■ 設立の背景:日本のグローバル・モビリティの課題解決へ
現在、日本はグローバル・モビリティにおいて重大な局面に立たされています。政府は「2033年までに日本人学生の海外派遣50万人、留学生受入れ40万人」という高い目標を掲げていますが、現状では円安や留学先国の物価高などによる留学費用の高騰や、米国、豪州、カナダなどの留学生受け入れ制限政策などにより、日本人学生の海外留学数の伸び悩みに状態になっている上、客観的なデータ・政策研究基盤の不足が課題となっています。
この課題を解決し、国家戦略を支える「政策研究基盤」を構築するため、創立35周年を迎えた留学のエキスパート集団であるJAOSが、本研究所を設立いたしました。
■ JSARI の3つのアピールポイント
1. 35年の歴史を持つ「留学のエキスパート集団 JAOS」による設立
一般社団法人海外留学協議会(JAOS)は1991年の設立以来、30年以上にわたり日本の留学市場を牽引し、現在では60以上の加盟団体、年間約8万人の留学実績(2019 年実績)を持つ国内最大級の留学事業者の組織です。この豊富な実績とネットワークを基盤に、信頼性の高い情報発信を行います。
2. 各界の最高峰の知見が集結する「アドバイザー・ネットワーク」
本研究所は、アカデミア、公的機関、産業界それぞれの分野で最高レベルの知見を持つ専門家をアドバイザーとして迎えています。
・シニアアドバイザー: 白木 三秀氏(早稲田大学名誉教授)
・アドバイザー: 太田 浩氏(一橋大学教授)、新見 有紀子氏(東北大学講師)、荒畦 悟氏(文部科学省トビタテ!留学JAPANプロジェクトディレクター)
をはじめとする計7名の専門家陣。 この産学官の枠組みを超えた強力な布陣により、客観的かつ質の高い調査研究・分析を実施します。
3. 毎年11月12日(留学の日)に「JAOS 留学白書」を発表
毎年、日本記念日協会に登録された「留学の日(11月12日)」に、その年の留学動向を網羅した決定版レポート「JAOS 留学白書」を制作・発表します。JAOSが保有する網羅的な統計データと、特定のテーマを深掘りする独自調査(初年度は「海外大学進学者の過去の海外体験に関する調査」を予定)を組み合わせ、国内外のトレンドを体系化して発信します。
■ 今後の展望
JAOS 留学総合研究所は、留学の社会的・経済的価値を可視化し、政府機関や教育機関の意思決定を支援する「知の結節点」となることを目指します。日本と世界をつなぐハブとして、グローバル教育の健全な発展に寄与してまいります。
【JAOS 留学総合研究所(JSARI) 組織概要】
・ 名称: JAOS 留学総合研究所(JSARI)
・ 設立日: 2026年4月20日
・ 所長: 星野 達彦
・ 所在地: 東京都新宿区(JAOS 事務局内)
・ Web ページ: https://www.jaos.or.jp/jsari
・ 主な活動: JAOS 統計調査の分析、テーマ別独自調査の実施、政策提言、留学白書発行
【一般社団法人海外留学協議会(JAOS)について】
1991年に留学事業の健全な発展と国内の留学啓発のために組織された機関。現在、留学サービス事業者を中心に 60 以上の団体が加盟。パートナー会員としてオーストラリア大使館マーケティング事務所、ブリティッシュ・カウンシルなどの公的機関も会員になっている。JAOS 会員留学事業者から年間約7万人(2024 年)の日本人が留学している。
【本件に関するお問い合わせ先】
JAOS 留学総合研究所 所長:星野 達彦 Email: hoshino@jaos.or.jp