買うのはゴールではなく、自分のスタイルを作り上げるための過程。
一般財団法人日本ファッション協会が運営する「スタイルアリーナ(style-arena.jp)」は、おしゃれなZ世代の購買行動を探るべく、街頭インタビュー調査を実施しました。
買うまでの間に何を考え、どう判断しているのか。
購買の一瞬の裏にある、思いのほか長いプロセスでした。
・最近、InstagramやとPinterestで保存したコーデはありますか?
・どこの媒体で、どんなコーデを保存しましたか?
・そのコーデはそのまま取り入れたいですか?それとも自分なりに変えたいですか?
コーデの情報収集の場として多くの名前が挙がったのは、InstagramとPinterest。
•ビジュアルで検索しながら、頭の中のイメージの解像度を上げる場所•「ストライプシャツ 春コーデ」のようにキーワードを打ち込み、並んだ画像の中から「これ!」と思える画像を探していく
「ストライプシャツ 春コーデ」のようにキーワードを打ち込み、並んだ画像の中から「これ!」と思える画像を探していく
「これが私の探していたものだ」と少しずつ輪郭を持ちはじめます。
「可愛いから」だけでは終わりませんでした。
インタビューを整理すると、「自分軸」「世界観軸」2つの軸が浮かびあがります。
「自分の感性に本当にフィットするか」で判断している点が共通していました。
購入の決断は一瞬。これを実現する、Z世代のイメージ力
今回見えてきた、3つの代表的な購買パターンを紹介します。
黒をベースに、小物や着こなし方で変化をつけるスタイル。
参考にしたコーデも、最初はそのまま試してみて、慣れてきたら自分流に崩していきます。
少しずつ取り入れながら自分のものにしていく。おしゃれなZ世代は、そのプロセス自体を楽しんでいます。
普段から好きなアイテムを買い集め、「これとこれ合いそう」と雰囲気で組んでいくインスピレーション派。
SNSで保存するのも、アイテム単体ではなくその場の空気感ごとです。
ブランドのストーリーが自分の価値観と重なった瞬間に、手が動く。
古着をメインに、その時の気分とシーンで着るものを決める。情報収集も、街中で気になったものをキーワードでそのままSNS検索するなど、リアルとデジタルを自然に行き来します。
飛びついているのではなく、頭の中で「具体的にイメージできている」から、いざという瞬間に迷わず動けます。
即決と慎重は矛盾ではなく、同じ人の中に共存しています。
数多くのプロセスがあることが、今回の調査から見えてきました。
彼女たちが何を保存し、どんなキーワードで検索しているのか。
その先には、まだ見えていない「トレンドの兆し」があるかもしれません。
スタイルアリーナでは、引き続きZ世代の美容・ファッションに関するリアルトレンドを追いかけ、マーケティングや商品開発のヒントとなりうる調査を実施していきます。
今回の「顔の見えるインタビュー調査」をはじめとした、オリジナル調査・共同企画・データ提供などのご相談も承っております。
※本調査を引用いただく際は、出典元が「スタイルアリーナ」であることとリンクを明記いただきますようお願いいたします。
スタイルアリーナ(日本ファッション協会)について
日本ファッション協会は、1990年4月4日、通商産業大臣の設立許可を受け、企業、団体をはじめ各地商工会議所などの幅広い支援のもと、財団法人として発足いたしました。
スタイルアリーナ(style-arena.jp)は、「東京のストリートファッション」をテーマに2002年6月よりスタートしたファッション情報サイトです。日本の躍動的なファッション=生活文化を、アジアをはじめ広く世界に向けて発信していくことを目的とし、一般財団法人日本ファッション協会が企画・運営しています。
名称:一般財団法人 日本ファッション協会
所在地:東京都千代田区神田神保町1-5-1 神保町須賀ビル7階