国産ジビエで特別な食体験!全国各地のジビエを提供する飲食店や事業者を紹介

株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎 以下、ぐるなび)は、2025年11月1日(土)より開始する「全国ジビエフェア」の参加店の募集を、2025年8月25日(月)より開始します。本フェアは、ぐるなびが5年連続で事業実施主体となる、農林水産省「令和7年度ジビエフェア開催事業」の一環で、飲食店や小売店等での国産の野生鳥獣肉(以下、ジビエ)の利用拡大を促進し、消費者にジビエの魅力を伝え、ジビエをもっと知って・食べてもらうことを目的とした取り組みです。

野生鳥獣による令和5年度の農作物被害額は164億円(※1)となっており、背景として野生鳥獣の生息分布域の拡大や、農山漁村における過疎化、高齢化の進展による耕作放棄地の増加などの影響が挙げられます。こうした野生鳥獣による農作物被害は農林漁業者の経営意欲を低下させ、耕作放棄地の増加などの問題をもたらし、さらなる被害を招く悪循環を生じさせると考えられます。

一方、令和5年度のジビエ利用量(自家消費を除く)は2,609t(※2)と前年度に比べ約30%増加しました。特に、食肉として販売された数量は1,731t(※2)に達し、大きく伸長しています。しかしながら、令和11年度におけるジビエ等の利用目標量である約4,000トンに到達するためには、さらなるジビエ利用拡大に向けた需要の開拓や創出が必要です。

(※2)農林水産省 野生鳥獣資源利用実態調査(令和5年度)

そこで、本年も「全国ジビエフェア」を通じて、継続的に外食・小売等によるジビエの提供を活性化させること、消費者におけるジビエの喫食・購入機会を創出してまいります。また、ジビエを取り扱う飲食店の増加を目的とした、サンプル提供や購入先となる処理施設の情報などを積極的に紹介して、ジビエ利用量拡大につなげてまいります。

又はフェア開催期間中に新たに取り扱うこと。

-「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」等を遵守すること。

-食肉処理業の営業許可を取得した施設で解体された肉を仕入れること。

-肉の中心部まで十分に加熱調理(75℃、1分又はこれと同等以上)すること。

-「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」を遵守すること(ペットフード)。

-ペットフード安全法及び医薬品医療機器等法を遵守していること(ペットフード)

-ご参加(ジビエ提供)の時期や期間は問いません (不定期でも可)。

-加工品(ソーセージや缶詰等)や、 ソースやスープにジビエを使用したメニュー等でも参加可能です。

-宿泊プラン内(宿泊者限定)の提供メニューでも参加可能です。

-皮革製品以外でも、シカの角やイノシシの牙等を活用した商品でも参加可能です。

・URL:https://entry.gibier-fair.jp/seminar/(全国ジビエフェア公式サイト内で視聴可能)

さらに、公式サイトでは低需要部位の調理方法など、飲食店に役立つジビエに関する情報が動画で紹介されています。

■メニュー試作用ジビエサンプルの無料提供

※サンプルは転売や販売メニューへの利用はできません。

※サンプルは数に限りがございます。なくなり次第終了となります。

※詳細については、公式サイトをご確認ください。https://entry.gibier-fair.jp

「ジビエに興味はあるが、クセが強そう」「何から試せばいいかわからない」。そんなジビエ初心者が抱える心理的なハードルに着目し、公式サイトに「ジビエ相性診断」を新設。簡単な質問に答えるだけで、最適なジビエを提案します。ジビエに興味はあるが、一歩を踏み出すことができなかった方の背中を押します。

ライフスタイルの多様化に合わせて、利用シーン別にジビエを見つけられる特集ページを追加します。具体的なニーズに沿ったジビエを探しやすくなります。

「ジビエはディナー」という固定概念を覆し、ランチタイムに気軽に楽しめるジビエメニューを提供する店舗を特集。

カウンター席がある、一人前のポーションで提供しているなど、おひとり様でも気兼ねなくジビエを楽しめる店舗を特集。

キャンプやBBQといったアウトドアシーンで楽しめるジビエの加工品(ソーセージ、ハム等)や、精肉、関連グッズを扱う店舗を特集。