| リユースPCのリングローが“中古”を再定義。リングローの提唱する「1.5次流通」と「信用設計」は、ESG時代の新たな流通モデルに。 |
|
6月5日は「環境の日」──地球環境への配慮と行動を問い直すこの日を起点に、6月は「環境月間」として全国的にさまざまな啓発活動が展開されています。企業においても、サステナビリティに対する姿勢がより一層注目される時期となっています。6月の環境月間を振り返り、弊社としての取り組みを改めて発信します。
リングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇敏之)は、拡大するリユース市場において、環境負荷の軽減(E)はもちろん、社会的信頼性(S)と構造的なガバナンス(G)を伴った「責任ある中古流通」を実現すべく、“1.5次流通”と“信用設計”という新たな流通モデルを提唱します。このモデルは、「中古=自己責任で安く買うもの」という過去のイメージを超え、“整備された信用”によってもう一度“製品”として市場に戻す”という、環境・社会・ガバナンスの三位一体を体現した再流通の仕組みです。 |
||||||||||||
| ■中古でもない、新品でもない──1.5次流通という第三の市場 | ||||||||||||
| 従来の流通構造は、大きく以下の2つに分かれてきました。 | ||||||||||||
|
区分 概要 1次流通 メーカーによる新品製品の販売 2次流通 中古市場・フリマ・個人売買など |
||||||||||||
| これに対してリングローは、「再整備」「再設計」「独自保証」を通じて、もう一度“製品”として世に出す市場 =「1.5次流通」を定義します。 | ||||||||||||
| ■信用を再設計する──1.5次流通における「信用設計」の重要性 | ||||||||||||
| “1.5次流通”とは、単に中古品を流すのではなく、信用を再設計し、製品として再構築することを前提とした新しいマーケットモデルです。 | ||||||||||||
|
リングローが展開する「R∞PC(アールピーシー)」では次の設計思想を体現しています: |
||||||||||||
|
・再整備の透明化 :部品交換・内部清掃・全台動作確認 ・正規ライセンスの再導入:Windows/Officeの正規ソフト搭載 ・無期限保証 :ユーザー過失も含む完全保証(落下・水濡れ等も対応) |
||||||||||||
| これらはすべて、「誰が整備し、誰が保証するか」という製品としての信用構造を明示する“信用設計”に基づいています。 | ||||||||||||
|
||||||||||||
| *リングローの自社工場での整備の様子 | ||||||||||||
| ■市場のヒエラルキーを再定義する | ||||||||||||
|
中古市場と一口に言っても、そこには整備・保証・制度といった“信用の設計”有無によるヒエラルキー(階層構造)が存在しています。 新品(1次流通)から、中古・CtoC(2次流通)までの間には、「品質と信用の再設計」を通じてもう一度“製品”として市場に送り出す領域──すなわち「1.5次流通」が成り立つ余地があります。 この中間市場は、単なるコスト優先の中古取引とは異なり、“安心して長く使える”という選択肢をユーザーに提供する再設計型リユースの新たな価値を担います。 |
||||||||||||
| リングローでは、以下のような市場構造をもとに、1.5次流通の意義と役割を定義しています。 | ||||||||||||
|
||||||||||||
| ■「安いから中古」ではなく、「選ぶ理由がある1.5次流通」へ | ||||||||||||
|
サステナブルな社会の実現には、信頼ある再流通の存在が欠かせません。 リングローは、「再製品化」と「信用設計」を通じて、新たな選択肢としての“1.5次流通”を推進してまいります。 「古いから不安」ではなく、「整備されたからこそ、選ばれる」そんな新たなリユースのスタンダードを、私たちはつくります。 |
||||||||||||
| ■ESGの3要素と「1.5次流通」の連動性 | ||||||||||||
|
||||||||||||
| ■再生品で、消費にも「責任」と「選択肢」を | ||||||||||||
|
リングローが提案する「1.5次流通」は、新品(1次流通)と、中古・CtoC(2次流通)の中間に位置する、“再整備+再保証”による信頼性を備えた第三の市場です。 これは単なるコスト削減の選択肢ではなく、サステナビリティと信用設計を両立させた、次世代の流通インフラとしての可能性を持っています。 |
||||||||||||
| ■「環境への配慮」だけでなく、「人と社会への配慮」も | ||||||||||||
|
企業のESG評価が企業価値を左右する今、リユースのあり方そのものにも社会的責任が問われる時代です。 リングローは、1.5次流通を通じて、環境への配慮(E)、社会的信頼の構築(S)、そして整備・保証体制の透明性(G)を実現し、ESG経営の実践を支える企業として、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。 |
||||||||||||
|
||||||||||||