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急激に変化するビジネス環境のなか、持続的な成長を実現する手法として「デザイン経営」への期待が高まっています。しかし、中小企業が自力でデザイン経営を理解し実践することは容易ではなく、そこには共に歩み、導いていく伴走型の支援が求められています。 |
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大阪デザインセンターでは、企業支援のスキルとデザインマインドを兼ね備え、中堅・中小企業のデザイン経営を共に推進する、日本で初めての「デザイン経営パートナー」認定講座をスタートさせました。11月30日からはいよいよ第2期を開始いたします。 |
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また、9月9日および9月25日には受講を検討されている方への無料ガイダンス(オンライン)も開催いたします。 |
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https://www.osakadc.jp/seminar-event/22789/
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初年度は年間40名の支援者を育成し、ODCの支援案件として年間10社の支援実績が生まれることを目指します。また今後は、大阪だけでなく首都圏や他地域でも実施していきます。大阪デザインセンターの支援事業の拡大に加え、「デザイン経営パートナー」の認定を受けた支援者による中小企業支援により、地域中小企業の活性化に貢献してまいります。 |
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https://www.osakadc.jp/lp/dm-partner/
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第1期座学の様子 |
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1.背景 |
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激変する環境において、企業経営は従来のやり方では現状維持も困難であり、自社の現状を把握して適切な対策を打つ力が必要です。中小企業・小規模事業者が課題を乗り越え、成長・持続的発展を遂げるためには経営者の「経営力」が非常に重要です。経営力をあげるためには、これまでと違った考え方に基づいた経営のアプローチが必要です。その一つが「デザイン経営」であると考えられます。 |
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「デザイン経営」は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すこと(『デザイン経営宣言』 経済産業省・特許庁 2017)とされています。以来、デザイン経営の考え方は企業や地域に徐々に広まってきていますが、中小企業がデザイン経営を自ら取り入れ、自走するのは至難の業であるため、デザイン経営を伴走支援することが求められています。 |
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2.デザイン経営パートナーが求められる理由 |
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現在、行政等がデザイン経営の支援を行ってはいるものの、デザイン経営の実践を支援する人材が十分にいるとは言えないのが現状です。そこで、一般財団法人大阪デザインセンター(以下、「大阪デザインセンター」という)では、わが国で初めてデザイン経営を支援する専門家として「デザイン経営パートナー」の認定講座を開催することとしました。 |
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3.「デザイン経営パートナー」とは |
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デザイナーならではの発想力と経営コンサルティングの専門性を融合し、協働して中小企業が抱える真の経営課題を見つけ出し、その解決まで共に歩んでいく、企業にとって心強い伴走支援者です。大阪デザインセンターの認定講座を修了することで確かなスキルを習得し、デザイン経営支援のプロフェッショナルを目指します。 |
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大阪デザインセンターは、デザイン経営パートナーが中小企業の経営課題に取り組んでいける「伴走型プラットフォーム」を構築し、実践的な支援体制を整えています。 |
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<参考> |
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現在、りそな総合研究所の経営専門家チームと、大阪デザインセンターのデザイン経営のプロフェッショナルが伴走支援し、課題の本質を見極め、解決策を一緒に考える「REENAL×ODC」プロジェクトを動かしています。このプロジェクトの支援案件においてもデザイン経営パートナーに活躍していただくこととしています。 |
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4.「デザイン経営パートナー」になるメリット |
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・ 大阪デザインセンターが行う企業支援のパートナーとして活躍することができます。 |
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・ デザイン経営支援に関する専門知識やスキルを明確に証明でき、他との差別化を可能にします。 |
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・ デザイン経営に関する最新のトレンドや成功事例など、貴重な情報や知見を得ることができます。 |
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・ 実践知を高めるため、コミュニティ活動への参加やアフターフォローを受けることができます。 |
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5.一般財団法人大阪デザインセンターとは |
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大阪デザインセンターは1960年に設立された日本最初の公設のデザインセンターです。時代の変化と共に、デザインの対象が、体験やビジネスモデルにまで広がってきました。当センターに寄せられる相談も、デザインマッチングから、ブランディングや経営相談へと変化してきているのが現状です。大阪デザインセンターでは伴走型支援の一つとして、会員デザイナーなどの専門家とともにデザイン経営の支援に取り組んでいます。 |
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6.デザイン経営パートナー認定講座について(パンフレット参照) |
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大阪デザインセンターでは、下記の研究会で2024年8月~2025年4月にわたり議論を重ね、デザイン経営パートナーに必要なマインドやスキル、それを養成するカリキュラムを検討してきました。その間2025年1月~3月にパイロットプログラムを開催した結果を踏まえ、一流の講師陣による本格的なデザイン経営パートナー認定講座第1期の座学(2025年6月29日から8月23日)を中小企業診断士、広義のデザイナー、企業内プデューサー等19名が受講しました。現在、修了に向けた最後のフィールドワークに取り組んでいます。 |
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第2期は、基本的には第1期と同じ内容ですが、第1期の受講生の反応を踏まえ、ブラッシュアップしてまいります。 |
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<講座概要(第2期)> |
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開催期間:2025年11月30日(日)~2026年1月31日(土) |
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※フィールドワークは別途調整 |
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講座回数:全38コマ |
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実施場所:大阪デザインセンター(リアル開催) |
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大阪市中央区船場中央1-3-2-101 船場センタービル2号館1階 |
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受講費用:495,000円(税込) |
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※早期(9月30日まで)申込は10%割引!!!
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<無料ガイダンス(オンライン)> |
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デザイン経営パートナー認定講座について、ミニ講義・終了後の活用法、受講体験談をお話します。 |
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9月9日(火)19:00-20:00 |
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9月25日(木)19:00-20:00 |
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講座の構成(第2期) |
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一流の講師陣 |
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7.後援 |
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経済産業省/内閣府知的財産戦略推進事務局/ |
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独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿本部/一般財団法人知的財産研究教育財団 |
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<参考> |
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※デザイン経営アドバイザー(仮称)養成のあり方に関する研究会委員(五十音順 敬称略) |
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【委 員】 |
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奥田武夫 一般財団法人日本知財学会 経営デザイン分科会 幹事 |
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小野郁磨 近畿経済産業局 地域経済部 知的財産室長 |
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加藤貴彦 内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐 |
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菊地拓哉 特許庁 デザイン経営PT 中小企業支援チーム長 |
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五島宏明 ヒロパートナーズオフィス代表 |
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近藤泰祐 一般財団法人知的財産研究教育財団 事業部長 |
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一般財団法人日本知財学会 経営デザイン分科会 代表幹事 |
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澤田哲也 ミテモ株式会社 代表取締役 |
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菅万希子 関西医療大学 教授 |
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土生哲也 株式会社IPディレクション代表 |
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干潟康夫 TAC株式会社 取締役 教育第三事業部長 |
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八田明洋 近畿経済産業局 産業部 中小企業課長(当時) |
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藤本篤史 中小企業庁 経営支援部 経営支援課 課長補佐 |
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藤原 明 りそな総合研究所株式会社 リーナルビジネス部長 |
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皆川芳隆 独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿本部 人材支援部長 |
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兼 中小企業大学校関西校 校長 |
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村田智明 株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役 |
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湯浅保有美 トリニティ株式会社 代表取締役社長 |
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【顧 問】 |
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住田孝之 住友商事常務執行役員・WICIジャパン常務理事 |
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