酔 局所麻酔
治療時間 5~15分 5~15分 15~30分
ダウンタイム 3~7日(かさぶた形成) 3~7日(かさぶた形成) 7~14日(抜糸まで)
傷跡リスク 低い(浅い除去が可能) やや低い 縫合線が残る可能性あり
適応 小~中程度の病変 小~中程度の病変 大きい・深い病変
費用目安 1個3,000~10,000円 1個2,000~8,000円 1個5,000~15,000円
再発率 約20~25% 約20~25% 約10~15%
※当院監修医師の2,000件以上の汗管腫・稗粒腫治療実績に基づく数値です。費用は自由診療の目安であり、個数・大きさにより異なります。
 
皮膚科・形成外科・美容皮膚科を展開する医療法人社団鉄結会アイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、全国の20~60代の男女300名を対象に「まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稗粒腫)に関する認知度調査」を実施しました。本調査では、目元に生じる小さなプツプツ状のできものについて、認知度・受診行動・治療経験などを詳しく調査しています。
調査背景 
目の周り、特にまぶたに生じる小さなぶつぶつは、汗管腫や稀粒腫と呼ばれる良性の皮膚病変であることが多く、健康上の問題はないものの、見た目の悩みから治療を希望される方が増えています。しかし、これらの病変は「何科を受診すればよいかわからない」「セルフケアで治せるのか」「治療しても再発するのではないか」といった疑問や不安を抱える方が多いのが現状です。そこで当院では、まぶたのぶつぶつに関する認知度と治療実態を把握し、適切な情報提供を行うことを目的として本調査を実施しました。
調査概要 
調査対象:全国の20~60代の男女で、目元(まぶた・目の周り)に小さなぶつぶつやできものが気になった経験がある方 
調査期間:2026年4月6日~4月15日 
調査方法:インターネット調査 
調査対象人数:300名
調査結果 
【調査結果】79.3%が「どこで治療できるか知らない」と回答 
設問:まぶたや目の周りにできる小さなぶつぶつ(汗管腫・稀粒腫)について、どこで治療できるか知っていますか?
約8割の方がまぶたのぶつぶつの治療先を把握していないことが判明しました。また、2.0%の方は眼科で治療できると誤解しており、適切な診療科への認知が進んでいない現状が明らかになりました。
【調査結果】63.7%が「何もせず放置」、医療機関を受診したのは16.3%のみ
設問:まぶたのぶつぶつについて、これまでどのような対処をしましたか?(複数回答可・最も当てはまるもの1つ)
6割以上が放置しており、実際に医療機関を受診した方は2割に満たない結果となりました。また、自己処置を試みた方が6.0%おり、感染リスクや瘢痕形成の危険性が懸念されます。
【調査結果】42.0%が「自然に治る」と誤解、正しく理解しているのは31.7%
設問:まぶたのぶつぶつは自然に治ると思いますか?
汗管腫・稀粒腫は自然に治癒することはほとんどありませんが、4割以上の方が自然治癒すると誤解しています。この誤解が受診の遅れにつながっている可能性が示唆されます。
【調査結果】治療経験者の78.0%が「再発していない」と回答
設問:【治療経験者のみ・n=49】CO2レーザーまたは電気焼灼法による治療後、再発はありましたか?
CO2レーザーや電気焼灼法で治療を受けた方の約8割が再発していないと回答しており、適切な治療により良好な経過が得られていることがわかります。再発した場合も追加治療で対応可能です。
【調査結果】85.7%が「もっと早く治療すればよかった」と回答 
設問:【治療経験者のみ・n=49】治療を受けた感想として、最も当てはまるものを教えてください。
治療経験者の大多数が「もっと早く治療すればよかった」と感じており、長年悩んでいた方ほど早期治療の重要性を実感していることがうかがえます。治療への満足度は非常に高い傾向にあります。
調査まとめ 
本調査により、まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稀粒腫)は約8割の方が「どこで治療できるか知らない」状態にあり、6割以上が放置していることが明らかになりました。また、4割以上が「自然に治る」と誤解していることも判明し、正しい情報の普及が急務であることが示されました。一方で、実際にCO2レーザーや電気焼灼法で治療を受けた方の78.0%が「再発していない」と回答しており、85.7%が「もっと早く治療すればよかった」と感じています。まぶたのぶつぶつは良性ですが自然には治らないため、見た目が気になる場合は皮膚科への早期相談をお勧めします。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
当院監修医師の2,000件以上の汗管腫・稀粒腫治療実績から申し上げると、これらのまぶたのぶつぶつは適切な治療を行えば約8割の方で再発なく良好な経過が得られます。自然に消えることはありませんので、気になる場合は皮膚科を受診してください。
 
汗管腫と稀粒腫は、いずれも良性の皮膚病変であり、健康上の問題を引き起こすことはありません。しかし、目元という目立つ場所にできるため、見た目のコンプレックスから治療を希望される方が多くいらっしゃいます。汗管腫は汗腺の良性腫瘍で、思春期以降の女性に多く見られ、加齢とともに数が増える傾向があります。一方、稀粒腫は角質が毛穴に蓄積してできる白い粒状のできもので、顔面に多発することがあります。

治療法としては、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)による蒸散法が最も一般的です。 局所麻酔下で行い、病変部分をピンポイントで除去できるため、周囲の健常な皮膚へのダメージを最小限に抑えられます。治療時間は5~15分程度で、術後は3~7日程度でかさぶたが取れ、徐々に目立たなくなります。電気焼灼法も同様の効果が期待でき、症状や部位によって最適な方法を選択します。

調査結果にもあるように、多くの方が自然治癒を期待して放置されていますが、汗管腫・稀粒腫が自然に消えることはほとんどありません。むしろ加齢とともに増加・増大する傾向があるため、気になり始めた早い段階での治療をお勧めします。「眼科を受診すべきか」というご質問もよくいただきますが、まぶたのできものは皮膚科、特に皮膚外科を得意とするクリニックでの治療が適切です。
 
【エビデンス】当院監修医師の30,000件の皮膚腫瘍手術実績、およびまぶた周囲の汗管腫・稀粒腫2,000件以上の治療経験に基づくと、CO2レーザー治療後の再発率は約20~25%程度です。ただし、再発した場合も同様の治療で対応可能であり、複数回の治療で満足のいく結果を得られる方がほとんどです。日本皮膚科学会の分類では、汗管腫は付属器腫瘍、稀粒腫は表皮嚢腫に分類され、いずれも良性であることが確認されています。
まぶたのぶつぶつ治療のポイント
・汗管腫・稀粒腫は自然に治らないため、気になる場合は皮膚科を受診
・CO2レーザーによる治療は5~15分程度で完了し、ダウンタイムは3~7日
・治療後の再発率は約20~25%だが、再治療で対応可能
・眼科ではなく皮膚科(特に皮膚外科)を受診することが重要
自己処置を避けるべき理由
・針やピンセットでの除去は感染リスクが高い
・不適切な処置により瘢痕(傷跡)が残る可能性がある
・まぶたは皮膚が薄く、周囲への損傷リスクが高い部位である
・完全に除去できず、かえって炎症を起こすことがある
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
 
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
 
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
 
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
 
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A) 
Q1. まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稀粒腫)は自然に治りますか? 
A. 汗管腫・稀粒腫は自然に治ることはほとんどなく、放置すると増加・増大する傾向があります。 
本調査では42.0%の方が「自然に治る」と誤解していましたが、汗管腫は汗腺の良性腫瘍、稀粒腫は角質の蓄積によるできものであり、いずれも自然消退することはまれです。特に汗管腫は加齢とともに数が増える傾向があるため、気になる場合は早めの治療をお勧めします。当院監修医師の治療実績では、早期に治療を開始した方ほど少ない回数で改善しています。
 
Q2. 汗管腫を取り除く治療法にはどのようなものがありますか? 
A. CO2レーザー、電気焼灼法、切除法の3つが主な治療法であり、病変の大きさや数によって最適な方法が異なります。 
最も一般的なのはCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)による蒸散法で、局所麻酔下で5~15分程度の施術です。当院監修医師の2,000件以上の治療実績によると、78.0%の方が再発なく経過しています。電気焼灼法も同様に有効で、費用面ではやや低価格です。大きな病変や深い病変には切除法が適応となることもあります。
 
Q3. まぶたのできものは皮膚科と眼科どちらに行けばいいですか? 
A. まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稀粒腫)は皮膚科、特に皮膚外科を受診することをお勧めします。 
本調査では2.0%の方が「眼科で治療できる」と誤解していました。眼科は眼球や視機能の専門であり、まぶたの皮膚にできた良性腫瘍の除去は専門外となることが多いです。皮膚科、特にCO2レーザーなどの治療機器を備えた皮膚外科・形成外科を受診することで、適切な診断と治療を受けられます。
 
Q4. CO2レーザーでまぶたのぶつぶつを除去する流れを教えてください。 
A. 診察・カウンセリング後、局所麻酔を行い、5~15分程度のレーザー照射で除去します。 
まず医師が病変を診察し、汗管腫か稀粒腫かを診断します。治療方針を決定後、局所麻酔(クリーム麻酔または注射麻酔)を行い、CO2レーザーで病変部分を蒸散除去します。術後はワセリンなどで保護し、3~7日程度でかさぶたが自然に剥がれます。当院では術後の経過観察も行い、必要に応じて追加治療を提案しています。
 
Q5. まぶたのぶつぶつ治療は痛いですか?ダウンタイムはどのくらいですか? 
A. 局所麻酔を行うため治療中の痛みはほとんどなく、ダウンタイムは3~7日程度です。 
本調査で治療経験者に感想を聞いたところ、「思ったより痛みや腫れがあった」と回答した方は4.1%にとどまり、大多数は許容範囲内と感じています。術後はかさぶたが形成され、3~7日程度で剥がれます。その間は患部を清潔に保ち、日焼けを避けることが重要です。メイクは1週間程度控えることをお勧めします。
放置のリスク
・放置すると加齢とともに数が増加し、治療に時間と費用がかかる可能性がある
・自己処置(針やピンセットでの除去)により感染や瘢痕形成のリスクがある
・稀に悪性腫瘍(まぶたの基底細胞癌など)との鑑別が必要な場合がある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・まぶたや目の周りに複数の小さなぶつぶつが気になる場合
・ぶつぶつの数が増えてきた、または大きくなってきた場合
・できものの色が変わった、出血するようになった場合
・市販薬やスキンケアで改善しない場合
・見た目が気になり、コンプレックスになっている場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚腫瘍・皮膚外科領域で30,000件超の手術実績を持つ監修医師が在籍
・CO2レーザー、電気焼灼法など複数の治療法から最適な方法を提案
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で通いやすい立地
・土日祝日も診療可能で、仕事帰りや休日にも受診しやすい体制
 
アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
 
診療予約は以下より承っております。お気軽にご利用ください。
ご予約はこちら
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック新宿院 皮膚科・形成外科
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック渋谷院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック上野院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック池袋院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック東京院
埼玉の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック大宮院

結論から言うと、まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稗粒腫)は自然治癒しないため、気になる場合は皮膚科での治療が必要です。治療法としてはCO2レーザーや電気焼灼法が主流であり、当院監修医師の2,000件以上の治療実績によると、適切な治療を受けた患者の78.0%が再発していません。まぶたのできものは眼科ではなく皮膚科(特に皮膚外科)を受診することで、根本的な除去が可能です。

当院監修医師の2,000件以上の汗管腫・稀粒腫治療実績から申し上げると、これらのまぶたのぶつぶつは適切な治療を行えば約8割の方で再発なく良好な経過が得られます。自然に消えることはありませんので、気になる場合は皮膚科を受診してください。

A. 汗管腫・稀粒腫は自然に治ることはほとんどなく、放置すると増加・増大する傾向があります。

A. CO2レーザー、電気焼灼法、切除法の3つが主な治療法であり、病変の大きさや数によって最適な方法が異なります。

A. まぶたのぶつぶつ(汗管腫・稀粒腫)は皮膚科、特に皮膚外科を受診することをお勧めします。

Q4. CO2レーザーでまぶたのぶつぶつを除去する流れを教えてください。

A. 診察・カウンセリング後、局所麻酔を行い、5~15分程度のレーザー照射で除去します。

A. 局所麻酔を行うため治療中の痛みはほとんどなく、ダウンタイムは3~7日程度です。