「すでに活用」は16%に留まり、高い関心と実行の間に大きなギャップ。運送会社とのデータ連携が、サプライチェーン全体の最適化に不可欠。
物流DXプラットフォーム『LIFTI』を運営する株式会社Univearth(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:谷口 臨太朗)は、荷主企業の物流業務従事者を対象に、「車両運行データの活用に関する意識調査」を実施しました。本調査は、デジタコやGPSから得られるリアルな輸送データを、荷主が輸送効率改善や環境負荷低減に活用することへの関心度を明らかにすることを目的としています。
調査の結果、荷主企業の75.5%が車両運行データの活用に「関心がある」と回答。輸送プロセスそのものの改善に荷主が主体的に関与したいという高い意欲が示された一方で、具体的な活用方法が分からず、取り組みに至っていない企業も多数存在することが明らかになりました。
 
※本記事を引用する場合には、出典の明記をお願いいたします。
URL:https://www.lifti.jp/news/20250827
出典:【荷主企業の物流実態調査】輸送効率改善の鍵「車両運行データ」、荷主の75.5%が活用に関心。一方、3割は「具体的な活用法が不明」で足踏み。
荷主企業の物流実態調査レポート2025
調査サマリー
車両運行データの活用について、荷主の 75.5% が関心あり(「すでに活用」16.0%、「非常に関心」30.0%、「関心あり」29.5%)と回答。
「非常に関心があり、積極的に活用したい」と強い意欲を持つ層が 30.0%いる一方で、「関心はあるが、具体的な活用方法やメリットが不明確」と回答した層も29.5% にのぼり、意欲とノウハウのギャップが浮き彫りになった。
「すでに活用している」企業は 16.0% に留まり、サプライチェーン全体でのデータ連携・活用はまだ黎明期にあることがうかがえる。
調査概要
調査主体: 株式会社Univerth
調査期間: 2025年7月1日~7月20日
調査方法: インターネット調査
調査対象: 荷主企業の物流業務従事者
有効回答数: 200
調査結果詳細
車両運行データを、荷主として輸送効率改善や環境負荷低減のために活用することに関心がありますか?(n=200、単一回答)
総括・考察
今回の調査結果は、荷主企業がもはや「荷物を預けて終わり」ではなく、輸送のプロセスそのものに関与し、効率化やCO2排出量削減に貢献したいという、当事者意識の高まりを明確に示しています。75.5%という高い関心度は、その何よりの証左です。
 
しかし、その高い意欲とは裏腹に、3割近くの企業が「どう活用すれば良いか分からない」と感じている点は、深刻な課題です。荷主と運送事業者の間には情報の壁が存在し、運送事業者側が保有する貴重な運行データが、サプライチェーン全体の最適化のために共有・活用されていないのが現状です。
 
この壁を乗り越え、荷主と運送事業者がデータを共有し、一体となって課題解決に取り組むためには、両者をつなぐ共通のプラットフォームが不可欠です。当社が運営する『LIFTI』は、物流業務の効率化を支援するDXプラットフォームです。
 
■お問い合わせ
資料に関するご質問やLIFTIに関する詳細は、以下よりお問い合わせください。
・株式会社Univearth
・電話番号:06-7712-2708
・メールアドレス:mkt@univearth.co.jp
■株式会社Univearthについて
株式会社Univearthは、物流業務の効率化と透明化を実現するためのDXプラットフォーム『LIFTI』を運営しています。
公式HPはこちら:https://www.univearth.co.jp/
 
 
■LIFTI carriers(運送会社向け)
運送会社の業務効率化を支援するプロダクトで、以下の機能を提供しています。
・受発注の効率化により、電話やFAX業務を大幅削減
・協力会社の輸送状況をリアルタイムで確認
・受領書をデジタルで自動生成・共有
・配車割り当てを直感的に操作可能にし、業務負担を軽減
・サービスの詳細はこちら: https://www.lifti.jp/carriers
 
 
■LIFTI partners(荷主向け)
荷主企業向けに設計されたプロダクトで、物流業務全体の透明化と効率化をサポートします。
・基幹システムと連携し、転記作業なしで配送依頼を可能に
・運送会社の配車状況を確認し、物流の透明性を確保
・請求書の一元管理で照合作業を効率化
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/partners
 
 
■LIFTI line(荷主向け)
荷主企業向けに設計された実運送サービスで、以下の機能を提供しています。
・実運送×システムの一体型で「ワンクリック車両手配」
・コスト削減と効率アップを両立する物流運用
・受領書・請求書も自動生成&Web上で一元管理
・配送状況の可視化とリスク管理で「責任所在」を明確化
・情報漏洩などのセキュリティ対策に対応
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/line
 
 
■運送会社パートナー募集
「LIFTI line」の全国展開に向けて、運送会社とのパートナーシップを積極的に構築していきます。
・募集ページはこちら:https://www.lifti.jp/line/contact-for-logistics
 
 
■会社情報
会社名:株式会社Univearth
代表者:谷口 臨太朗
資本金:2億1,900万円(資本準備金を含む)
設立:2019年2月15日
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田二丁目4番13号
事業内容:物流DXプラットフォーム『LIFTI』の開発