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訪問看護の現場では、在宅医療ニーズの拡大に対し、人材確保の難しさと間接業務の増加が同時に進んでいます。 |
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看護職の採用難が続く中、書類処理、問い合わせ対応、既存システムの保守運用といった周辺業務の効率化は、現場の持続性を左右する重要課題になっています。 |
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株式会社コミクス(本社:東京都渋谷区円山町、代表取締役:鈴木章裕)は、関西圏で複数拠点の訪問看護事業を展開する企業に対し、生成AI活用支援を提供し、書類処理の自動化、社内ナレッジ活用、レガシーシステム移植などの施策を段階的に推進しています。 |
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なお、本件は導入先企業の意向により、社名を非公開でご紹介します。 |
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■ 背景・課題 |
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訪問看護を含む在宅領域では、高齢化に伴うサービス需要の増加が続く一方、看護職の確保は一段と難しくなっています。日本看護協会の公表情報でも、看護職の求人倍率は高水準で推移し、訪問看護ステーションでは求人倍率が4倍を超えるなど、採用難の深刻さが示されています。人員に余裕を持ちにくい状況では、利用者へのケアそのものだけでなく、それを支える事務業務の負荷も経営課題になります。 |
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今回支援している導入先企業でも、電子カルテ、レセプト、口座管理など複数の仕組みにまたがる入力作業や、紙書類の確認・転記が日常的に発生していました。とくに、訪問看護に関わる各種書類は月間約1,800件にのぼり、処理量の多さが現場の時間を圧迫していました。単純な人員追加だけで解くには限界があり、定型処理の自動化と、業務判断を支える情報基盤の整備を並行して進める必要がありました。 |
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■ 支援内容 |
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コミクスは、隔週の定例ミーティングと日常的なチャット支援を組み合わせ、現場で優先度の高いテーマから実装を進めています。 |
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1)書類処理の自動化 |
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月間約1,800件発生する書類について、生成AIの画像認識を活用し、読み取りからデータ化までの自動化を推進しています。まずはテキスト抽出と構造化を行う段階から着手し、その後は書類の自動判別や振り分けまで拡張する方針です。紙起点の業務をそのまま残すのではなく、後続工程まで含めて処理全体を軽くする設計を進めています。 |
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2)レガシーシステム移植の支援 |
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導入先企業のシステム担当者がAI開発支援ツールを活用し、既存業務システムの移植作業に着手しました。コミクスは、利用環境の整備、進め方の設計、実務に即したハンズオンまでを支援し、短期間で一定水準の移植成果を得られる体制づくりを後押ししています。従来の移植プロジェクトに比べ、初動の速さと試行回数の確保がしやすい点は大きな変化です。 |
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3)社内ナレッジの即時参照環境の整備 |
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就業規則や社内規程など、問い合わせ頻度が高い情報をすぐに確認できるよう、社内向けの対話型参照環境を整備しました。担当者への都度確認を減らし、従業員が必要な情報に自力でアクセスしやすくすることで、確認待ちによる停滞の削減を目指しています。 |
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4)事務業務全体の自動化設計 |
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3拠点の事務担当者が行う「調べる」「書く」「送る」の流れを分解し、短期施策と中長期施策に整理して支援しています。短期では、レセプト情報の転記など定型処理を省力化し、中長期では、問い合わせ内容の理解と回答案作成まで含めた業務支援の仕組みづくりを進めています。単発の自動化に終わらせず、日常業務の再設計まで踏み込んでいる点が今回の特徴です。 |
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■ 特長・強み |
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本取り組みの強みは、単に新しいツールを紹介することではなく、現場で詰まりやすい実務工程に絞って優先順位を付けている点にあります。まず書類処理のような処理量が多い業務から着手することで、効果検証がしやすく、社内合意も得やすくなります。また、事務業務の自動化とシステム移植、ナレッジ活用を別々に扱わず、一つの運用改善テーマとして束ねているため、部分最適で終わりにくい構成です。 |
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加えて、コミクスは技術導入だけでなく、現場担当者が使い続けられる運用まで含めて伴走します。生成AIは、試すだけでは定着せず、対象業務の選定、確認フロー、責任範囲の整理が伴わなければ成果が出ません。今回も、実装そのものより前に、どの業務から始めるべきか、どこは人が最終判断を持つべきかを明確にしながら進めています。 |
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■ 導入先企業コメント |
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導入先企業の代表者は、今回の取り組みについて次のように述べています。 |
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「訪問看護の現場では、利用者様へのケアに集中したい一方で、事務作業に多くの時間を取られているのが実情です。生成AIの活用を進める中で、単なる効率化ではなく、現場の動き方そのものを見直せる手応えを感じています。今後は詳細な調査業務や次期電子カルテ開発にもAI活用の範囲を広げていきたいと考えています。」 |
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また、システム担当者からは、AI開発支援ツールを活用した移植作業について、「短期間でも想像以上に高い再現度を得られた」との声が寄せられています。 |
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■ 今後の展望 |
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コミクスは今後、今回の支援を単発施策で終わらせず、次期電子カルテ開発におけるAI活用、介護ソフトや訪問診療関連システムの比較調査、社内問い合わせ対応の高度化へと展開していく方針です。とくに、訪問看護の現場では、記録、連携、請求、教育が分断されやすく、個別最適の積み上げでは改善余地を取り切れません。だからこそ、業務単位ではなく運用全体で再設計することが重要です。 |
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コミクスは、今回のような訪問看護領域での支援知見を基に、医療・介護分野における生成AI活用の実装と定着を支援してまいります。 |
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ーーー株式会社コミクス 会社概要ーーーーーーー |
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本社住所:東京都渋谷区円山町15-4 近藤ビル2階 |
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代表:代表取締役 鈴木章裕 |
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設立:2007年9月 |
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事業内容:生成AI活用生産性向上支援、BtoB事業者向け営業支援、フリーランスプロ人材紹介等 |
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Web:https://www.comix.co.jp/
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【お問い合わせ】 |
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TEL:03-5459-5394 MAIL:n.adachi@comix.co.jp 担当:株式会社コミクス 安達成生 |
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