~犬の殺処分ゼロと災害医療支援強化を目指し、企業版ふるさと納税で「ピースワンコ・ジャパン」と「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」を支援~
自治体と企業のマッチング、企業からの寄附手続きにおける支援までワンストップで支援する企業版ふるさと納税支援事業及び関連事業等を行う株式会社ジチタイリンク(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:松本銀士朗、以下「ジチタイリンク」)は、広島県神石高原町と企業版ふるさと納税に関する業務委託契約を締結し、神石高原町が運営する事業への寄附募集を開始いたしました。 2025年8月28日(木)より、寄附募集事業の中でも注目プロジェクトである神石高原町が支援法人として認定する特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(本社:広島県神石郡、代表理事:大西健丞、以下、「ピースウィンズ・ジャパン」)が運営する、日本の犬の「殺処分ゼロ」を目指す「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトおよび「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」への災害支援プロジェクトへの寄附募集を開始いたしましたので、お知らせいたします。なお、広島県神石高原町が現在寄附募集を行っているその他の事業につきましても、2025年9月以降、ジチタイリンクにて順次募集を開始する予定です。 
 
■背景・目的
 
ジチタイリンクは、2025年7月1日付で、株式会社ジチタイアド(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:時津孝康)が運営する企業版ふるさと納税支援事業を簡易新設分割により承継し、株式会社ホープ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長兼CEO:時津孝康)の子会社として誕生いたしました。
 
ジチタイリンクでは、本承継により企業版ふるさと納税支援事業(以下「本事業」)を引継ぎ、企業向けに企業版ふるさと納税制度(以下「本制度」)の周知と業務委託を受けた自治体への本制度の活用に関する案内を行っております。本事業は2021年9月より開始しており、以降本事業にて業務委託を受けた自治体数は、2025年6月末現在で452自治体、寄附総額は約17.9億円と業界トップクラスの契約実績を有しております。また、累計1,500社以上の企業が本事業を通じて企業版ふるさと納税を活用しています。
 
広島県神石高原町は、「神石高原町デジタル田園都市構想総合戦略」に位置づけられた事業に対して、企業版ふるさと納税を積極的に活用しており、これまで自治体独自で寄附の受け入れを行っておりました。
 
この度、広島県神石高原町における企業版ふるさと納税のさらなる活用促進のため、ジチタイリンクと広島県神石高原町は、企業版ふるさと納税に関する業務委託契約を締結し、神石高原町が運営する事業の寄附募集を開始いたしました。また、神石高原町が支援法人として認定するピースウィンズ・ジャパンが運営する下記事業について寄附を募集する運びとなりました。また、広島県神石高原町が現在寄附募集を行っているその他の事業につきましては、2025年9月以降、ジチタイリンクにて順次募集を開始いたします。本取り組みにより、福祉・災害・地域再生などの社会課題の解決に向けた活動を支援してまいります。
 
今後もジチタイリンクは、企業版ふるさと納税への寄附の円滑化と制度活用の促進を通じて、全国の自治体が抱える課題解決と持続的な発展を支援してまいります。また、企業や自治体への制度案内と活用支援を強化することで、企業版ふるさと納税の一層の活用を促し、自治体の安定的な財源確保を図ってまいります。
 
<寄附募集事業> 
・子育てしやすいまちづくり事業 
・地域産業の振興によるまちづくり事業 
・移住・定住促進によるまちづくり事業 
・安心して暮らせる持続可能なまちづくり事業 
※下記の注目プロジェクトを除き2025年9月以降ジチタイリンクにて募集開始
 
<注目プロジェクト>
1.「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクト
■概要
日本では今なお、年間2,000頭以上の犬が殺処分されています。ピースワンコ・ジャパンは、こうした殺処分の危機にある犬を全国の動物愛護センターや保健所から保護し、医療ケアや社会化トレーニングを経て新しい家族との縁を結ぶ活動を行っています。広島県では、3,379日間(2025年6月末時点)にわたり犬の殺処分ゼロを継続しており、全国での殺処分ゼロの実現を目指しています。
 
 目的:犬の保護・譲渡活動を通じて「殺処分ゼロ」を全国に広げる 
 寄附目標金額:1億円 
 募集期間:2025年8月28日~2026年1月末日 
 寄附使用用途:保護犬の医療費、食費、譲渡活動の基盤の整備などに活用 
 本プロジェクトの詳細:https://zaigenkakuho.com/kigyou_furusato/municipality/6518/
 
2.「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」への災害支援プロジェクト
 
■概要 
日本は大規模災害の発生リスクが高く、被災地では道路寸断などにより支援が届かず孤立す る人が多く発生することが想定されます。「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」は、医師や看護 師が乗り込む災害医療支援船「Power of Change(PoC)」とヘリコプターを活用し、洋上か らの医療提供や物資輸送を行う民間の災害支援チームです。能登半島地震では発災22時間後 には現地入りし、捜索・救助や医療支援、物資輸送を実施。陸・海・空の三次元による支援 体制で、「一秒でも早く、一人でも多く」を合言葉に、全国で発生する災害に備えています。
 
 目的:「一秒でも早く、一人でも多く」を合言葉に、災害発生直後の捜索・救助や医療支援、       物資提供、避難所運営など、幅広く災害現場のニーズに沿った支援を行う 
 寄附目標金額:2億円 
 募集期間:2025年8月28日~2026年1月末日 
 寄附使用用途:災害医療支援船「Power of Change(PoC)」やヘリコプターなどの運用・維持、
  支援物資輸送費、医療支援活動の体制整備などに活用 
 本プロジェクトの詳細:https://zaigenkakuho.com/kigyou_furusato/municipality/6529/
 
■「企業版ふるさと納税」について
 以下の図のとおり、2023年度は寄附件数、寄附金額ともに過去最高の14,022件、469億99百万円となっており、本制度の活用は年々増加しております。企業版ふるさと納税の制度の詳細については、本事業のホームページをご参照ください(https://zaigenkakuho.com/kigyou_furusato/)。
 
 
<ご参考> 
・神石高原町デジタル田園都市構想総合戦略 
    https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/plan/a(510).pdf
 
・特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンについて 
代表者:代表理事 大西健丞 
所在地:広島県神石郡神石高原町近田1161-2 2F 
団体概要:国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた命を支援する日本発祥の国際NGOです。大西健丞により1996年に設立され、これまで世界各地で活動してきました。また、災害支援事業や地域活性化、犬の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動など社会課題解決のソーシャルプラットフォームとして活動を続けています。
  
・株式会社ジチタイリンクについて 
代表者:代表取締役社長 松本銀士朗 
所在地:福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F 
資本金:1,000万円(2025年7月1日時点) 
親会社:株式会社ホープ(東証グロース・福証Q-Board上場:6195) 
事業内容:自治体と企業のマッチング、企業からの寄附手続きにおける支援までワンストップで支援する企業版ふるさと納税支援事業及び関連事業等
 
■株式会社ホープについて(https://www.zaigenkakuho.com/ 
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 時津孝康 
所在地:福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F 
資本金:1,181万円(2025年3月31日時点) 
事業内容:自治体に特化したサービスを展開(広告事業、ジチタイワークス事業、企業版ふるさと納税支援事業、空き家対策関連事業、他)