| パーソナライズDMアプローチのDX化の実現を目指す |
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| 株式会社インフォボックス(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:平沼海統)が提供する営業データプラットフォーム「infobox」は、ラクスル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 グループCEO:永見 世央)と共同でPoCを実施します。今回のPoCでは、インフォボックスの営業データベースとラクスルの印刷技術・発送オペレーションを組み合わせ、パーソナライズDM・レターアプローチのDX化に取り組みます。 | |||
| ■取り組みの背景 | |||
| 近年、BtoB市場においてダイレクトメール(DM)を活用したレター施策が広がりを見せています。一方で、レター施策は差別化が難しく、単に送付先を増やすだけでは成果を創出できないという課題も顕在化しています。 | |||
| レター施策の精度を高め、成果を最大化するには、以下の課題解決が必要です。 | |||
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1. 適切なターゲティングと効率的なリスト作成 ターゲット企業の選定やキーパーソンの特定には一定の工数がかかります。 |
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2. 顧客に合わせたコンテンツ作成 顧客ごとの効果測定が困難であるため、継続的なコンテンツ改善のサイクルを構築しづらい状況にあります。 |
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3. 送付タイミングの最適化 Web施策では一般的となっている行動データに基づくオートメーションが、レター施策では導入されておらず、アプローチのタイミング最適化が進んでいません。 |
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4. 各プロセスの分断 リスト作成、送付、検証といったプロセスが分断されていることが多く、顧客の興味・関心の変化に応じた柔軟かつスピーディな施策展開が困難です。 |
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| ■取り組みの概要 | |||
| レター施策における、リスト作成から送付までを一気通貫で対応 | |||
| インフォボックスの持つインテントデータや人物データを活用したターゲット選定とリスト作成に関するノウハウと、ラクスルのクリエイティブ制作・印刷・郵送オペレーション技術を組み合わせ、施策全体をシームレスに対応します。 | |||
| 送付先における読み取りデータの取得と活用による、施策の精度向上 | |||
| ラクスルのパーソナライズDMサービスでは、誰が、いつ、どのDMを読み取ったかを個別に把握可能です。このデータとinfobox上のデータを掛け合わせ、効果検証と最適化を進めます。 | |||
| 動的データを起点とした自動お手紙送付オプション機能の開発 | |||
| インフォボックス上で検知できるインテントデータの変化や人事異動情報をフックに、適切なタイミングで自動的にレターを送付できるオプション機能の開発に取り組みます。 | |||
| ■代表メッセージ | |||
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株式会社インフォボックス 代表取締役CEO 平沼 海統 |
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| 今回のPOCは、単に郵送DMの自動化を目的としたものではありません。 | |||
| ただ闇雲に自動化し、大量に送付できる仕組みを作るだけでは、一斉メルマガやSNS経由の一斉DMのように、顧客にとって最良の体験にはなり得ないと考えているからです。 | |||
| 私たちは『誰に、どんなタイミングで、どんな内容を届けるべきか』をデータに基づいて精緻に設計し、一通一通が顧客に寄り添う体験となることを目指しています。 | |||
| infoboxの持つ企業・人物データと、ラクスル様の持つオペレーション力を掛け合わせ、レター施策における新たなスタンダードを共につくっていきます。 | |||
| ラクスル株式会社 | |||
| 執行役員ラクスル事業本部 Marketing & Business Supply統括部 | |||
| 統括部長 木下 治紀 | |||
| 今回、株式会社インフォボックスとのPOCを通じて、当社が展開するパーソナライズDMサービスの可能性をさらに広げる取り組みを開始できたことを大変嬉しく思います。 | |||
| BtoB領域において、ダイレクトメールはデジタル施策とは異なる接点価値を持ち、近年改めて注目が高まっています。一方で、従来のレター施策には「送るだけでは成果が出づらい」「タイミングや内容の最適化が難しい」といった課題も存在します。 | |||
| 本取り組みでは、インフォボックス様が持つ高精度なインテントデータやキーパーソン情報と、当社の印刷・発送インフラやパーソナライズ技術を掛け合わせることで、レター施策の新たなDXモデルを構築してまいります。 | |||
| 特に、閲覧ログなどの動的データを起点とした自動レター送付の実現や、効果検証の高度化によって、レター施策がもたらすビジネス成果を定量的に把握・改善できる世界を目指しています。 | |||
| 今後もパートナー企業の皆さまと共に、紙×データの価値を最大限に引き出すソリューションの開発・提供を進めてまいります。 | |||
| ■株式会社インフォボックスについて | |||
| インフォボックスは2018年7月に創業し、2024年2月より、市場リサーチ・企業リスト作成・決裁者アプローチを一気通貫で実現する営業データプラットフォーム「infobox」の提供を開始しました。さらに、2025年1月にはX&KSKをリード投資家として19億円のシリーズA資金調達を実施し、累計調達額は2025年8月時点で28億円に達しています。 | |||
| ■会社概要 | |||
| 会社名 株式会社インフォボックス | |||
| 代表者 代表取締役CEO 平沼海統 | |||
| 創業日 2018年7月13日 | |||
| 資本金 19億1,393万6,420円 (資本準備金含む) | |||
| 所在地 東京都千代田区内神田1-9-12 NTビル1F | |||
| 事業内容 infoboxの開発・運営・販売 | |||
| URL https://info-box.jp/ | |||
| ■ラクスル株式会社について | |||
| 当社は、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」を目指し、事業運営をしています。 | |||
| 従来の「モノ」を中心とした事業領域にとどまらず、企業経営における「ヒト・モノ・カネ」すべての管理領域でのサービス提供を通じて、日本企業の約99.7%を占める中小企業の包括的な経営課題解決を実現してまいります。 | |||
| 名称:ラクスル株式会社 | |||
| 所在地:東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー 19階 | |||
| 代表取締役社長 グループCEO:永見 世央 | |||
| 設立年月日:2009年9月1日 | |||
| コーポレートサイト:https://corp.raksul.com/ | |||
| 運営サービス一覧:https://corp.raksul.com/services/ | |||
| お問合せ:https://corp.raksul.com/contact/ | |||