EC拡大で高まる地域の物流ニーズに対応。創業以来の強みである「工場・倉庫建築」「自社設計施工」により効率的かつ持続可能な物流インフラを構築します
DVC久喜物流センターの完成予想パース(全体)。東西を二つに分割し、2つのトラックブースを配置
1955年創業の八木建設株式会社(本社:埼玉県本庄市、代表取締役社長:八木雅之)は、埼玉県久喜市において「DVC久喜物流センター新築工事」を着工しました。
 
2025 年8 月19 日には、地鎮祭と決起集会を執り行い、加須・久喜両インターから30 分圏内の立地を活かして今後の流通需要に応える計画で、竣工は2026 年9 月を予定しています。(施主:DVC 久喜特定目的会社)
 
背景|小~中規模倉庫が支える地域の物流網
DVC久喜物流センターの完成予想パース(東側部分)
EC 市場の拡大や即配サービスの普及により、都心部の大規模倉庫だけでは対応できない物流ニーズが高まっています。都心に比べ地価の抑えられる埼玉県北部や群馬・栃木南部では、小~中規模の物流倉庫によって効率的な物流網を整備することが求められています。
 
プロジェクトの経緯
地鎮祭の様子(2025年8月19日)
鍬入れをする八木建設・八木社長
当初の設計計画は施主の想定予算との調整が必要でしたが、当社が設計段階から見直すことで面積を維持したまま効率的な構造や工法を採用。協力会社とも連携しながらコストを最適化し、着工に至りました。
 
これまでにも工場や倉庫の建築を多く手がけてきた経験があり、本件でも設計や施工方法の検討に役立てています。
 
▶当社の施工事例(生産物流施設・倉庫):https://www.yagi-con.co.jp/case/?ln=4&ct=70
 
施設概要
DVC久喜物流センターの完成予想パース(西側部分)
名称 DVC 久喜物流センター
所在地 埼玉県久喜市高柳字溜井2927 番地1 他10 筆
敷地面積 5,846.82 平方メートル
建築面積 3,900 平方メートル
延床面積 7,090 平方メートル
構造 倉庫棟/鉄骨造2 階建、事務所棟/木造2 階建
主要用途 賃貸用倉庫
アクセス 東北自動車道/加須インターチェンジ約4.5km、久喜インターチェンジ約7.0km
圏央道/幸手インターチェンジ8.3km、五霞インターチェンジ8.2km
宇都宮線/東武伊勢崎線「栗橋駅」約2.0km
工期 2025 年8 月着工、2026 年9 月竣工予定
 
倉庫は東西に分割し、2 つのトラックバースを各社が専用利用できる計画です。
エレベーターを備え、荷物の搬出入を効率化。さらにトラックバースには庇を設置し、ドライバーが快適に待機できる環境を整えています。
 
▍地鎮祭・決起集会を終えての代表コメント
八木建設株式会社 代表取締役社長 八木雅之
「今回の決起集会は13 年ぶりの開催です。協力会社の皆さまと顔を合わせ、安心して工事を進めてもらいたいと式典実施を決意しました。
工事に携わる人が安全に気持ちよく働ける現場をつくることが地域に誇れる建築物の完成につながります。私たちは引き続き、地域の信頼に応えられる建設会社でありたいと考えています。」
▶note(4代目地場ゼネコン社長)https://note.com/masayuki4891
 
▍今後の展望
創業以来、当社は工場や倉庫の建築に数多く取り組んできました。本プロジェクトを皮切りに群馬・栃木南部まで広がる広域物流エリアの多様な需要に応えていきます。鉄骨・木造と構造を選べる柔軟性や自社設計によるきめ細かな対応力を生かし、お客様ごとに価値ある建築を提案してまいります。
 
さらに、環境負荷を抑えた設計や省エネルギーにも力を注ぎ、持続可能な物流インフラの実現に貢献していきます。
 
 
会社概要
社 名:八木建設株式会社
住 所:埼玉県本庄市中央2-6-20
設 立:1955年3月
代表者:八木雅之(やぎ まさゆき)
事業内容:総合建設業
▶公式サイトURLhttps://www.yagi-con.co.jp
▶X:https://x.com/yagikensetsu
▶Instagram:https://www.instagram.com/yagikensetsu/
▶youtube:https://www.youtube.com/channel/UCyHUAHoZtP_I6OtsvfFcK1Q