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失語症と高次脳機能障害の当事者と共に啓発活動を行うNPO法人りじょぶ大阪(大阪府大阪市 代表多田紀子)は、4月25日(土)の「失語症の日」に合わせ、第7回「失語症の日」イベントを全国12都道府県18会場で同時開催します。昨年(2025年・第6回)の17会場を上回る、過去最大規模の開催です。また各家庭からもオンライン参加可能です。 |
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今回のイベントは、失語症の当事者・ご家族・言語聴覚士・医療福祉関係者を対象に、全国同時進行で体験談の共有と交流を行います。各地で当事者や当事者会のメンバーがイベントの運営を主体的に担い、大学・専門学校との連携を通じて、学生と当事者が直接交流できる場も設けられています。当事者自身が社会に向けて声を発する、力強い全国ネットワークが広がっています。 |
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2020年に100名以上の方の賛同を得て、4月25日を失語症の日として記念日認定されました。 |
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■ 失語症の日とは |
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失語症は脳卒中・頭部外傷などの後遺症として発症し、「話す・聞く・読む・書く・計算」に困難をきたす言語障害です。国内患者数は約50万人にのぼりますが、社会的な認知度は依然として低く、「見えない障害」とも呼ばれます。 |
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私たちは、4月25日を「 し(4)・ツー(2)・ご(5)」の語呂合わせから、失語症の日として、当事者自身の声を発信することを中心に、2020年から毎年、啓発活動と交流を行っています。孤立しがちな当事者と家族がつながる場をつくり、社会の認知度を高めることで、失語症のある人が住みやすい社会の実現を目指しています。 |
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▶ 失語症の日についてはこちら:失語症の日
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■ 2026年、第7回記念イベントの注目点 |
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1. 過去最大規模・全国18会場 --サイボウズ株式会社が東京本社会場を無償提供 |
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東京のメイン会場は、サイボウズ株式会社のご協力により、同社東京本社(東京都中央区 東京日本橋タワー27階)を無償にてご提供いただきます。北海道から香川まで全国14地域・4大学及び専門学校が参加する過去最大規模の開催となります。 |
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2. 当事者と学生が出会う場 --各地の当事者会・大学が主体的に運営 |
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各地のイベントは、地域の当事者会が中心となって準備・運営を進めています。また、関西福祉科学大学・滋賀県立大学・高知リハビリテーション専門職大学・大阪医療福祉専門学校など4校が参加し、学生と失語症当事者が直接交流できるプログラムを準備しています。当事者が語り、学生が聴く。その場から生まれる理解の深まりも、このイベントの大きな力です。 |
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2025年 各地会場の様子 |
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3. 全国5名の当事者が語る「一歩踏み出せたきっかけ」 |
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第1部では、全国各地に住む失語症の当事者5名が、自らが「一歩踏み出せたきっかけ」と、同じ障害を抱える仲間へのメッセージを動画で撮影し、全会場でともに視聴します。当事者の等身大の言葉が、参加者の心に届く時間です。 |
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4. 全国の「困りごと」をAIで可視化--行政へ提言 |
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全国18会場のネットワークを活用し、失語症患者が現在直面している課題を全国規模で収集します。収集した声はAI(Google NotebookLM)によって可視化・整理し、後日、具体的な提言として厚生労働省や開催地域の市長・障害福祉課への打診を目指します。 |
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5. フリーアナウンサー・沼尾ひろ子さんによる「おんどくドクドク」 |
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失語症から音読トレーニングによって言語機能の回復を遂げたフリーアナウンサーで音読トレーナーである沼尾ひろ子さんが作詞し、お笑いコンビのテツandトモが歌う楽曲「おんどくドクドク」に合わせて、全国を結んで参加者の皆さんとともに楽しく声を出しながら踊ります。 |
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▶「おんどくドクドク」はこちら:https://youtu.be/CyeDsct7LOw?si=2dsMGT85ukJaKmJd
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▶ 沼尾ひろ子さんについてはこちら:https://noukousoku.org/wp/
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6. 失語症ウィーク:4月20日~24日、5日間のオンラインセミナー
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失語症の日(4月25日)に向けた5日間、専門家を講師に迎えたオンラインセミナーを連日開催します。失語症者・ご家族・支援職それぞれに役立つ内容を幅広くお届けします。なお、4月14日(火)には言語聴覚士向けの先行セミナーとして、中川良尚先生による「失語症の長期回復」も開催しました。 |
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4/20(月) |
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吉開先生「第三者返答って何だろう」--失語症者を迂回するコミュニケーションについて考える |
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4/21(火) |
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弁護士 池田先生「知っておきたい法的支援制度」 |
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4/22(水) |
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松川力也先生「脳卒中当事者の就労について」 |
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4/23(木) |
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大場先生「障害年金について」 |
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4/24(金) |
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多田紀子「失語症のある方のコミュニケーションのコツ Q&Aつき」 |
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▶第三者返答についてはこちら:出版に寄せて
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4月22日は、14歳で脳出血を発症。言語聴覚士で経営者である松川力也先生のオンラインセミナーを開催。 |
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7. クラウドファンディング実施中 |
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本イベントの開催を支援するクラウドファンディングを現在実施しています。失語症の認知向上と当事者ネットワークの拡大を一緒に応援してください。 |
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詳細はこちら:【4/25 全国18会場開催】失語症“3つの誤解”をなくし、当事者の声を社会へ!
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■ 東京会場 プログラム(予定) |
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MC:多田 紀子 / 第2部ジョイントMC:小林 純也 |
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特別ゲスト:沼尾ひろ子 |
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内容 |
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13:30~14:00 |
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挨拶・体験談動画上映(全国5名の失語症当事者によるメッセージ動画・要点書記付) |
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14:10~15:10 |
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各会場交流・提言セッション〔AI / NotebookLM 活用〕 |
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15:10~15:20 |
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「おんどくドクドク」(沼尾ひろ子) |
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15:30~16:00 |
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「音読体操」(沼尾ひろ子)各会場は交流 |
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16:00 |
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閉会 |
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各家庭からオンラインでも参加可能。 |
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■ 失語症を取り巻く社会課題 |
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失語症とは、脳卒中や頭部外傷などにより脳の言語領域が損傷することで起こる後遺症の一つで、聞く・話す・読む・書く・計算が困難となる言語障害です。毎年新規に脳卒中を罹患する患者は約29万人で、そのうち失語症を発症する人は約4.9万人(約17%)。潜在的な失語症者は現在国内で約50万人と推計されていますが、見た目では分かりにくいため「見えない障害」とも言われています。 |
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コミュニケーションに支障をきたすため、復学・復職・就労などの社会参加が難しくなりますが、長期にわたる適切なリハビリテーションによって回復が期待できます。 |
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失語症者のリハビリを担う言語聴覚士は、有資格者4万2千人弱と、同じリハビリ職である理学療法士(21万4千人弱)の1/5以下。さらに多くは病院に勤務し、超高齢社会で激増している嚥下障害者への対応に従事しており、失語症者への継続的支援が圧倒的に不足、本人が希望してリハビリテーションが継続できないという深刻な課題があります。 |
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■ 関係者コメント(五十音順) |
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NPO法人りじょぶ大阪 代表理事 多田 紀子 |
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失語症は、脳の損傷によって言葉のやり取りが難しくなる障害です。しかし認知度が低く、「回復しない」「わかっていない」「もう治っている」といった誤解の中で、多くの当事者が社会参加の壁に直面しています。本イベントでは、当事者の声や経験を通して失語症の理解を広げ、誤解をなくすきっかけにしたいと考えています。 |
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NPO法人失語症協議会理事長 園田尚美 |
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「失語症の日」が記念日として認定されてから、早いもので6年が経ちました。人間にとって、言葉によるコミュニケーションは日常生活そのものです。頭の中にはたくさんの思いや考えがあるのに、言葉として表現できない。失語症の方は、そんなもどかしさの中で生活しています。しかし「失語症の日」ができたことで、全国の仲間がつながり、この障害を社会に伝えていく大きな力が生まれました。 |
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日本高次脳機能障害友の会理事長 片岡保憲 |
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失語症は高次脳機能障害の一つです。言葉の障害にとどまらず、人とのつながりや社会参加にも大きな影響を及ぼします。また、当事者や家族は、社会の理解が十分に得られない中で多くの困難と向き合っています。こうした現状を社会に伝え、理解を広げようとする本イベントの取り組みを、日本高次脳機能障害友の会として心から応援しています。 |
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フリーアナウンサー・音読トレーナー 沼尾ひろ子 |
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41歳で脳梗塞を発症し、失語症となりました。突然、ことばを失ったショックと孤独は今でも忘れません。私が考案した音読体操は、楽しみながら脳をフル稼働させ、言語や認知機能の回復に役立ちます。失語症の日では、参加されるみなさまと一緒に楽しんでいきたいと思います。 |
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■ イベント概要 |
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日時 |
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2026年4月25日(土)13:30~16:00 |
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東京メイン会場 |
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サイボウズ株式会社 東京本社 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階 |
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テーマ |
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「あなたが一歩踏み出せたきっかけ」 |
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主催 |
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NPO法人りじょぶ大阪 |
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特別協賛 |
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ことばの天使株式会社 / ユースタイルラボラトリー株式会社 |
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協賛 |
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株式会社エス・エム・エス / Ghoonuts株式会社 / 言葉をつむぐ会 / ニューロテックメディカル株式会社 |
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後援 |
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厚生労働省 / 公益社団法人日本医師会 / 一般社団法人日本言語聴覚士協会 / 一般社団法人日本脳卒中学会 / 公益社団法人日本脳卒中協会 ほか |
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詳細URL |
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https://rejob-workers.com/aphasiadey |
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■ 全国会場一覧 |
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北海道、宮城、福島、栃木、埼玉、東京、静岡、京都、大阪(和泉・大東・枚方)、滋賀、兵庫、島根、鳥取、高知、香川、関西福祉科学大学、滋賀県立大学、高知リハビリテーション専門職大学、大阪医療福祉専門学校 など全国18会場 |
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■ NPO法人りじょぶ大阪とは |
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失語症や高次脳機能障害など、脳卒中や脳損傷後にコミュニケーションや就労、社会参加に課題を抱える当事者とともに活動するNPO法人です。当事者や家族へのインタビュー調査を通して、生活や就労における困りごとや工夫を収集し、社会に向けた情報発信や啓発活動を行っています。見えにくいコミュニケーション障害の課題を可視化し、当事者の声を社会につなぐことで、誰もが地域で安心して暮らし、働き続けられる社会の実現を目指しています。 |
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名称:NPO法人りじょぶ大阪(代表:多田紀子) |
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住所:〒534-0025 大阪府大阪市都島区片町1-5-13 大手前センチュリービル4階 |
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ホームページ:https://rejob-workers.com/
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