女性後継者・経営者に特化したファミリービジネス実践講座を5月24日より開講。早稲田大学の専門家2名が講師として参画
「ファミリービジネスや事業承継のイベントや講座に顔を出しても、
 女性は自分を含めて数人。あとはほぼ全員男性。そこで本音を話せる気がしない」
--複数の女性後継者へのヒアリングで、繰り返し聞かれた言葉です。
こうした当事者の声を起点に、女性後継者・経営者のみを対象とした実践講座として本プログラムは設計されました。
 
さらに、親から経営を引き継いだ女性経営者からは別の声も聞こえてきます。
「父がやってきたやり方、業界の慣習、家族からの期待
 --"こうあるべき"を全部引き受けていたら、
 自分が本当にやりたい経営がどこにあるのかわからなくなっていた」
 
(代表取締役社長:小泉領雄南、本社:東京都渋谷区、以下メタメンター)は、こうした声と正面から向き合い、女性後継者・経営者に特化した「ファミリービジネス実践講座」を2026年5月24日(日)より開講します。早稲田大学 国際ファミリービジネス総合研究所 招聘研究員の米田 隆氏、早稲田ビジネススクール講師の大久保 孝俊氏が講師として参画し、全4回・最大12名限定の少人数制で実施します。
■ 女性後継者が直面する「二重の孤独」
ファミリービジネスの後継者・経営者が抱える悩みは、ファミリービジネス研究で知られるスリー・サークルモデル(株主・一族・経営の三領域)が複雑に絡み合う中で生まれます。そこに「女性である」という立場が加わると、一族の中では「いずれ外に出る存在」とみなされやすく、経営の中では重要な意思決定の場に入りにくいという形で、複数の領域において同時に不利が生じやすくなります。複数の女性後継者・経営者へのヒアリングから見えてきたのは、こうした構造の上に重なる二つの孤独でした。
スリー・サークルモデルとその課題
ひとつは「場の孤独」です。ファミリービジネス関連のイベントや勉強会では、参加者の大半が男性であるケースが多く、女性後継者・経営者が本音を話せないまま終わってしまうという声が繰り返し聞かれました。
 
もうひとつは「役割の孤独」です。親・業界・家族から「こうあるべき」という期待を一身に受ける一方で、本当にやりたい経営を言語化する機会も、それを安心して話せる仲間もいないという状況に置かれています。
■ 商工中金 女性経営者ネットワークとの合同交流会
この「二重の孤独」に構造的に向き合うため、本講座では全国に女性経営者ネットワークを持つ株式会社商工組合中央金庫(商工中金)と連携し、7月3日に合同のクローズド交流会を開催します。
普段は出会う機会の少ない、同じ立場の女性経営者・後継者同士が、講座の枠を超えて対話できる場を設けます。学びを一過性のものに留めず、実在する横のネットワークへと接続する、参加者限定の機会です。
■ 典型的な相談事例|「形式上は問題ないが、役割が曖昧」
例えば、ある女性後継者は創業家の3代目として役員に就き、株式構成・親族関係ともに承継上の大きな問題は抱えていません。しかし、重要な意思決定は父と叔父を中心に行われており、自身の関与範囲は曖昧なままとなっています。対立があるわけではないため問題提起もしづらく、「どこから承継を進めるべきか判断できない」という状態が続いている--こうした構造的な悩みを抱える女性後継者の存在が、ヒアリングの中で繰り返し確認されました。
 
当事者の声|準備が整わないまま突然の社長就任
第1回には特別ゲストとして、伸栄商事株式会社・三谷 千里 社長が登壇します。準備が整わないまま突然の社長就任、「父のようにならなくては」というプレッシャー、3人の子育てと経営の両立--そのリアルな経験と、「社員を信じて任せる」ことで道が開けた転換点を語ります。
■ このプログラムが選ばれる3つの理由
【理由1. 学びが経営に直結する設計】
一般的な経営講座やセミナーは講義(インプット)で完結することが多く、得た知識を自社に落とし込めないまま終わるケースが少なくありません。本プログラムは「講義 → 1on1コーチングで言語化 → グループ対話」というサイクルを3回繰り返す構造を採用しました。国際コーチング連盟認定プロコーチ(PCC)との1on1が、「べき」から切り離された自分だけのリーダーシップスタイルを引き出し、学んだことを自社の文脈に落とし込む力へと変えていきます。
【理由2. 本音で語れる安心・安全なコミュニケーションの場】
男性が大多数を占める既存のファミリービジネス関連の場では、女性後継者・経営者が本音を話せずに終わるケースが少なくありません。本プログラムは、参加者全員が女性後継者・経営者であることに加え、最大12名のクローズド環境と安心・安全なコミュニケーションを前提とした設計を採用。毎回の懇親会や2~3名のグループ対話を通じて、孤独になりがちな経営者・後継者が本音で語り合える横のつながりを醸成します。
【理由3. 実績ある専門家が最先端の知見と共に伴走】
ファミリービジネスの課題は、お金・株・ガバナンスといった制度面と、組織づくり・意思決定といった実践面が複雑に絡み合います。本プログラムは、経済産業省ファミリービジネスガバナンス研究会にも参画する米田隆氏が構造・ガバナンス・資産保全戦略を、元3Mジャパン執行役員の大久保孝俊氏が脳科学と経営実践を掛け合わせたリーダーシップ論を講義。制度面と実践面の両面から、AI時代のリーダーに必要なエッセンスを2名の専門家が凝縮してお届けします。
■ 講師・登壇者
ファミリービジネス講師 米田 隆 氏
・早稲田大学 国際ファミリービジネス総合研究所 招聘研究員
・経済産業省 ファミリービジネスガバナンス研究会 理事メンバー
・日本証券アナリスト協会 PB教育委員会 委員長
・グローバル・リンク・アソシエツ 代表取締役
・青山ファミリーオフィスサービス 取締役
<学べること> 
・ファミリービジネスの本質|構造・存続を阻む要因・事業承継の選択肢 
・ガバナンス構築|家族憲章・ファミリー会議の設計 
・資産保全戦略|ファミリーオフィスを活用した一族の資産保全 
・ケーススタディ|大手から中小まで、リアルな事例から学ぶ
特別講義 大久保 孝俊 氏
・早稲田ビジネススクール講師 
・元3Mジャパン 執行役員
・著書:『3Mで学んだニューロマネジメント|イノベーション実践手法』
<学べること> 
・人間の本質|変化を嫌う脳・感情と論理・心理的安全性 
・組織づくり|指示待ちをなくす考え方・環境設計・伝え方 
・思考パターン|メタ認知・判断ミスを防ぐ・意思決定フレームワーク 
コーチ・ファシリテーター 小泉 領雄南
・株式会社メタメンター 代表取締役
・国際コーチング連盟認定プロコーチ(ICF認定PCC)
・経営者コーチ / 事業承継コーチ専門
<役割> 
・全体ファシリテーター
・各講義間の1on1コーチング 
・グループ対話のファシリテーション
■ 開催概要「女性後継者・経営者のためのファミリービジネス実践講座」
▶︎日程(全回参加必須)
 第1回:2026年5月24日(日)13:00~17:00 +懇親会
  1.1on1コーチング+グループ対話(日程は個別調整)
 第2回:2026年6月14日(日)13:00~18:00 +懇親会
  2.1on1コーチング+グループ対話(日程は個別調整)
 特別講義:2026年7月3日(金)13:00~18:00 +商工中金 交流会
 第3回:2026年7月19日(日)13:00~18:00 +懇親会
  3.1on1コーチング+グループ対話(日程は個別調整)
 
▶︎会場
 【第1回】ビジョンセンター東京八重洲
 【第2・3回】都内予定
 【特別講義】東京ミッドタウン八重洲 商工中金
 
 
▶︎定員 
 対面:最大12名(少人数制・審査制)
 
▶︎参加対象
 ・ファミリービジネスの女性後継者・女性経営者
 ・2代目以降で、現在経営の意思決定に関与している方
 ・事業継続・承継を本気で考えているリーダー
 ※事務局との事前面談あり
 
▶︎お申し込み締め切り
 2026年5月20日(水)13:00
▶︎お申し込み・お問い合わせ
 費用や詳細については以下よりお問い合わせください。
お申し込み・お問い合わせ
■ 会社概要
会社名:株式会社メタメンター(MetaMentor, Inc.)
代表者:代表取締役 小泉 領雄南
設立:2022年6月
事業内容:
 経営者・後継者向けコーチング
 コーチ・カウンセラー向けSaaSプラットフォームの開発・提供
HP:https://metamentor.tech/