宇宙産業に関連した機器類の開発や、データ利活用サービスの開発などが対象

公益財団法人 東京都中小企業振興公社(本社:東京都千代田区、理事長:中西 充)では、今後の市場拡大が見込まれる成長産業である宇宙産業における、都内中小企業・スタートアップ等のビジネスチャンス獲得を後押しするため「航空宇宙産業への参入支援事業 宇宙製品等開発経費助成」を今年度より新設します。申請前エントリーを10月10日(金)17時まで受け付けます。

申請書類提出は9月19日(金)から10月10日(金)17時まで。

【航空宇宙産業への参入支援事業 宇宙製品等開発経費助成とは】

航空宇宙産業は、先端技術の結集であり、その関連技術分野も多岐にわたります。そのため、航空宇宙産業向けの技術開発は、他産業への応用・波及効果が大きいものと考えられます。宇宙産業の市場規模は、2020年の4兆円から大きく成長が見込まれることから、都内中小企業・スタートアップ等のビジネスチャンス獲得を後押しするため、今年度より宇宙製品等開発経費助成を行います。「宇宙産業」をテーマとする製品や技術の開発・改良に係る経費の一部を助成します。

今年度より募集開始する新規助成事業です。「宇宙産業」をテーマとする機器類の開発やデータ利活用サービスの開発などが対象となります。新規開発、改良開発どちらの申請も可能です。

原材料費、委託・外注費、直接人件費、広告費など幅広い経費が助成対象となります。「機器開発助成」を選択された場合、最大1億円の助成限度額で支援します。

● 連携コーディネーターによるハンズオン支援

採択事業者を効果的かつ的確に支援するため、月1回程度、連携コーディネータによるハンズオン支援を実施します。助成事業の進捗状況の確認およびアドバイス、完了検査に向けたフォローを行います。

本助成事業は、宇宙産業に関連した機器類の開発を行う「機器開発助成」と、宇宙産業に関連したデータ利活用サービスの開発を行う「ソリューション開発助成」により構成されています。

※ 制御・管制に係るソフトウェア等、機器類の直接的な性能に関連するシステムの研究開発も含む。

※ 各機器・システムの構成部品や部材等の周辺製品・技術の研究開発も含む。

「人工衛星による通信・観測・測位」等のデータ利活用サービスの開発・改良

原材料・副資材費/機械装置・工具器具費/委託・外注費/専門家指導費/直接人件費/

規格等認証・登録費/産業財産権出願・導入費/展示会等出展費/広告費

本助成事業は「機器開発助成」と「ソリューション開発助成」により構成されており、申請時にどちらか一方を選択いただきます。それぞれの助成内容は以下のとおりです。

詳細につきましては募集要項をご参照ください。

※ 申請書提出は「Jグランツ」を利用した電子申請にてのみ受付します。

※ Jグランツを利用するには「G ビズ ID プライム」アカウントの発行が必要です。国の審査により ID 発行まで時間がかかるため、余裕を持って準備してください。

申請の手順、助成事業の詳細につきましては公社HPをご参照ください。公社HPhttps://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/uchu-josei/index.html※ 申請前エントリー期間は8月4日(月)から10月10日(金)17時までです。

ご不明な点や、ご質問等ございましたら、担当窓口までご連絡をお願いします。(公財)東京都中小企業振興公社 助成課 宇宙助成事務局電話 03-3251-7894