人事図書館にて、人事のプロの共通点を学ぶ講座を開催。8時間にわたる濃密な学びで、参加者の「やるべきこと」が明確に。
株式会社Trustyyle(本社:東京都中央区・代表取締役:吉田洋介)は、「人事図書館」にて、「【フォローアップセッション付き】1日で事業を推進する人事のプロの共通点を学ぶ基礎講座(ハイブリッド開催)」を開催しました。本講座では、事業を推進する人事のプロたちが実践している「知る」「仕事の進め方」「課題解決」という3つのテーマについて解説し、盛況のうちに終了しました。本記事では、イベント当日の様子や成果についてご報告します。
開催背景と目的
未来の人事を育むコミュニティの新たな一歩を
人事の仕事は、単なる管理業務や調整役にとどまらず、事業や経営に深く貢献する戦略的な役割へと変化しています。しかし、「このままでいいのか不安がある」「忙しいのに手応えを感じづらい」といった悩みを抱える人事担当者は少なくありません。
人事に関わる全ての人が集い、学び合うコミュニティ「人事図書館」では、こうした課題意識に応えるべく、事業を推進する人事のプロたちが実践している共通の思考法や行動を体系的に学ぶ講座を企画しました。
 
本講座は、実践的な知恵とノウハウを吸収することで、参加者一人ひとりが実務に活かし事業へ貢献できる人事へと成長するための土台を築くことを目的としています。
イベント概要
イベント名 【フォローアップセッション付き】
1日で事業を推進する人事のプロの共通点を学ぶ基礎講座
開催日時 2025年8月2日(土)10:00~18:00
開催場所 人事図書館(WACROSS NINGYOCHO 6F)およびオンラインでのハイブリッド開催
テーマ・内容 「知る」: 事業、組織、個人、歴史を深く理解する方法
「仕事の進め方」: 事業推進と直結する6つのステップ
「人事の課題解決」: 真正面から課題を捉え、解決に導く思考法
当日のプログラムと様子
本講座は、「知る」「仕事の進め方」「人事の課題解決」という3つのパートで構成された8時間の濃密なプログラムです。豊富な実例を交えながら、事業を動かすために人事が持つべき視点と具体的な行動について語りました。参加者は、メモを取りながら真剣な表情で耳を傾けていました。
特に「知る」パートでは、事業理解を深めるための「3C分析」や、経営者の思考プロセスに焦点を当てた解説が行われ、「経営者がいつも何を考えているの?」といった参加者の素朴な疑問が解消されました。また、実践的なワークも随所に盛り込まれ、参加者同士で活発に意見交換が行われました。対面とオンラインのハイブリッド開催で実施しましたが、参加者同士の交流は活発で、熱気が伝わってくるような雰囲気でした。
講座の最後には、参加者からの質問が相次ぎ、一つ一つを丁寧に回答。単なる知識のインプットに留まらず、自身の仕事にどう活かしていくかを深く考える、学びと気づきに満ちた一日となりました。
本講座は、9月6日にはフォローアップセッションも予定されており、参加者が講座で得た学びを現場で実践し、さらに深めるための機会の提供が予定されています。
ファシリテーター
人事図書館 館長 吉田洋介
立命館大学院政策科学研究科卒。卒業後、2007年リクルートマネジメントソリューションズに入社。海外事業立上、九州支社長、スクール事業責任者などを歴任。2021年3月株式会社Trustyyleを設立し、人事不在の企業を中心に組織作りの支援を行う。ベンチャー企業CHRO、上海の人材開発企業の総経理も兼任。複数社の人事顧問も行っている。170名の有志と共にクラウドファンディングで472名から支援を受け2024年4月人事図書館を設立。これまで500社以上、スタートアップから大手企業まで幅広く、採用、人材育成、組織開発、人事制度策定などを経験。坪谷氏と共に運営している壺中人事塾では毎年30-40名ずつの参加者と共に人事の学びの場を磨き続けている。
参加者の反響
参加者アンケートでは、多くの参加者から「人事になったときに知りたかった」「人事として何を知るべきなのか明確になった」との声が寄せられました。
【参加者の声(一部抜粋)】
人事のプロとして『知る』ことの重要性をとても感じました。合意を細かくとっていくこと、『しつこく』やりきること、変えられないものは変えない意思を持つことが特に学びになりました。
なりゆきで人事になった感があり、あるべき姿があいまいだったのですが、やるべきこと、どうやればいいのかがクリアになったと思います。他の参加者とのワークで、アウトプットする場があったのも理解を深める上で良かったです。
日々作業に追われて、体系的に教わる機会もなく何を学べばよいのかわからず、現状のままでよいのかもやもやしていましたが、何をするべきかを知ることでそのもやもやがなくなったような気がしています。
人事として何を知るべきか、どう知るべきなのかを教えてもらったところ。自分が人事時代にミスっていたポイントがピンポイントで見つかって衝撃でした。
主な成果と今後の展望
今回の講座を通じて、参加者は人事としての役割を再定義し、事業への貢献意欲を新たにしました。人事図書館は、今後もこのような実践的な学びの場を継続的に提供し、参加者が人事のプロとしてキャリアを築くための支援を強化してまいります。
人事図書館とは
2024年4月1日に東京人形町にオープンした、人事関連職が集まるコワーキング×コミュニティ。2500冊以上の人事に関する書籍と700名以上の会員を有しており「仲間と学びで、未来を拓く」をタグラインに運営しています。
所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-12-7 WACROSS NINGYOCHO 6F
設立: 2024年4月1日
公式ホームページ: https://hr-library.jp/
公式X: https://x.com/hr_library0401/
公式LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/hr-library/